ラリーさんとラリーさん

Oracleのラリー、Googleのラリーを“口撃”──エリソン氏、Androidめぐり「Googleの行為は邪悪」ITmedia ニュース

ロイターからの翻訳記事です。

個人的にはエリソンさんの言い分にも理はあると思います。かつて、JavaについてSun Microsystems(現Oracleに吸収合併)とMicrosoftの間で争われたことの一部がOracleとGoogleの間で再現されているように見えます。Microsoft不利の情勢下で最終的には和解をし、MicrosoftはJavaから手を引いて.NETを生み出しました。

しかし、Googleとの間では今のところGoogleが優勢なのですよね…。個人的にはGoogleがやっていることは、結果的にJavaを分割しようとしたMicrosoftの取り組みとあまり変わらないことをしているように思います。※1

「Appleには優秀な人材が大勢いる。だがスティーブ(ジョブズ氏)の代わりになる人物などいない」

確かにそうですね。スティーブ・ジョブズさんがいたころの体制から、スティーブ・ジョブズさんがいない体制へ切り替える必要があります。今のところ、それが進んでいるのか、またうまくいっているのかは、私にはわかりません。逆に言うと、それほどダメな印象もないんじゃないかと思いますが…。


  • このあたりの見解は、JavaがJava言語とJava仮想マシンなどをセットにしたプラットフォームとみるか、Java言語という開発言語の1種として見るかによって評価が変わるのかもしれません。私は前者の見方をしています。

Radeon HD 6970Mの欠陥

アップル、iMac27インチモデルのRadeon HD 6970Mに欠陥 – 無料で交換対応マイナビニュース

AppleがiMacの故障時の無料交換を行うという記事です。

27インチiMacのクアッドコアIntel Core i5(3.1GHz)モデルおよびIntel Core i7(3.4GHz)モデルにおいて、搭載グラフィックスのAMD Radeon HD 6970Mの一部に欠陥があることを明らかにし、無料交換に応じると発表した。

グラフィックチップ関連での故障時の無料交換は時々発生しますね。今回はAMD Radeonが原因とのことですが、以前はNVIDIA GeForceが原因で故障時の無料交換をしていたことがあります。

急激な温度変化が起こる部品だけにいろいろと難しい問題があるのでしょう。

Intelが予定していたIA-32の独自64ビット拡張の仕様を推測する

2015年9月14日追記

思考実験的に書いてみた本コラムですが、2年たった現在では異なる考えを持っている箇所があります。修正を施そうかとも思ったのですが、あちこち修正するよりも当時のコラムは当時のままにしておき、そのことを文頭に表明しておく方がより良いのではないかと思えたので、本追記を加えました。

ご参照いただく際には上記のことを念頭においていただければと思います。

はじめに

Intelが初代8086を生み出してから、今日(こんにち)のIntel Core iシリーズ(Haswell)にも続く64ビット拡張までを順番に見てみたいと思います。その際に、64ビット拡張としてAMDが採った手法と、それまでのIntelが行ってきた拡張手法を比較し、Intelが最終製品に反映させなかったIA-32の独自64ビット拡張であるYamhill Technologyの姿について考察してみたいと思います(後述しますが、最終的にIntelはAMDの設計と互換性の高いClackamas Technologyを採用したため、Yamhill Technologyは市場に出ることなく終わりました)。

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Windows 8.1での3Dプリンターのサポートについて

Microsoft、Windows 8.1における3Dプリンターのサポート状況を解説マイナビニュース

阿久津 良和さんによる解説記事です。

8月22日(現地時間)、Microsoftは自社公式ブログの一つ「Extreme Windows Blog」の記事で、Windows 8.1における3Dプリンターのサポート状況を解説した。

Windows 8.1が標準で3Dプリンターをサポートするのですが、その仕様がどうなっているのかを解説している記事は珍しく、初めてこの件を取り上げている日本語記事を見つけました。

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ブラック企業の分類

ブラック企業問題の本質ITmediaエンタープライズ

松岡 功さんによる記事からです。

NPO法人POSSEによると、ブラック企業の典型例としては、長時間労働や過剰なノルマで社員を徹底的に働かせる「使い捨て型」、社員を大量に採用し必要な人材だけを残して辞めさせる「選別型」、セクハラやパワハラを放置している「無秩序型」の3つがあるという。

1年後に半分くらいの人しか残らず、あとは入れ替わってしまう会社を見たことがあります。

ただ、気になるのは、この問題への注目度が高まるにつれて、一部のマスコミやネット上での論調が「バッシング」に終始しているようにも見受けられることだ。この問題を解消するためにこれから求められるのは「対策」であり、そのための建設的な議論だろう。

現場で起こっていることへの対策と、その現場が発生しないようにする対策の二正面作戦が必要だというのはその通りだと思います。しかし、まるで注目を浴びないよりは、浴びる環境であった方が抑止力が働くような気もします。

Web連載漫画「バイナリ畑でつかまえて」

「バイナリ畑でつかまえて」第4話:みんなのレシピITmedia PC USER

山田 胡瓜さんによる連載漫画の第4回です。すごくいい感じの雰囲気が毎回出ていて、好きな漫画の一つになっています。ここで取り上げるのは初めてですので、過去の連載分もリンクを張っておきます。

ぜひ読んでみてください。お勧めします。

関連記事

なぜマウスにこんな機能が?

