Java」カテゴリーアーカイブ

Javaに関するカテゴリーです。

CentOS 8環境をMIRACLE LINUX 8環境に移行してみた

はじめに

先日のメモ「またまた地味なサイト・リニューアル」では、CentOS 8からUbuntu Linux 22.04 LTSへ移行したという事柄について説明をしました。今回は、その際に検討して選択しなかった、CentOS 8からCentOS 8互換の他のディストリビューションへの移行を実験的にしてみたということについて書いてみたいと思います。

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またまた地味なサイト・リニューアル

はじめに

2020年4月29日に

このたび、非常に地味ながらサイト・リニューアルをしました。

という書き出しで、「地味なサイト・リニューアル」というメモを書きました。この中ではCentOS 7からCentOS 8への変更と、HTTPSやHTTP/2の導入などを行ったことを書いています。

本日(2023年1月7日)またサイト・リニューアルをしました。今回は見た目は何も変わらないので前回以上に地味なリニューアルをしたということで、このタイトルと書き出しで、そのことについて書いてみようと思います。前述のように、今回は前回よりも地味で、見た目の変更点は全くありません。

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地味なサイト・リニューアル

はじめに

このたび、非常に地味ながらサイト・リニューアルをしました。何が変わったのかというと、ほぼ見た目以外の部分です。なので地味ではありますが、何が変わったのか、そんなことを書いてみたいと思います。

なお、移行作業中は基本的にメンテナンス表示に切り替えていましたが、ごく短いタイミングでエラー表示がなされているところに遭遇された方も一人二人ほどいらっしゃるかと思います。お見苦しい表示をお見せしていまい申し訳ありませんでした。

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Java MEのAMSとははたして…??

以前「MIDP の AMS」というメモにおいて、MIDP(JSR 118: Mobile Information Device Profile 2.0)における「AMS」は「Application Management Software」が正しいのであって「Application Management System」ではないという説明と、後者による誤解/誤記が広まりつつある現状という、2つの指摘をしました。

そして、現在プレビュー中のJSR 361: Java™ ME Embedded Profile(MEEP 8)においても、AMSはApplication Management Softwareという記述になっています。

にもかかわらず、OracleによるJava ME Embedded 3.4のAMS実装を説明するページのタイトルが「Oracle® Java ME Embedded Application Management System API Guide Release 3.4」なんてことになってしまっているのです…(AMSの説明文も同じく)。

これに気付いた時には本当にがっくりと脱力しました。本家Oracleが間違ってしまうなんて悲しいです。規格にある略語なのですから、正しく使ってほしいです。本家本元から誤解の種をまかないでほしいです… 😥

関連記事

Internet of Thingsに向けたJava MEの現状と未来

はじめに

昨日掲載した「Internet of Things(IoT)市場を攻略しようとするARMの構想について思うこと」の続きです。

Internet of Things(IoT)に力を入れているのはARMとIntelだけではありません。その上で動作するソフトウェアのベンダーも力を入れています。ここではOracleがどのようなJavaを投入してIoTデバイスへの採用を狙っているのかを、IoTデバイスに搭載されるJava MEの現在と将来から見てみたいと思います。

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OracleがJava MEをJava SE化する計画を説明

日本オラクルが9月にサンフランシスコで行われた「JavaOne San Francisco 2013」の内容を国内向けに説明したという記事が出ていました:

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Apache Struts 2の更新版リリース

Apache Struts 2の脆弱性に対応するためのマイナー更新版がリリースされたとの記事を紹介します:

鈴木 聖子さんによるこの記事によれば、脆弱性の原因になってしまいやすいDMI(Dynamic Method Invocation)をデフォルトで無効にする仕様変更を含む、セキュリティ対応リリースとのことです。

デフォルト設定ではDMIが無効になる仕様変更を伴うため、デフォルト設定のまま適用が可能かどうかアプリケーションごとに判断する必要があります。記事にもありますが、DMIに依存しないようなアプリケーションのリファクタリングを検討した方がよさそうです(DMIはStruts 3で廃止予定だそうです)。

なお、

Struts 2のActionマッピング機能に関連して、特定の状況下でセキュリティ制限をかわされる恐れのある脆弱性も修正された。

という修正を含むため、DMIを有効にせざるを得ない場合でも、本リリースの適用をすべきでしょう。