Facebookでお知らせ頂いた「Intel Discontinues Joule, Galileo, And Edison Product Lines | Hackaday」という記事によると、Intel CorporationはIntel Galileo、EdisonおよびJouleの製品ラインを収束させると発表したそうです。
「Internet of Things」カテゴリーアーカイブ
【速報】日本におけるIntel® Joule™ 570x Developer Kitの販売開始は今週から来週にかけて
速報ということで短い更新です。
本日2016年10月11日に開催された「インテル(R) ソフトウェア・カンファレンス 2016 東京 Day 1」における「トラック B: Internet of Things」の「B-1:新時代を開く IoT デバイス、インテル® Joule™ の概要」において、「インテル株式会社 ニュー・テクノロジー・グループ プロダクト・マーケティング・マネージャー 三津江 敏之」氏より、日本国内での「Intel® Joule™ 570x Developer Kit」の発売が今週中あるいは来週中になるとの発言がありました。
Intel GalileoシリーズにおけるWindowsのサポートが今月末終了
PCWorldの記事(英語)が、「Support for Microsoft’s Windows 10 edition for IOT on Galileo’s board will end on Nov. 30(さかきけい意訳:GalileoボードのためのMicrosoft Windows 10のIoT版のサポートは11月30日に終わる)」と伝えています。
Intel Quark microcontroller D1000/D2000/SE SoCの仕様概要
はじめに
Intel Corporationが2015年11月2日付け(アメリカ、カリフォルニア州サンタクララ:現地時間)で「New Intel IoT Platform Makes More ‘Things’ Smart and Connected」というニュース・リリースを掲載しました。
このメモでは、このリリースの中で触れられている「Intel® Quark™ microcontroller D1000」「Intel® Quark™ microcontroller D2000 for IoT solutions」および「Intel® Quark™ SE microcontroller」の仕様について概要をまとめてみたいと思います。
Intel Quark Microcontroller D1000について
はじめに
2015年4月、Intel Corporationの発行する一部の文書で初めてその存在が明らかになった「Intel Quark Microcontroller D1000(コードネーム「Silver Butte」)」という製品があります。この名称からわかるように、Internet of Things(IoT)に向けたIntel Quark系の一種です。
8月に入ってからは製品に関するデータ・シートやユーザー・ガイドなどのドキュメントが公開され始め、その内容が明らかになってきてはいるのですが、なぜかあまり注目されていないようで、日本語で紹介するページも少ないようです(2015年10月25日17時半現在、Googleでの検索では1ページも引っかかりません)。
今回のメモは、このIntel Quark Microcontroller D1000に関して書いてみたいと思います。
IntelがIntel Curie搭載のArduino 101(Genuino101)を発表
ローマ時間の2015年10月16日、Arduino LLCがMaker Faire Romeにて「Arduino 101」を発表したのにタイミングを合わせる形で、Intel Corporationがエントリー・レベルのMakerと教育分野に最適であるとするArudino 101の情報を掲載しました。
このArduino 101はアメリカにおいての名称で、その他の国においてはGenuino 101という名称となります。これはArduinoの名称、端的にいえば商標登録の問題で現在もめている最中であることに配慮したものと思われます。この問題については「Arduinoの内部分裂について – スイッチサイエンス マガジン」に記載があります(読んでいただければわかるのですが、部外者がどっちがどっちと判断するのは困難ですので、このメモではこのArduino 101が公式だとかどうとかいう表現は念のため避けておきたいと思います)。
本メモでは、2つある名称のうちArduino 101を使用します。適宜必要に応じて読み替えていただければと思います。
Intel Curie ModuleのSoCはIntel社外で製造されると考える理由
はじめに
いまさら説明する必要もないかと思いますが、Intel Corporationは世界最大の半導体メーカーです。そのIntelが発表した「Intel Curie Module」に搭載されるSoC「Intel Quark SE SoC」は、Intel自身が製造するのではないか、そんな風に漠然と考えられていることが多いのではないかと思います。しかし、私はいろいろな状況から、Intel Quark SE SoCはIntelではなく、Intel社外、それもTSMCが製造を担うのではないかと考えています。
今回はそんなことについて書いてみたいと思います。
「Intel Edison Kit for Arduino Hardware Guide」を日本語で読んでみる
はじめに
Intel Corporationが送り出したIntel Edison Compute Moduleと同時にリリースされた専用ボードのひとつにArduino互換の「Intel Edison Board for Arduino」があります。Arduino向けの資産を受け継ぐことができる設計であり、多くのユーザーがいるのではないかと思います。
「Intel Edison Breakout Board Hardware Guide」を日本語で読んでみる
はじめに
Intel Corporationが送り出したIntel Edison Compute Moduleと同時にリリースされた専用ボードのひとつに「Intel Edison Breakout Board」があります。これは同時にリリースされたArduino互換の「Intel Edison Board for Arduino」に対して、Intel Edisonネイティブの1.8 V信号レベルや各種信号をそのまま使用することを前提とした抽象度が低く、やや扱いの難度が高い代わりに、より細かい制御が可能で小さなボードに仕上がっています。このボードを使用するために必須のドキュメントが「Intel® Edison Breakout Board Hardware Guide / 331190-006」です。
このドキュメントにはIntel Edison Breakout Boardを扱うために必要な情報がいろいろと含まれているのですが、現時点では英語版しか存在していません。そこで、今回は私の視点、私の理解で読んだ内容を元に日本語で書き起こした同ドキュメントを「Intel® Edison Breakout Board / ハードウェア・ガイド」として公開してみることにします。
「Intel Edison Compute Module Hardware Guide」を日本語で読んでみる
はじめに
Intel Corporationが送り出したIntel Edison Compute Moduleは、非常にコンパクトで各種用途に比較的簡単に応用できることから、多くの活用例が発表されています。このIntel Edison Compute Moduleを使用するために必須のドキュメントが「Intel® Edison Compute Module Hardware Guide / 331189-004」です。
このドキュメントはかなり詳細な内容が含まれてはいるのですが、現時点では英語版しか存在していません。そこで、今回は私の視点、私の理解で読んだ内容を元に日本語で書き起こした同ドキュメントを「Intel® Edison Compute Module / ハードウェア・ガイド」として公開してみることにします。