はじめに
このたび、非常に地味ながらサイト・リニューアルをしました。何が変わったのかというと、ほぼ見た目以外の部分です。なので地味ではありますが、何が変わったのか、そんなことを書いてみたいと思います。
なお、移行作業中は基本的にメンテナンス表示に切り替えていましたが、ごく短いタイミングでエラー表示がなされているところに遭遇された方も一人二人ほどいらっしゃるかと思います。お見苦しい表示をお見せしていまい申し訳ありませんでした。
このたび、非常に地味ながらサイト・リニューアルをしました。何が変わったのかというと、ほぼ見た目以外の部分です。なので地味ではありますが、何が変わったのか、そんなことを書いてみたいと思います。
なお、移行作業中は基本的にメンテナンス表示に切り替えていましたが、ごく短いタイミングでエラー表示がなされているところに遭遇された方も一人二人ほどいらっしゃるかと思います。お見苦しい表示をお見せしていまい申し訳ありませんでした。
速報ということで短い更新です。
本日2016年10月11日に開催された「インテル(R) ソフトウェア・カンファレンス 2016 東京 Day 1」における「トラック B: Internet of Things」の「B-1:新時代を開く IoT デバイス、インテル® Joule™ の概要」において、「インテル株式会社 ニュー・テクノロジー・グループ プロダクト・マーケティング・マネージャー 三津江 敏之」氏より、日本国内での「Intel® Joule™ 570x Developer Kit」の発売が今週中あるいは来週中になるとの発言がありました。
先日書いた“インテル Galileo 開発ボードでWi-Fi/BTを適法に使用する方法の実践”でUSB 2.0接続の無線LANアダプターをインテル Galileo 開発ボードでの使用方法を説明し、その後この方法には懸念があることを“インテル Galileo 開発ボードでWi-Fi/BTを適法に使用する方法の懸念”で書きました。
このRalink Technology(現・MediaTek)製のチップを搭載したUSB 2.0接続の無線LANアダプターである株式会社バッファローのWLI-UC-GNM(4981254668078
)ですが、これがLinux Kernel 3.8.7採用の環境でどのように動作するのかを追加で調査してみました。
今回はそのことについて書いてみたいと思います。
UbuntuおよびDebian Linuxをインテル Galileo 開発ボードで動かすということが比較的早期から行われており、“「インテル Galileo 開発ボード」関連の日本語ページのリンク集”からも1件リンクしています。このころからlibpthread
のコードでアプリケーションがクラッシュしてしまうことがよく知られていました。
このメモで紹介している方法は、日本国の電波法に抵触する可能性があることがわかりました。詳しくは“Ralinkチップ搭載無線LANアダプターはLinuxで使用すべきでない”を参照ください。
以前に“インテル Galileo 開発ボードでWi-Fi/BTを適法に使用する方法の考察”というメモにおいて、インテル Galileo 開発ボードにおいて、適法にWi-FiおよびBluetoothを使用する方法を検討しました。そのまとめの最後に、
(ドライバーを別途導入するなども考慮するとして)あるいは汎用のUSB接続で使える一般製品を検討するというのも手なのかもしれません。
と書いた部分を実践してみよう、というのが今回のメモの趣旨です。
Intel Quark BSPをインテル Galileo 開発ボードで使用する方法について説明します。必要に応じて、私の日本語意訳である“Intel Quark SoC X1000 BSP Rel 1.0.0 ビルド&ソフトウェア ユーザーガイド”への関連個所へリンクをしていますので、併せてそちらも参照してください。
この“Intel Quark SoC X1000 BSP Rel 1.0.0 ビルド&ソフトウェア ユーザーガイド”はIntel Quark SoC X1000シリーズを搭載したボード向けに汎用的にかつ網羅的に記述されており、単純に「インテル Galileo 開発ボード向けにビルドしたい」という場合には少々わかりづらくなっている面があります。
そこで、まずは簡単に「インテル Galileo 開発ボード用にビルドを行って動作させてみる」ことに特化した手順を解説することにより、“Intel Quark SoC X1000 BSP Rel 1.0.0 ビルド&ソフトウェア ユーザーガイド”を読む手引きになればと思います。
今回は予定を変更して「Intel Galileo Development Board」上で動作するLinuxから、Intel Quark SoC X1000やIntel Galileo Development Boardがどのように見えているのか、各種ログを紹介したいと思います。当初は“「Intel Galileo Development Board」を起動して動作確認”で一緒に載せようと思っていたのですが、サイズが大きくなってしまったので別の記事にすることにしたものです。
前回の“「Intel Galileo Development Board」を起動して動作確認”で基本的なテストを終えた「Intel Galileo Development Board」を使用して、プログラミング言語の入門で多くのケースで演習として行う「Hello World」を表示するサンプルと同様に、マイクロ・コンピューター・ボードを使用する場合には必ずといっていいほど行う「発光ダイオード(LED)の発光制御(通称Lチカ)」を行ってみます。
前回の“「Intel Galileo Development Board」を使用する準備”に続いて、今回は作成したシリアル変換ケーブルとバッテリー・ユニットを装着してIntel Galileo Development Boardを起動して動作確認をしてみます。