Mozilla Firefox が UAC 迂回

Windows Vista 以降に導入された ユーザーアカウント制御(UAC)を回避して、自動的にアップデートを行う仕組みを Firefox が導入するという記事が出ていました。参考記事を以下に挙げます:

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アニメーション監督の石黒監督死去

アニメーション監督の石黒昇氏が死去したそうです。私にとっては銀河英雄伝説のアニメ版の総監督、という印象がとても強い方です。このアニメは非常によくできており、彼でなければこの仕上がりはなかったであろうと強く思います。

一般的なアニメのつくりであれば、清水監督の銀河英雄伝説外伝「黄金の翼」のようなつくりになるかと思うのですが、そうではなく、クラシック音楽を導入し、派手にならないように抑えた戦闘シーンで現実味を出すなど、石黒監督の方が私の好みにあっていました。今でも時々見たくなり、また見ているアニメの一本です(DVD 版を全巻持っています)。

謹んでご冥福をお祈りします。

AMD K10 シリーズの不具合

AMD K10 シリーズの不具合

Dragonfly BSD の開発者である Matthew Dillon 氏が、AMD K10 シリーズの CPU のバグを見つけたという記事が The RegisterDragonFly BSD developer stung by Opteron bug に掲載されています。

非常に簡単に要約すると、あるパターンでスタックへ積んだデータを pop すると、スタック・ポインターが正しくない値となるもので、結果としてプログラムはクラッシュします。x86 系ではスタックにアクセスする命令が多数あるため、スタックを高速に操作するための回路が実装されていることが多いのですが、これが特定条件で悪影響を与えているのだろうと推測します。

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キャリアの選択と通信方式

iPhone 4S の発表

現在、もっとも注目されているスマートフォン iPhone シリーズの新製品である iPhone 4S が発表されました。日本ではソフトバンクモバイルKDDI(au by KDDI) から販売されると発表がありました。今まではソフトバンクモバイルのみであり、キャリアを選択するという必要性(自由性)がありませんしたから、これは大きな変化です。
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自宅新サーバー候補への CentOS 6.0 のインストール

はじめに

先日予告したインストールの方法についてです。

今回は HP ProLiant MicroServer(以下、MicroServer) に HighPoint RocketRAID 2720(以下、RR2720) を装着し、そこに HGST Deskstar 7K3000 HDS723020BLA642(0S03191) を 4 台接続した構成で、CentOS 6.0 をインストールする手順について説明します。

MicroServer に固有のことはその旨記載していますので、RR2720 に CentOS 6.0(あるいは本家 RedHat Enterprise Linux 6 以降、Fedora 12 以降、Scientific Linux 6.0 以降など) をインストール際には他のマシンにおいても参考になるかと思います。
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インストール方法の予定でしたが…

本日は昨日の続きで、CentOS 6.0 のインストールについて書くつもりでしたが、書いてみたところ予想以上のボリュームとなってしまいました。このため、中途半端にまとめた内容ではなく、今週末くらいにうまくまとめてメモにしたいと思います。

現時点では各種インストール(HP ProLiant MicroServer に RocketRAID 2720 を装着した環境へ CentOS 6.0 をインストールし、KVM による仮想環境を用意して Windows Server 2003 Standard Edition をインストールするという一連の流れ)は終了しており、それをまとめて文章にするだけなのですが、結構書くべきことがあり、想定通りに進みませんでした。

サーバー OS の選定

昨日のサーバーの話題の続きです。

今回サーバーの OS を選択するにあたり、以下のものを検討しました(OSの検討とサーバー機の検討は同時進行で行い、先に HP ProLiant MicroServer を使用することを決めました)。
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自宅のサーバー機リプレイス計画

はじめに

私の自宅には「ほぼ」常時動作しているサーバーがあります。現在は OS に「Microsoft Windows Server 2003 Standard Edition」を使用しています。これは個人でリテール用箱入りのものを買いました。また、同時に仮想化のために「Microsoft Virtual Server 2005, Standard Edition」などというものも買いました。2 本で 20 万円くらいです。後者は購入後 1 年くらいで Microsoft Virtual Server, Standard Edition の上位版である Enterprise Edition が無償で公開されて、とても悲しかった思い出があります。

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