少し前のことになりますが、Intel CorporationがIoT向けに最適な3Gモデム・ソリューションとして「XMM 6255」を発表しました:
IntelがSilvermontアーキテクチャのIntel Edisonを展示
Intel CorporationがIntel Atom系のSilvermontアーキテクチャを採用したIntel Edisonを展示しているという話題が出ていました:
この記事では新しい発表であるかのように紹介されていますが、その内容は3月末から4月初頭にかけて、中国の経済特区である深圳市(日:深セン、英:Shenzhen)で発表された内容と変化の少ないものとなっています。
インテル Galileo 開発ボードでWindows IoTを動かす – 補遺
はじめに
前編と後編で、インストールからアプリケーションの開発・ビルド・デバッグまでを説明しました。
今回は補遺として、Windows Developer Program for IoT(Windows Blue RTM Internet of Things Build / Windows IoT)を使用するために必要な知識をまとめてみました。というのも、このWindows IoTはGUIが存在しないからです。そのため、必要な操作はすべてコマンドで行う必要があります。基本的にこの操作はすべてWindows 8.1系と同一ですが、あまりコマンドで作業をしたことがない方も多いかと思いますので、その際に参考にしていただければと思います。
インテル Galileo 開発ボードでWindows IoTを動かす – 後編
はじめに
「インテル Galileo 開発ボードでWindows IoTを動かす – 前編」の続きです。後編の今回は開発ツールのインストールと、その開発ツールからアプリケーションをインテル Galileo 開発ボードに転送して動作させてみます。
インテル Galileo 開発ボードでWindows IoTを動かす – 前編
はじめに
Microsoftが現地時間の2014年8月18日付で、インテル Galileo 開発ボード(Gen 1)用のMicrosoft Windows 8.1(コードネーム Windows Blue)のInternet of Thingsビルドを公開したので、同ボードで動作させてみたいと思います。
Intel Quark CoreのLOCKプリフィクス問題に関する続報
以前のメモ「Intel Quark CoreはLOCKプリフィクス付きの命令が不安定」で、LOCK
プリフィクス付きの命令が予期しないsegfaultを発生させる問題について紹介しました。この問題について、Intelが対応を決めたので、その件について続報をお知らせします。
IntelがHaswellアーキテクチャ以降搭載のTSXを一時キャンセル
はじめに
IntelがHaswellアーキテクチャ系列の一部製品に搭載していたTSX(Transactional Synchronization Extensions)を一時的にキャンセルすることを決定しました:
- Errata prompts Intel to disable TSX in Haswell, early Broadwell CPUs – The Tech Report
- Intel Disables TSX Instructions Erratum Found in Haswell, Haswell-E-EP, Broadwell-Y – AnandTech
- Intel disables hot new TSX tech in early Broadwells and Haswells – The Register
「お盆+夏休み+終戦記念日」ということで、日本語による明確なソースがなかったので、以上すべて英語の情報ソースです。
IBM ThinkPad (i Series) s30用USB接続フロッピー・ディスク・ドライブ
はじめに
先日「オウルテックの3モード対応フロッピー・ディスク・ドライブを試す」で、USB接続で3モード対応のフロッピー・ディスク・ドライブを紹介しましたが、手持ちにもUSB接続のフロッピー・ディスク・ドライブが別にあることを思い出しました。
以前、日本アイ・ビー・エムが販売していたIBM ThinkPad i Series s30向けの「ThinkPad USB ポータブル ディスケット ドライブ」です。IBM ThinkPad i Series 30とともに、このドライブを現在でも所有しています。
これが時期的※1に考えると3モード対応のドライブなのではないかと思われたため、久しぶりに引っ張り出してきて試してみることにしました。
オープンソースのUEFI実装EDK IIに脆弱性が発見される
オープンソースのUEFI実装プロジェクトである「EDK2(EDK II)」で、ファームウェアの更新用UEFIアプリケーションに脆弱性が発見され、告知が行われています:
- UEFI参照実装のカプセルアップデートに脆弱性 – 影響範囲が広大 – マイナビニュース
- 【セキュリティ ニュース】UEFIの実装に用いる「EDK2」に脆弱性 – ルートキット混入やセキュアブート回避のおそれ – Security NEXT
- JVNVU#98509080 UEFI EDK2 の Capsule Update 処理に複数の脆弱性 – Japan Vulnerability Notes
- Vulnerability Note VU#552286 – UEFI EDK2 Capsule Update vulnerabilities – The CERT Division | SEI | CMU
第一世代のIntel GalileoのACアダプターのリコールのその後
以前、Intelが第一世代のIntel GalileoボードのPSU(ACアダプター)の代替品を配布するということを告知したという件について、この「さかきけいのメモ」で書きました:
この際に、
私の見積もりではインテル Galileo 開発ボードの電源は、Intel® Galileo Board User Guide(私の日本語意訳)に記載があるように、5V 3Aが必要なように思えます(PCからUSB 2.0による給電500mAを考慮し、Intel Galileo Development Boardそのものの消費電力とPCI Express Mini Card、USB、シールドなどを仕様の上限まで接続した場合の合計値を元に計算)。このあたりで5V 2A定格出力の付属ACアダプターが過負荷となり、基準を超えるノイズが出てしまっているのではないかと…。
この推測の正誤は結果は交換後のACアダプターのアンペア数で明らかとなるでしょう。
と予想しました。