はじめに
Advanced Micro Devices(以下、AMD)は危ない橋を渡ろうとしているように見えます。この橋はすでにくすぶっていて煙がもうもうと上がっている状態だというのが適切でしょう。なぜそのように思えるのか、そのことについて書いてみたいと思います。
Advanced Micro Devices(以下、AMD)は危ない橋を渡ろうとしているように見えます。この橋はすでにくすぶっていて煙がもうもうと上がっている状態だというのが適切でしょう。なぜそのように思えるのか、そのことについて書いてみたいと思います。
そろそろ新たなノート・パソコンがほしいと考えながらいろいろと見ていて、ようやく購入まで踏み切りました。長かったです…。そのことについてちょっと書いてみたいと思います。
※実際に購入したのは1月なのですでに4か月近くたってしまっていますが。。。
Intel Quark microcontroller D1000(コードネーム:Silver Butte)に搭載されたプロセッサー・コア、いわゆるCPU部分については「33 MHz 32-bit Harvard architecture tailored for MCUs(さかきけい意訳:MCUに適合させた 33 MHz 32-bit ハーバード・アーキテクチャー)」であるとされており、それがIntel Quarkであるとか、IA-32やPentium互換であるといった記載がありません。なぜそうかというと、このプロセッサー・コアはIA-32ではないからです。
Intel Corporationは用途に合わせる形で、従来固守してきたIA-32ではない別種の命令セット・アーキテクチャーを生み出しました。
このメモではその内容について簡単に解説したいと思います。
Intel Corporationが2015年11月2日付け(アメリカ、カリフォルニア州サンタクララ:現地時間)で「New Intel IoT Platform Makes More ‘Things’ Smart and Connected」というニュース・リリースを掲載しました。
このメモでは、このリリースの中で触れられている「Intel® Quark™ microcontroller D1000」「Intel® Quark™ microcontroller D2000 for IoT solutions」および「Intel® Quark™ SE microcontroller」の仕様について概要をまとめてみたいと思います。
2015年4月、Intel Corporationの発行する一部の文書で初めてその存在が明らかになった「Intel Quark Microcontroller D1000(コードネーム「Silver Butte」)」という製品があります。この名称からわかるように、Internet of Things(IoT)に向けたIntel Quark系の一種です。
8月に入ってからは製品に関するデータ・シートやユーザー・ガイドなどのドキュメントが公開され始め、その内容が明らかになってきてはいるのですが、なぜかあまり注目されていないようで、日本語で紹介するページも少ないようです(2015年10月25日17時半現在、Googleでの検索では1ページも引っかかりません)。
今回のメモは、このIntel Quark Microcontroller D1000に関して書いてみたいと思います。
前回の「Intel Edison Compute ModuleのMicrocontroller Unit(MCU)を分析する」では、MCUがどのような素性のチップであるかを中心に分析を行いました。今回は、前回の分析では不明のままとなっていたキャッシュ・メモリーについて分析を行ってみたいと思います。
Intel Edison Compute Module用の新ファームウェア「Release 2.1」において、Microcontroller Unit(MCU)でのプログラム実行が解禁され、そのためのMCU SDKが公開されました。このMCU SDKを使用してIntel Edison Compute Module(コードネーム「Bodega Bay」)に搭載されているMCUの素性について簡単に調査してみることにしました。
以前のメモ「Intel Quark CoreはLOCKプリフィクス付きの命令が不安定」で、LOCK
プリフィクス付きの命令が予期しないsegfaultを発生させる問題について紹介しました。この問題について、Intelが対応を決めたので、その件について続報をお知らせします。
IntelがHaswellアーキテクチャ系列の一部製品に搭載していたTSX(Transactional Synchronization Extensions)を一時的にキャンセルすることを決定しました:
「お盆+夏休み+終戦記念日」ということで、日本語による明確なソースがなかったので、以上すべて英語の情報ソースです。
日本時間7月1日の朝8時ころに「Intel® Galileo Gen2 Product Brief」が公開されました。この内容の紹介と既存のインテル Galileo 開発ボードの差異について解説してみたいと思います。
なお、Intelの該当ドキュメントのライセンスは「Creative Commons Attribution Share-Alike License (ver. 3)」ということで著作権法上の問題がないため、例によって私(さかきけい)による日本語意訳を全文掲載します。※1