先日「Adobeがサイバー攻撃を受けて290万件のユーザー情報などを漏えい」で書いたように、私はAdobe IDを持っており、このアカウントの情報が漏えいしたかどうかについて知りたいと思っていました。そこで、前述の記事を書いた時点ではAdobeから登録メールアドレスへメールが届いていなかったことや、私個人としては影響度合いが比較的少ないと思われることもあり、積極的にパスワードを変更することなくしばらく待って、Adobeからメールが来るかどうかを確認してみることにしました。
Web連載漫画「バイナリ畑でつかまえて」#7
山田胡瓜さんの連載まんが『「バイナリ畑でつかまえて」第7話:コノ、オオゾラニ – ITmedia PC USER』が掲載されました。
ぉぅ。こう持ってきますか…。
毎回期待を裏切らない、心に響く話です。
じんわりときました。
タイトルが…ですね。本当に。よい未来が来るといいですね。
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“Unreal mode”と呼ばれているx86の状態について
Intel 80386以降において、リアルモードでありながらセグメントリミットを0ffffh
以上(通常は0ffffffffh
)に設定して、上位メモリを自由にアクセスすることを「Unreal mode」と呼称することがあるようです(実はこのような名前がついていることを最近まで私は知りませんでした)。これを「裏ワザ」扱いしているページもあるのですが、これは普通にマニュアルに書いてある動作なのです。
“Lakemont Core”が見つかりにくかった理由
私が「Intel® Quark SoC X1000 Core Developer’s Manual October 2013」で「Lakemont Core」の記述を発見した際に、該当の「Figure 49. Virtual 8086 Environment Interrupt and Call Handling」が画像だから置き換えられずに残ったのでは、というようなことを「Intel Quark Core自体の仕様(コードネームはLakemont Core?)」で書いたのですが、見直してみたところ、実際にはそんなことはなく普通にPDFとして構成されている図でした。ではなぜ該当するPDF自体をAdobe Readerなどで開いて「Lakemont Core」を検索すると該当箇所がヒットしないのでしょうか?※1
実はこの部分、通常のUnicodeの範囲※2ではなく「(PDF)Supplementary Private Use Area-B – Unicode Consortium」の範囲のUnicode※3で記載されているからです。このため検索に引っかからなかったようです。これは、該当部分を作った人が意図的にリークを狙ったのか、作業上の理由でそうなっているのかは不明ですが、結果としてコードネームから実製品名への置き換えや、その後のチェックでなかなか気づきにくいことになっており、見過ごされることとなったようです。
ちなみに、昨日まではGoogle検索でも該当するPDFは引っかかっていませんでしたが、今朝のくらいから(?)引っかかるようになったようです。
- 私は検索してヒットしなかったので該当部分は画像なんだろうと勝手に思い込んでしまっていました。
- 通常のUnicode表現→「Lakemont Core」
- 該当PDFのUnicode表現→「※PHPまたはWordPressが対応していないために貼り付けられませんでした※」
U+10002F U+100044 U+10004E U+100048 U+100050 U+100052 U+100051 U+100057 U+100003 U+100026 U+100052 U+100055 U+100048
AMD Radeonで一部DVIポート⇒HDMIコネクタ変換で音声データを含めない話
AMD RadeonグラフィックスカードをCatalystドライバーと組み合わせて使用している場合に、DVIポートをHDMI機器へ接続するためのアダプターを付けていると、音声データが出力されないケースがあるという記事「AMD Intentionally Crippled Their HDMI Adapters – Phoronix」が出ていたので紹介します。
このサイトの日付がGoogle検索でおかしい件が修正された?模様
以前「Googleの検索エンジンに認識されている日付がおかしい」という記事で、このページがGoogleの検索結果に表示されるときにおかしなことになっていることを書いたのですが、最近修正していただけたようです。
実は、昨日書いた「すごくどうでもいい無駄知識(Google検索編) 」でも、自分のところの日付がいきなり「3日前」にならなくなっていることを確認できていました。今日も試しに昨日追加した分を表示させてみると、「3日前」にならずにGooglebotが記事を見つけた時間からの相対時間になっていることが確認できました。いきなり3日前になるよりはずっとこっちの方が自然でいいですね。
どうやら、ここに書いたことを確認いただけた?ようで、それに伴って修正をしていただけたようです。
ありがとうございました~!
EE TimesのIntel Quark SoC X1000の認識に対する疑問
「「Quark」の成功を狙うIntel、頼みの綱はArduino? – EE Times Japan」というRick Merrittさんの記事(日本語訳・青山麻由子さん)において、以下の記載に目が留まりました:
Intelは、Quarkを搭載するArduino互換の開発ボード「Galileo」を発表した際、Quarkの情報をわずかだけ提供している。Galileoに搭載されているQuark「Quark X1000」は、32ビットPentium互換のチップで、1コア1スレッド。動作周波数は最大400MHzである。設計はアイルランドで行われたという。
現在でも、このチップの完全なデータシートは非公開となっている。ただし、少なくともGalileoに関する詳細なFAQは公表されている。
ソフトウェアに組み込まれる不思議な数字たち
コンピューター用のソフトウェアは人間が作ります。なので、いろいろと遊びの入り込む余地があります。その中で、「特定の何か」に振るID番号などは、よく意図を持って「(人間にとって)意味のある値」が振られることがあります。実際のところ、コンピューターにとってはそれが識別できればどんな数字でもいいので、これは完全に人間の都合で設定されます。
スマートフォンとフィーチャーフォンのバランス
「国内スマホ契約が5000万件突破、今年度の出荷数は前年度並み – ケータイ Watch」という関口 聖さんの記事によると、スマートフォンのシェアが躍進中で、契約ベースで5000万件を突破したそうです(MM総研の調査による)。この記事から少し引用します:
2013年9月末時点で、携帯電話全体の契約数は1億1877万件。そのうちスマートフォンは5015万件で、初めて5000万件を突破した。一方、フィーチャーフォンは6862万件となる。全体のうち42.2%(2013年3月末より4.9ポイント増)がスマートフォンという形となっている。
このままのペースで行くとすると、あと1年ほどで50%を超えそうな勢いです。
「NVIDIA GRID vGPU」対応のCitrix仮想デスクトップ製品のプレビュー開始
最近では情報セキュリティ的な観点やクラウド的な運用の観点から、仮想デスクトップの導入が進んでいます。この中で、現時点ではなかなか仮想デスクトップ化が難しいのが3Dを含む必要がある用途です。この分野ではNVIDIAがかなり熱心に取り組みを行っており、ハードウェアが今春整い、ソフトウェアの整備を進めているという報道が以前ありました: