PHP」タグアーカイブ

CentOS 8環境をMIRACLE LINUX 8環境に移行してみた

はじめに

先日のメモ「またまた地味なサイト・リニューアル」では、CentOS 8からUbuntu Linux 22.04 LTSへ移行したという事柄について説明をしました。今回は、その際に検討して選択しなかった、CentOS 8からCentOS 8互換の他のディストリビューションへの移行を実験的にしてみたということについて書いてみたいと思います。

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またまた地味なサイト・リニューアル

はじめに

2020年4月29日に

このたび、非常に地味ながらサイト・リニューアルをしました。

という書き出しで、「地味なサイト・リニューアル」というメモを書きました。この中ではCentOS 7からCentOS 8への変更と、HTTPSやHTTP/2の導入などを行ったことを書いています。

本日(2023年1月7日)またサイト・リニューアルをしました。今回は見た目は何も変わらないので前回以上に地味なリニューアルをしたということで、このタイトルと書き出しで、そのことについて書いてみようと思います。前述のように、今回は前回よりも地味で、見た目の変更点は全くありません。

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地味なサイト・リニューアル

はじめに

このたび、非常に地味ながらサイト・リニューアルをしました。何が変わったのかというと、ほぼ見た目以外の部分です。なので地味ではありますが、何が変わったのか、そんなことを書いてみたいと思います。

なお、移行作業中は基本的にメンテナンス表示に切り替えていましたが、ごく短いタイミングでエラー表示がなされているところに遭遇された方も一人二人ほどいらっしゃるかと思います。お見苦しい表示をお見せしていまい申し訳ありませんでした。

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Fatal errorになる/ならない、PHP4とPHP5で違うこと

はじめに

いまさらですが、PHP4の環境に残されているシステムをPHP5へ移す作業を黙々としています。約10年くらい前のシステムなので、まぁ、なんというか、それだけいろいろな書かれ方をしているのです。そんな中で、PHP4でもPHP5でも「Fatal error」になりそうだけれど、そうでもない独特の解釈され方について、自分で「面白いなー」と思った点について書いてみたいと思います。

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PHP本家サイトにマルウェアが仕掛けられていた問題について

具体的な状況はよくわからないのですが、「Webブラウザが「PHP.net」へのアクセスを遮断、マルウェア配布の疑いITmedia エンタープライズ」という鈴木聖子さんによる記事によれば、PHPの総本山であるphp.netサイトにマルウェア(不正ソフトウェア)が仕掛けられた可能性があるとの指摘がでているとのことです。

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PHP 5.5シリーズのリリース

さっくり理解するPHP 5.5の言語仕様と「いい感じ」の使い方@IT

小山 哲志さんによるPHP 5.5の新機能レポート記事です。

「PHP 5.5.0」が、2013年6月20日に公開されました。2012年3月1日に公開された「PHP 5.4.0」から数えて1年3カ月ぶりのメジャーバージョンアップになります。

今度のリリースは比較的早かったなぁ、という印象を持っています。実際に使い始めるのはしばらく後になりそう※1ですが、順当な進化を続けているようです。この記事によると、今回のバージョンアップでは以下の機能が追加されたそうです。

  • Zend由来のオペコードキャッシュが標準に
  • 反復処理を簡単に書けるジェネレータ
  • 例外処理でついにfinallyが利用可能に
  • パスワード専用のハッシュ関数を用意

個人的にはオペコードキャッシュとfinallyがうれしいです。前者は速度アップ、後者は例外処理の記述性向上ですね。私はJava言語に親しんでいる関係で、C++やPHPでコードを書きながら標準だとfinallyがないよ、悲しいよ、と思っていることがあります。それが、PHPでならとりあえず解消されるということでうれしいです。

プラットフォームとしてPHP 5.5が標準になるのを今から楽しみに待ちたいと思います。


  • 実行環境として一般化しないと、なかなか実際のアプリケーションに新機能を使いにくいです。