Windows 8.1での3Dプリンターのサポートについて

Microsoft、Windows 8.1における3Dプリンターのサポート状況を解説マイナビニュース

阿久津 良和さんによる解説記事です。

8月22日(現地時間)、Microsoftは自社公式ブログの一つ「Extreme Windows Blog」の記事で、Windows 8.1における3Dプリンターのサポート状況を解説した。

Windows 8.1が標準で3Dプリンターをサポートするのですが、その仕様がどうなっているのかを解説している記事は珍しく、初めてこの件を取り上げている日本語記事を見つけました。

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ブラック企業の分類

ブラック企業問題の本質ITmediaエンタープライズ

松岡 功さんによる記事からです。

NPO法人POSSEによると、ブラック企業の典型例としては、長時間労働や過剰なノルマで社員を徹底的に働かせる「使い捨て型」、社員を大量に採用し必要な人材だけを残して辞めさせる「選別型」、セクハラやパワハラを放置している「無秩序型」の3つがあるという。

1年後に半分くらいの人しか残らず、あとは入れ替わってしまう会社を見たことがあります。

ただ、気になるのは、この問題への注目度が高まるにつれて、一部のマスコミやネット上での論調が「バッシング」に終始しているようにも見受けられることだ。この問題を解消するためにこれから求められるのは「対策」であり、そのための建設的な議論だろう。

現場で起こっていることへの対策と、その現場が発生しないようにする対策の二正面作戦が必要だというのはその通りだと思います。しかし、まるで注目を浴びないよりは、浴びる環境であった方が抑止力が働くような気もします。

Web連載漫画「バイナリ畑でつかまえて」

「バイナリ畑でつかまえて」第4話:みんなのレシピITmedia PC USER

山田 胡瓜さんによる連載漫画の第4回です。すごくいい感じの雰囲気が毎回出ていて、好きな漫画の一つになっています。ここで取り上げるのは初めてですので、過去の連載分もリンクを張っておきます。

ぜひ読んでみてください。お勧めします。

関連記事

なぜマウスにこんな機能が?

上海問屋、デジタル重量計を内蔵したマウス ~不意に重さを量りたくなったときに便利PC Watch

多和田 新也さんによる新製品紹介記事です。

マウスの手のひらに当たる部分をスライドさせることで利用可能な重量計を内蔵。0.1g単位で500gまでの測定が可能なほか、入れ物などを載せた状態で0gに設定できる風袋機能も搭載。単位はgのほか、oz/gn/ctへ切り替えられる。

便利…なの…?…かもしれませんが、不意に重さを量りたくなったことってないんですよね…。みなさんはあったりするんでしょうか?

なお、計量法という法律があって特定計量器というものが決まっているのですが、これはそれに該当しないと思われる※1ので、取引・証明等には使えないと思われます。注意しましょう。※2


  • 販売元のページに適合すると書いていません。
  • 違反すると罰則として6か月以下の懲役、または50万円以下の罰金が課されます。

富士通のSPARCサーバー

富士通とオラクルが目指すSPARC/UNIXサーバーの未来ASCII.jp - TECH

渡邊 利和さんによる連載記事「富士通のUNIXサーバー、かく戦えり」からです。

この富士通のUNIXサーバーは信頼性に重きを置いたもの※1なので、そういった分野では重宝されています。また、SunOS(Solaris)は一時期大きなシェアを持っており、私も使っていたことがあります。1990年代後半、Webサーバーを立てるならSunOSでしょう、という時代もありました。

現在ではUNIXに対して“プロプライエタリ”というイメージが出来上がってしまっており、一方で「オープンソースを使いたい」という顧客ニーズもあります。そうなると、OSがUNIXであるというだけで選択肢から外れてしまうことになるので、SPARCサーバーのLinux対応は今後考えていくべき課題であることは確かです。

オープンソースという点にこだわる顧客も確かにいるでしょうが、SunOSの経験がないからLinuxの方がいい、あるいは使いたいソフトウェアがLinuxに対応しているがSunOSには対応していないとか、そういったニーズもそれなりにありそうな気がします。


  • 連載2回目の「SPARCプロセッサとメインフレーム、「京」の関係とは? (2/2)」に以下のような記載があります:

    メインフレームのプロセッサは「RAS(信頼性、可用性、保守性)」を実現する技術、機能が充実しているのが特徴ですが、富士通ではこの強力なRAS機能をほぼそのままSPARCプロセッサにも組み込んでいます。同じ開発部隊が担当していることの強みですね。

    つまり、このSPARCを採用したマシンはメインフレーム並みのRAS特性を備えているということですね。

    一般的なPCサーバーではまだ到達しにくいところですが、最近Intelが上位Xeonに対してItanium 2に搭載されているRAS機能を移植搭載しつつあるため、いずれ追いつくかもしれません。

