LaVie RXのハードディスク不調

現在メインに使用しているノートパソコンLaVie RX(2004年5月型:日本電気)のハードディスクの具合が悪いのです。とても悪いのです。どんな具合かというと、しばらく使用しているとアクセス不能になるというものです。当然Windowsはクラッシュします。あたりまえですね・・・。

昨日突然ブルーのカーネルパニック画面になって、「久々にこんな画面を見たなぁ」とか思っていたのですが、原因はハードディスクだったのです。それに気づいたのは自宅に戻ってからでした。突然マシンがカーネルパニック画面になり、再起動後ハードディスクが認識できないというBIOSのエラーが・・・。あー、ハードディスクだ、ということにこの時点で気づいたわけです。

1度目のカーネルクラッシュの時はSCSI PASS THROUGH INTERFACE絡みのソフトウェア開発をしている時だったので、それが原因で落ちたんだろうとか、根拠も無く思っていただけに結構なショックです。

失うことが許されないファイルも多数入ったハードディスクです。かなり背筋が寒くなり凍りつくような気分になりましたが、今までの挙動から考えるに「少し休ませれば少しの間は動くんだろうな」ということで、しばらく放置してマシンが冷えた頃に再度起動させてみたところ、やはり起動しました。

すかさずファイルのコピーを開始です。コピーしなければならないファイルは数十ギガバイトに及ぶので、自宅ファイルサーバーにさくっとコピーすることにしました。何度かマシンが途中で止まってしまう問題に遭いましたが、そのたびに少し休ませて騙し騙しなんとかコピー作業を行って、主なだったファイルの保護を完了しました。

そうなると、次は明日のデータ持ち歩きと不安定になったLaVie RXをどうするかということが課題になります。データについては旧主力ノートパソコンであったThinkPad i Series s30日本IBM)を使うことにしました。さくっとデータのコピーと必要なソフトのインストールを行い、こちらはこれでOK。

LaVie RXについては・・・。修理に出すか次のマシンをこの時点で買うか、はたまた自分でハードディスクを交換するか・・・。

まずは修理の検討のために121ware.comで価格を調べてみると、40,000円~70,000円とのこと。ついでに液晶も直そう(以前地震があったときに落下物が液晶を直撃して傷物になってるんです)かなと思ってみてみると、こちらは70,000円~100,000円。しくしく、このパターン(修理)はなしですね(ハードディスク交換だと中身が初期状態に戻ってしまって、各種ソフトのインストールやデータの書き戻し、設定等で1日~2日確実につぶれるし、帰ってくるまで時間がかかるのもネックです)。

新しいノートパソコンの購入について、ちょっと考えたのですが来年Windows Vista出荷後のほうがいいよなぁ、という思いが大きく断念しました。

なので残るはハードディスクの自力入れ替えです。価格を調べてみたところ、搭載されているハードディスクの同型は約1万円であることがわかりました。まぁ、これくらいなら、という価格ですね。このパターンではOSをどうするかという問題があります。LaVie RXはハードディスク内にリカバリーデータが入っており、ここから初期状態に戻す方式を採用しています。このため新しいハードディスクを購入するとOSや各種アプリ、ドライバがない!、という状況になってしまうわけなのですよ。

最初はNorton Ghostシマンテック)あたりを買ってきて不安定なハードディスクからデータを吸い出して新しいハードディスクに入れるなんてことを考えていたのですが、そもそも新しいソフトを入れて、吸い出すなんて悠長なことができるかどうか、という問題もありますし、この容量(80GB)だとCD/Rなどのメディア代もバカにならないわけです。それに多分焼いている最中にハードディスクが止まることは目に見えてました(概ね1時間~1時間半で止まるので)。

そこで最終兵器を購入することにしました。ハードディスク・デュプリケータです。この機器はハードディスクからハードディスクにさくっとデータをコピーしてくれるもので、ファイルシステムとかパーティションとかを無関係にディスク単位でさくっとコピーしてくれることから、非常に高速で完全なコピーが行えるのが特徴です。それにランニングコストを考えると2回くらいで値段の差は埋まるだろうというもくろみもあります。あればあったで、ハードディスクのコピーはよくやることでしょうから。

業務用の製品から家庭用(?)の製品まで幅広くあり、価格も下は1万円くらいから上は天井知らず(複数のハードディスク同時コピーサポートとかしているので比べるのもどうかと思うんですけど^^;)です。

私はローエンドではあるものの、必要十分の機能を持っている「これdo台ヒーロー:KD25-35FULセンチュリー)」を選び出して注文しました。そのうち届くでしょう。40GBのハードディスクのコピーが約20分とされていますから、80GBなら倍の約40分程度と思われます。ハードディスクが停止するまで約1時間ですから多少遅かったとしても大丈夫っぽいのが決め手でした。

届いたら同型のハードディスクを購入してLaVie RXに内蔵されているハードディスクの内容をコピーし、ハードディスクを載せかえれば万事うまく行くかな、と考えてます。もしも死んでいるのがハードディスクじゃなくてマザーボードだと悲しいことになりますけれど。

ま、実は発注してから秋葉原にいった方が早かったことに気づいたのは内緒です。

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