AMDのSeaMicro部門がVerizonのデータセンター案件を受注したという記事が出ていましたので紹介したいと思います:
「x86/x64/X86S」カテゴリーアーカイブ
AMDがIntel Virtualization Technology互換の実装をすべき理由
はじめに
まず、本題に入る前に、私が使っているパソコンについて説明をしておきたいと思います。
私が現在個人で使用しているパソコンは3台あり、デスクトップパソコンが「ASUS P6T / Intel Core i7-930 / メモリ24GB / HDD 1.5TB / NVIDIA GeForce GTX 580」、ノートパソコンが「HP Pavilion DM1-4009AU / AMD E-450 APU with AMD Radeon™ HD 6320 Graphics / SSDを480GBに換装 / メモリ8GB)」、そしてホームサーバーが「HP ProLiant MicroServer / AMD Athlon II / メモリ16GB / HDD 2TB×4」です。
そして、私はIntel派でもAMD派でもありません(Intel派にはAMD派に見え、AMD派にはIntel派に見えているだろうな、と思っています)。どちらでも自分がその時々でよいと思ったものを買います。今はたまたまAMDが多くなっていますが、数年前はIntel一色でした。さらにその前はデスクトップパソコンがAMDで、ノートパソコンとホームサーバーがIntelでした。こんな感じにいろいろと試してみています。
そのような使い方をしている中で、表題のように私は考えるようになりました。それを今回は書いてみたいと思います。
IntelのMicrocodeアップデートに関する話題
IntelがPentium Pro(P6アーキテクチャ)以降で採用している、Microcodeのアップデートですが、これに関する分析を行っている「Notes on Intel Microcode Updates – Inertia War」というページを江添亮さんのブログ「Intelのドキュメント化されていないマイクロコードアップデート用のバイナリの考察 – 本の虫」経由で知りました。
今のところフォーマットと署名などに関する部分までの分析がなされていますが、結論は出ていない状況です。それでもいくつかの情報が出ており、興味深い分析が書かれています。
ただ、本当にこのフォーマットがわかってしまい、(それが実際に動くかどうかは別として)マイクロコードを誰でも書けるようになってしまうと、Intel CPUそのものをクラックしたり壊したりする、なんてことにもなりかねないので、これは判明しないままの方が多くの人の幸せになるんじゃないかなぁ、とか、ちょっと後ろ向きではあるんですが、そんなことを思ってしまいました。
“Unreal mode”と呼ばれているx86の状態について
Intel 80386以降において、リアルモードでありながらセグメントリミットを0ffffh
以上(通常は0ffffffffh
)に設定して、上位メモリを自由にアクセスすることを「Unreal mode」と呼称することがあるようです(実はこのような名前がついていることを最近まで私は知りませんでした)。これを「裏ワザ」扱いしているページもあるのですが、これは普通にマニュアルに書いてある動作なのです。
Intel Galileo BoardとQuarkに関するまとめ(勝手にFAQ)
はじめに
先週末からいろいろと書いてきたIntel Galileo Board、Intel Quark SoC X1000、Intel Quark Coreに関する情報のまとめとして、勝手に想定するFAQを書いてみたいとおもいます。
Intel Quark Core自体の仕様(コードネームはLakemont Core?)
はじめに
昨日の「Intel Quark SoC X1000自体の仕様」に続いて、今日はIntel QuarkのプロセッサーコアIPである「Intel Quark Core(以下、Quark Core)」について書いてみたいと思います。
Intel Quark SoC X1000自体の仕様
はじめに
昨日の「Intel Quark SoC X1000搭載Intel Galileo Boardを発表」では「Intel Galileo Board(以下、Galileo)」としての仕様についていろいろと書きましたが、今日はGalileoから離れて「Intel Quark SoC X1000」自体の仕様について抜粋して紹介したいと思います。なお、抜粋仕様に含まれる性能や主張はIntel発表そのままであり、筆者の主張ではありませんので、その点はご理解ください。
Intel Quark SoC X1000搭載Intel Galileo Boardを発表
まだまだ実物が出てくるのに時間がかかるのではないかと思っていたのですが、Intelがイタリアのローマで開催中の「Maker Faire Rome」カンファレンスで「Intel Quark SoC X1000」搭載ボード「Intel Galileo Board」を発表しました。関連記事をいくつか紹介します:
- [公式]Galileo Development Board – Intel
- Intel、Arduino互換のマイコン開発ボード「Galileo」 ~400MHz駆動で低消費電力のPentium互換SoC「Quark」を搭載 – PC Watch
- インテル、オープンソース・ハードウェア・プラットフォーム「Arduino」と連携 – RBB TODAY
- インテル、開発者や学生に向けた「Galileo」ボードを発表–Arduinoと提携 – CNET Japan
- Intel、「Quark」搭載の非技術者向け「Galileo」ボードを発表 – ITmedia ニュース
- Intel、組込用SoC「Quark」搭載のArduino互換開発ボード「Galileo」を発表 – マイナビニュース
IntelのIA-32の64ビット拡張の名称まとめ
はじめに
IntelがIA-32の64ビット拡張を実施すると決めてから、現在のIntel 64に名前が落ち着くまでの間に4つの名称がありました。それぞれ、なんという名前で、いつ発表されたのか、そんなことがちょっと気になったのでまとめてみました。
日経WinPC 10月号掲載の大原雄介さんの記事について
先日の「月刊誌「日経WinPC」が休刊」するで書いたように今月はスキップ予定だったのですが、休刊の報を受けて急きょ先月発売(現在販売中)の10月号を購入し(併せて「DOS/V POWER REPORT 10月号」も買いました)いくつかの記事を読んでみました。