先週の「Intel® Quark™ SoC X1000 Board Support Package (BSP) Release 1.0.1」の公開と同じタイミングで「Intel® Galileo Software / Package Version: 1.0.0 for Arduino IDE v1.5.3」などがリリースされました。このパッケージには新たなIntel Galileoファームウェア Release 1.0.0が含まれており、OpenSSLに存在する「HeartBleed」の脆弱性の修正やいくつかの問題の修正、機能の追加などが行われています。
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昔懐かしいPC-9821で256色のMAGおよびPi画像表示とか
こんなツイートを見かけました:
昔懐かしいVRAMぶっ叩き処理。30biosと組み合わせてエディッタの背景に256のMAGとか出して遊んでおった pic.twitter.com/Kar60avXud
— Yossiepon (@yossiepon) May 24, 2014
そうそう、いろいろとやったよなぁ…。私も30行BIOSと90桁BIOSに対応したMAGとPiフォーマットに対応したグラフィック・ローダーをC言語で作成して公開してたよなぁ、とか思いにふけりました。
次期Intel Galileoボード(Intel Galileo Gen2)の情報 – まとめ
はじめに
現行の「Intel Galileo(プロダクト・コード:Galileo1)」の後継製品である「Intel Galileo Gen2(プロダクト・コード:Galileo2)」の情報について、先週末にいろいろと書きましたが、現時点で判明していることをまとめてみたいと思います。
現行Intel Quark CoreのコードネームはLakemont Coreで確定
最初(2013年10月)にIntel Quark関連の資料を見たときに、Intel Quark Core(Intel QuarkシリーズのCPUコア)のコードネームは「Lakemont Core」だ、ということを認識したわけですが、その後は本当に「Lakemont Core」が該当するコードネームなのかということを、確認できずにいました。
Intel Quark SoC X1000 BSP Rel 1.0.1 ビルド&ソフトウェア ユーザー・ガイド
はじめに
Intel Corporationは、2014年5月22日(現地時間)に「Intel® Quark™ SoC X1000 Board Support Package (BSP) Release 1.0.1」を公開しました。0.0.1のリリース番号のアップですが、そこからの受けるイメージとは異なり、新たなプラットフォームのサポートの追加が含まれています。
その追加されるプラットフォームとは次期「Intel® Galileo」ボードである「Intel® Galileo Gen2」です。またOpenSSLのセキュリティ・ホール「Heartbleed」の対策と、「Intel® Quark™ Core」に存在するLOCK
プリフィクスが不安定な問題への対応なども含まれています。さらに細かいところでは「Quark」にTMマークの付与が行われました。
次期Intel Galileoボード(Intel Galileo Gen2)の情報
次期「Intel® Galileo」ボードである通称「Galileo 2」の情報が少しずつですが、出てきています。この新しいIntel® Galileoボードは、現在のところ「Intel® Galileo Gen2」と呼ばれています。
2014年第1四半期のパソコン向けグラフィック・チップのシェア
はじめに
最近のパソコン向けのグラフィックス・チップのシェア、すなわちAMD、Intel、NVIDIAの近況や統合GPU(Integrated GPU/iGPU/APU)と独立GPU(Discrete GPU/Dedicated GPU/dGPU)がどのような傾向にあるのか知りたいと思い、調べてみましたので、その内容をシェアしたいと思います。
Intel Edisonは発表時と異なるIntel Edisonに変わった
今年1月に開催されたInternational CESの直前にIntel Edisonは発表されました。発表当時の記事「【イベントレポート】【Intel基調講演】IoT時代に備えてさまざまな手を打つIntel ~SDカード大のQuark搭載コンピュータ「Edison」を公開 – PC Watch」によれば、以下のようなスペックでした:
開発コードネーム「Edison(エジソン)」と呼ばれる、SDカード大の小型基板を紹介した。Edisonは、2013年9月のIDFでIntelが発表した22nmプロセスルールで製造される超低消費電力SoCとなるQuarkを搭載しており、Bluetooth LE、Wi-Fiの機能が搭載されており、Linux OSなどが動くようになっているという。
Intelがインテル Galileo 開発ボード付属ACアダプターの交換を実施
はじめに
Intel Corporationが「Notification for Intel® Galileo Users」という告知で、インテル Galileo 開発ボード(以下、英文の表現に合わせてIntel Galileoと表現)に付属する電源ユニット、つまりACアダプターの交換を発表しました。窓口は英語ですが、該当フォームには国を選択する部分がある全世界向けです。このお知らせの部分を例によって意訳してみました。
Ralinkチップ搭載無線LANアダプターはLinuxで使用すべきでない
はじめに
先日書いた“インテル Galileo 開発ボードでWi-Fi/BTを適法に使用する方法の実践”でUSB 2.0接続の無線LANアダプターをインテル Galileo 開発ボードでの使用方法を説明し、その後この方法には懸念があることを“インテル Galileo 開発ボードでWi-Fi/BTを適法に使用する方法の懸念”で書きました。
このRalink Technology(現・MediaTek)製のチップを搭載したUSB 2.0接続の無線LANアダプターである株式会社バッファローのWLI-UC-GNM(4981254668078
)ですが、これがLinux Kernel 3.8.7採用の環境でどのように動作するのかを追加で調査してみました。
今回はそのことについて書いてみたいと思います。