上海問屋、デジタル重量計を内蔵したマウス ~不意に重さを量りたくなったときに便利PC Watch

多和田 新也さんによる新製品紹介記事です。

マウスの手のひらに当たる部分をスライドさせることで利用可能な重量計を内蔵。0.1g単位で500gまでの測定が可能なほか、入れ物などを載せた状態で0gに設定できる風袋機能も搭載。単位はgのほか、oz/gn/ctへ切り替えられる。

便利…なの…?…かもしれませんが、不意に重さを量りたくなったことってないんですよね…。みなさんはあったりするんでしょうか?

なお、計量法という法律があって特定計量器というものが決まっているのですが、これはそれに該当しないと思われる※1ので、取引・証明等には使えないと思われます。注意しましょう。※2


  • 販売元のページに適合すると書いていません。
  • 違反すると罰則として6か月以下の懲役、または50万円以下の罰金が課されます。

富士通のSPARCサーバー

富士通とオラクルが目指すSPARC/UNIXサーバーの未来ASCII.jp - TECH

渡邊 利和さんによる連載記事「富士通のUNIXサーバー、かく戦えり」からです。

この富士通のUNIXサーバーは信頼性に重きを置いたもの※1なので、そういった分野では重宝されています。また、SunOS(Solaris)は一時期大きなシェアを持っており、私も使っていたことがあります。1990年代後半、Webサーバーを立てるならSunOSでしょう、という時代もありました。

現在ではUNIXに対して“プロプライエタリ”というイメージが出来上がってしまっており、一方で「オープンソースを使いたい」という顧客ニーズもあります。そうなると、OSがUNIXであるというだけで選択肢から外れてしまうことになるので、SPARCサーバーのLinux対応は今後考えていくべき課題であることは確かです。

オープンソースという点にこだわる顧客も確かにいるでしょうが、SunOSの経験がないからLinuxの方がいい、あるいは使いたいソフトウェアがLinuxに対応しているがSunOSには対応していないとか、そういったニーズもそれなりにありそうな気がします。


  • 連載2回目の「SPARCプロセッサとメインフレーム、「京」の関係とは? (2/2)」に以下のような記載があります:

    メインフレームのプロセッサは「RAS(信頼性、可用性、保守性)」を実現する技術、機能が充実しているのが特徴ですが、富士通ではこの強力なRAS機能をほぼそのままSPARCプロセッサにも組み込んでいます。同じ開発部隊が担当していることの強みですね。

    つまり、このSPARCを採用したマシンはメインフレーム並みのRAS特性を備えているということですね。

    一般的なPCサーバーではまだ到達しにくいところですが、最近Intelが上位Xeonに対してItanium 2に搭載されているRAS機能を移植搭載しつつあるため、いずれ追いつくかもしれません。

複数の単語で構成される外来語のカタカナ表現

情報技術関連(IT関連)の用語は英語からそのままカタカナに置き換えただけのものが数多く存在しています。ですから、IT系の文章を書いているとカタカナ言葉をとにかく多用することになるのですが、その中で複数の単語で構成される言葉をカタカナで表現するときにどのようにしたらいいのか、ということでよく悩みます。

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PHP 5.5シリーズのリリース

さっくり理解するPHP 5.5の言語仕様と「いい感じ」の使い方@IT

小山 哲志さんによるPHP 5.5の新機能レポート記事です。

「PHP 5.5.0」が、2013年6月20日に公開されました。2012年3月1日に公開された「PHP 5.4.0」から数えて1年3カ月ぶりのメジャーバージョンアップになります。

今度のリリースは比較的早かったなぁ、という印象を持っています。実際に使い始めるのはしばらく後になりそう※1ですが、順当な進化を続けているようです。この記事によると、今回のバージョンアップでは以下の機能が追加されたそうです。

  • Zend由来のオペコードキャッシュが標準に
  • 反復処理を簡単に書けるジェネレータ
  • 例外処理でついにfinallyが利用可能に
  • パスワード専用のハッシュ関数を用意

個人的にはオペコードキャッシュとfinallyがうれしいです。前者は速度アップ、後者は例外処理の記述性向上ですね。私はJava言語に親しんでいる関係で、C++やPHPでコードを書きながら標準だとfinallyがないよ、悲しいよ、と思っていることがあります。それが、PHPでならとりあえず解消されるということでうれしいです。

プラットフォームとしてPHP 5.5が標準になるのを今から楽しみに待ちたいと思います。


  • 実行環境として一般化しないと、なかなか実際のアプリケーションに新機能を使いにくいです。