コラム」カテゴリーアーカイブ

コラムに関するカテゴリーです。

マウスの調子が悪い

長らく(5年くらいかな?)デスクトップマシンで愛用してきた「Microsoft IntelliMouse Optical USB and PS/2 Compatible」の調子が悪くなってきました。最近は、左シングルクリックがダブルクリックになったり、左ダブルクリックがトリプルクリックになったりします。常になるわけではないのですが、気になる程度に起こるようになってきました。スイッチがチャタリング補正できないほどの信号を出しているのか、チャタリングを抑える回路の方が調子が悪くなったのかいずれかなのでしょう。

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AMDがIntel Virtualization Technology互換の実装をすべき理由

はじめに

まず、本題に入る前に、私が使っているパソコンについて説明をしておきたいと思います。

私が現在個人で使用しているパソコンは3台あり、デスクトップパソコンが「ASUS P6T / Intel Core i7-930 / メモリ24GB / HDD 1.5TB / NVIDIA GeForce GTX 580」、ノートパソコンが「HP Pavilion DM1-4009AU / AMD E-450 APU with AMD Radeon™ HD 6320 Graphics / SSDを480GBに換装 / メモリ8GB)」、そしてホームサーバーが「HP ProLiant MicroServer / AMD Athlon II / メモリ16GB / HDD 2TB×4」です。

そして、私はIntel派でもAMD派でもありません(Intel派にはAMD派に見え、AMD派にはIntel派に見えているだろうな、と思っています)。どちらでも自分がその時々でよいと思ったものを買います。今はたまたまAMDが多くなっていますが、数年前はIntel一色でした。さらにその前はデスクトップパソコンがAMDで、ノートパソコンとホームサーバーがIntelでした。こんな感じにいろいろと試してみています。

そのような使い方をしている中で、表題のように私は考えるようになりました。それを今回は書いてみたいと思います。

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米国Adobe SystemsからAdobe IDについてのメールが来ました

先日「Adobeがサイバー攻撃を受けて290万件のユーザー情報などを漏えい」で書いたように、私はAdobe IDを持っており、このアカウントの情報が漏えいしたかどうかについて知りたいと思っていました。そこで、前述の記事を書いた時点ではAdobeから登録メールアドレスへメールが届いていなかったことや、私個人としては影響度合いが比較的少ないと思われることもあり、積極的にパスワードを変更することなくしばらく待って、Adobeからメールが来るかどうかを確認してみることにしました。

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“Unreal mode”と呼ばれているx86の状態について

Intel 80386以降において、リアルモードでありながらセグメントリミットを0ffffh以上(通常は0ffffffffh)に設定して、上位メモリを自由にアクセスすることを「Unreal mode」と呼称することがあるようです(実はこのような名前がついていることを最近まで私は知りませんでした)。これを「裏ワザ」扱いしているページもあるのですが、これは普通にマニュアルに書いてある動作なのです。

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“Lakemont Core”が見つかりにくかった理由

私が「Intel® Quark SoC X1000 Core Developer’s Manual October 2013」で「Lakemont Core」の記述を発見した際に、該当の「Figure 49. Virtual 8086 Environment Interrupt and Call Handling」が画像だから置き換えられずに残ったのでは、というようなことを「Intel Quark Core自体の仕様(コードネームはLakemont Core?)」で書いたのですが、見直してみたところ、実際にはそんなことはなく普通にPDFとして構成されている図でした。ではなぜ該当するPDF自体をAdobe Readerなどで開いて「Lakemont Core」を検索すると該当箇所がヒットしないのでしょうか?※1

実はこの部分、通常のUnicodeの範囲※2ではなく「(PDF)Supplementary Private Use Area-BUnicode Consortium」の範囲のUnicode※3で記載されているからです。このため検索に引っかからなかったようです。これは、該当部分を作った人が意図的にリークを狙ったのか、作業上の理由でそうなっているのかは不明ですが、結果としてコードネームから実製品名への置き換えや、その後のチェックでなかなか気づきにくいことになっており、見過ごされることとなったようです。

ちなみに、昨日まではGoogle検索でも該当するPDFは引っかかっていませんでしたが、今朝のくらいから(?)引っかかるようになったようです。

Googleで特殊なUnicodeの公式PDFが検索できた画像


  • 私は検索してヒットしなかったので該当部分は画像なんだろうと勝手に思い込んでしまっていました。
  • 通常のUnicode表現→「Lakemont Core」
  • 該当PDFのUnicode表現→「※PHPまたはWordPressが対応していないために貼り付けられませんでした※」U+10002F U+100044 U+10004E U+100048 U+100050 U+100052 U+100051 U+100057 U+100003 U+100026 U+100052 U+100055 U+100048

このサイトの日付がGoogle検索でおかしい件が修正された?模様

以前「Googleの検索エンジンに認識されている日付がおかしい」という記事で、このページがGoogleの検索結果に表示されるときにおかしなことになっていることを書いたのですが、最近修正していただけたようです。

実は、昨日書いた「すごくどうでもいい無駄知識(Google検索編) 」でも、自分のところの日付がいきなり「3日前」にならなくなっていることを確認できていました。今日も試しに昨日追加した分を表示させてみると、「3日前」にならずにGooglebotが記事を見つけた時間からの相対時間になっていることが確認できました。いきなり3日前になるよりはずっとこっちの方が自然でいいですね。

どうやら、ここに書いたことを確認いただけた?ようで、それに伴って修正をしていただけたようです。

ありがとうございました~!

EE TimesのIntel Quark SoC X1000の認識に対する疑問

「Quark」の成功を狙うIntel、頼みの綱はArduino?EE Times Japan」というRick Merrittさんの記事(日本語訳・青山麻由子さん)において、以下の記載に目が留まりました:

 Intelは、Quarkを搭載するArduino互換の開発ボード「Galileo」を発表した際、Quarkの情報をわずかだけ提供している。Galileoに搭載されているQuark「Quark X1000」は、32ビットPentium互換のチップで、1コア1スレッド。動作周波数は最大400MHzである。設計はアイルランドで行われたという。

 現在でも、このチップの完全なデータシートは非公開となっている。ただし、少なくともGalileoに関する詳細なFAQは公表されている。

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ソフトウェアに組み込まれる不思議な数字たち

コンピューター用のソフトウェアは人間が作ります。なので、いろいろと遊びの入り込む余地があります。その中で、「特定の何か」に振るID番号などは、よく意図を持って「(人間にとって)意味のある値」が振られることがあります。実際のところ、コンピューターにとってはそれが識別できればどんな数字でもいいので、これは完全に人間の都合で設定されます。

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「ゲームフリーク」という会社が持つ情熱が素晴らしい

私はゲームをあまりプレイしないので、この系統のことはほとんどわからないのですが、「ゲーム制作集団「ゲームフリーク」が試みる“原点回帰”という挑戦――初の自社パブリッシングに踏み切った背景を,ゲームフリークの杉森 建氏と渡辺哲也氏に聞いた4Gamer.net」という記事を読んで、妙に感銘を受けてしまいました。

私も現在はエンドユーザー向けのサービスをしているわけですが、こんな情熱をもって運営をしている人がメンバーにいるだろうか、と自問自答してしまいました。この熱量、ほんとすごいですね。こんな会社で仕事をしている人は本当に幸せだと思います。残念ながらゲームから縁遠い私には、とても縁遠い会社ですが…。

ちなみに、「ポケットモンスター」は名前は知っているけど、ゲームはどれもプレイしたこともないし、アニメも見たことないんですよね…。うーん、本当に主流から外れているダメ人間です。