はじめに
最近のパソコン向けのグラフィックス・チップのシェア、すなわちAMD、Intel、NVIDIAの近況や統合GPU(Integrated GPU/iGPU/APU)と独立GPU(Discrete GPU/Dedicated GPU/dGPU)がどのような傾向にあるのか知りたいと思い、調べてみましたので、その内容をシェアしたいと思います。
最近のパソコン向けのグラフィックス・チップのシェア、すなわちAMD、Intel、NVIDIAの近況や統合GPU(Integrated GPU/iGPU/APU)と独立GPU(Discrete GPU/Dedicated GPU/dGPU)がどのような傾向にあるのか知りたいと思い、調べてみましたので、その内容をシェアしたいと思います。
今年1月に開催されたInternational CESの直前にIntel Edisonは発表されました。発表当時の記事「【イベントレポート】【Intel基調講演】IoT時代に備えてさまざまな手を打つIntel ~SDカード大のQuark搭載コンピュータ「Edison」を公開 – PC Watch」によれば、以下のようなスペックでした:
開発コードネーム「Edison(エジソン)」と呼ばれる、SDカード大の小型基板を紹介した。Edisonは、2013年9月のIDFでIntelが発表した22nmプロセスルールで製造される超低消費電力SoCとなるQuarkを搭載しており、Bluetooth LE、Wi-Fiの機能が搭載されており、Linux OSなどが動くようになっているという。
Intel Corporationが「Notification for Intel® Galileo Users」という告知で、インテル Galileo 開発ボード(以下、英文の表現に合わせてIntel Galileoと表現)に付属する電源ユニット、つまりACアダプターの交換を発表しました。窓口は英語ですが、該当フォームには国を選択する部分がある全世界向けです。このお知らせの部分を例によって意訳してみました。
先日書いた“インテル Galileo 開発ボードでWi-Fi/BTを適法に使用する方法の実践”でUSB 2.0接続の無線LANアダプターをインテル Galileo 開発ボードでの使用方法を説明し、その後この方法には懸念があることを“インテル Galileo 開発ボードでWi-Fi/BTを適法に使用する方法の懸念”で書きました。
このRalink Technology(現・MediaTek)製のチップを搭載したUSB 2.0接続の無線LANアダプターである株式会社バッファローのWLI-UC-GNM(4981254668078
)ですが、これがLinux Kernel 3.8.7採用の環境でどのように動作するのかを追加で調査してみました。
今回はそのことについて書いてみたいと思います。
「インテル Galileo 開発ボード」において、無線LAN(Wi-Fi)とBluetoothを適法に使用する方法について、3回にわたって「考察」「実践」「懸念」について書いてきましたが、今回はそれぞれの問題点を分析した結果として、最も適法だと思われる方法について書いてみたいと思います。
インテルがInternet of Things(Iot)向けのゲートウェイ開発キットを発表しました:
見た目がルーターのようですが、これは必要な処理を行うネットワーク対応のデバイスであり、分類としてゲートウェイに位置することを意図する開発キットです。ルーターのように、パケットを設定に沿ってルーティングするのではなく、それよりも上のレイヤーのデータや自身に接続されたセンサーなどのデバイスから得られるデータを処理し、その後必要に応じてゲートウェイするためのものです。
インテル Galileo 開発ボードを扱うにあたって、必読と言える「Intel Galileo Board User Guide」というドキュメントがあります。ハードウェアとソフトウェア両面の必要な情報がコンパクトにまとまっています。また、このドキュメントにしか存在しない情報もあります。しかし、このドキュメントの存在があまり知られていなかったり、英語だということで読まれていなかったりしているのではないかと思います。
そこで、このドキュメントの日本語版を紹介代わりに作ってみました(このドキュメントのライセンスはCreative Commons Attribution Share-Alike License (ver. 3)ですので、著作権的な問題点はありません)。例によって逐語訳ではなく、意訳ですので原書と併せてご覧いただければと思います。
先日の引越しの際に発掘した日本電気製「PC-9821Ld/260」ですが、ACアダプター、バッテリー、フロッピーディスクドライブなど、一応一式そろっています。
そんなわけで、実に10年以上ぶり(たぶん13年ぶりくらい)にスイッチを入れてみました:
先日書いた“インテル Galileo 開発ボードでWi-Fi/BTを適法に使用する方法の実践”の“7. 無線LAN(Wi-Fi)とBluetoothを両方同時に使用する”において、
Mini PCI ExpressスロットにもUSB 2.0の信号が出ていますが、これを通常のUSBコネクターとして取り出す変換ボードは一般的とは言い難く、入手性もよいとは言えません。
と書きましたが、秋葉原ではこれを実現する製品が実際に売っていることもあり、入手して試してみることにしました。