複数の単語で構成される外来語のカタカナ表現

情報技術関連(IT関連)の用語は英語からそのままカタカナに置き換えただけのものが数多く存在しています。ですから、IT系の文章を書いているとカタカナ言葉をとにかく多用することになるのですが、その中で複数の単語で構成される言葉をカタカナで表現するときにどのようにしたらいいのか、ということでよく悩みます。

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PHP 5.5シリーズのリリース

さっくり理解するPHP 5.5の言語仕様と「いい感じ」の使い方@IT

小山 哲志さんによるPHP 5.5の新機能レポート記事です。

「PHP 5.5.0」が、2013年6月20日に公開されました。2012年3月1日に公開された「PHP 5.4.0」から数えて1年3カ月ぶりのメジャーバージョンアップになります。

今度のリリースは比較的早かったなぁ、という印象を持っています。実際に使い始めるのはしばらく後になりそう※1ですが、順当な進化を続けているようです。この記事によると、今回のバージョンアップでは以下の機能が追加されたそうです。

  • Zend由来のオペコードキャッシュが標準に
  • 反復処理を簡単に書けるジェネレータ
  • 例外処理でついにfinallyが利用可能に
  • パスワード専用のハッシュ関数を用意

個人的にはオペコードキャッシュとfinallyがうれしいです。前者は速度アップ、後者は例外処理の記述性向上ですね。私はJava言語に親しんでいる関係で、C++やPHPでコードを書きながら標準だとfinallyがないよ、悲しいよ、と思っていることがあります。それが、PHPでならとりあえず解消されるということでうれしいです。

プラットフォームとしてPHP 5.5が標準になるのを今から楽しみに待ちたいと思います。


  • 実行環境として一般化しないと、なかなか実際のアプリケーションに新機能を使いにくいです。

Facebookの脆弱報告が不適切で報奨金が得られなかった研究者の続報

Facebookの脆弱性を発見した専門家、報奨金もらえずも寄付金1万ドル集まるマイナビニュース

先日取り上げたFacebookの脆弱性の発表についての記事の続報です。

Maiffret氏は、寄付金を募集するにあたって「独立した研究者の重要性に気付いてもらうため、このような活動を行おうと思った。世界中のセキュリティ研究者がより頑張ることができる環境を作るためにも、寄付をすることで彼らにメッセージを送りましょう」とコメントしている。

この主張、おかしいと思いませんか? 彼(Khalil Shreateh氏)はルール違反をしたためにFacebookから報奨金を得ることができなかったのです。決してFacebookは独立系研究者をないがしろにしているわけではありません。それに、世界中のセキュリティ研究者の頑張りがこの件で否定されたわけではありません。

結局のところ、本来関係のない主張をしていることから今回の騒ぎに便乗しただけだと思います。どんな騒ぎでも注目を集めればお金になる世の中なのかもしれません。

本当の意味で無銭飲食

愛媛大の女准教授が食い逃げ…なんと所持金はゼロサンケイスポーツ

見出しだけでびっくりできるニュースです。

宿泊していないホテルに侵入して、バイキングの朝食を食い逃げしたとして、愛媛県警松山東署は19日までに、建造物侵入の疑いで、愛媛大准教授の女(40)=広島市中区=を逮捕した。

女立喰師!(おんなたちぐいし)※1とか冗談を言っている場合ではない事件です。こんなことは映画の中だけにしましょう。

所持金はゼロ、というのがすごいですね。交通費とか、そういうのはどこに置いてきたのでしょうか…? 普通はお金がなくても小銭を少しは持っていますよね。最初から強い意志を持って無銭飲食をするつもりだったのでしょう。そうでなければ所持金がゼロというのがなさそうです。


  • 押井守監督、辻本貴則監督、神山健治監督、湯浅弘章監督、神谷誠監督の5監督によるオムニバス作品に「真・女立喰師列伝」というものがあり、無銭飲食を生業とする女性たちを描いています。

夏休み前後のRAID障害対策

夏休み前後にありがちなRAID障害、傾向と対策は?INTERNET Watch

半分PR記事かな~、と思いつつ興味深いので紹介する高橋 正和さんによる記事です。

特に回転し続けるハードディスクは、気温が高くなることで物理障害が増える。「夏は、春や秋よりも復旧依頼が10~20%程度増えます。特に今年は、暑くなるのが昨年より早く、依頼が大幅に増えると予測しています」と、データ復旧サービス「日本データテクノロジー」(サイト名は「データ復旧.com」)を手がけるOGID株式会社のエンジニアの西原世栄氏は語る。

通常、この手の業務用ハードディスクはデータセンターやサーバールームなどに設置され、一定の温度に管理されているものがほとんどだろうと思っていたのですが、そうでもないのですね。中小企業の事務所にそのまま置かれているタイプのサーバーがかなりの台数存在する、ということなのでしょうか?