Windows 8.1での3Dプリンターのサポートについて

Microsoft、Windows 8.1における3Dプリンターのサポート状況を解説マイナビニュース

阿久津 良和さんによる解説記事です。

8月22日(現地時間)、Microsoftは自社公式ブログの一つ「Extreme Windows Blog」の記事で、Windows 8.1における3Dプリンターのサポート状況を解説した。

Windows 8.1が標準で3Dプリンターをサポートするのですが、その仕様がどうなっているのかを解説している記事は珍しく、初めてこの件を取り上げている日本語記事を見つけました。

Microsoftは言うまでもなく、DirectXで3D業界全体に影響を与える立場にある企業です。今日(こんにち)のパソコン用3DチップはすべてDirectXを第一の目標に設定して設計されています。そのMicrosoftが3Dプリンターをもサポートしてくるということで、個人的にどうなるのか注目しています。

また、3D入力(≒3Dスキャナー)に関してはすでにKinect for Windowsで実現しており、この3Dプリンターのサポートで、入力、出力がWindowsにそろうことになります。立体視に関してもサードパーティでよければNVIDIA 3D Visionもあるので、表示もある、といってしまってもいいのかもしれません。※1

Windows 8.1では印刷・造形プロセスを最適化することで、3D CADアプリケーションと3Dプリンターは切り離し、任意のタイミングで3Dプリンターによる造形が実行可能になったという。

これが一番のキモですよね。3D CADアプリケーションからWindowsを介することで仕様のバラバラな各社の3Dプリンターに対して出力できるようになるということです。今の普通のプリンターで実現できていることが3Dプリンターでもできるようになる※2ということで、応用の幅が広がりそうです。

少し話はそれますが…。

MicrosoftはInternet Explorer 11でWebGLを搭載します。これによって、Internet Explorer、Firefox、Google Chrome、Operaなど、主要ブラウザーがすべて3D対応になります。これによってWeb技術者も3Dに関する知識が必須となる時代がくるかもしれません。


  • ここで紹介した、入力のKinect、出力の3Dプリンター、表示(立体視)のNVIDIA 3D Visionは、いずれもアプリケーションプログラムで制御できるプログラマブルな機器です。
  • MS-DOS時代は各プリンターに対応する出力プログラムをアプリケーションプログラムが用意していました。このためアプリケーションごとに使えるプリンターが異なるという事態が起こりました。これと同じような状況が現在の3Dプリンターの状況だということでしょうか。