OBEXによる赤外線通信とiショット

昨日のコラムで「P504iS搭載のカメラに対する成果を近日中に公開できれば」ということを書きましたが、珍しく(?)遅延することなく本日公開することができました。それはWindows上のJavaから赤外線OBEX通信を行う試みというもので、本日追加した「WindowsでOBEXによる赤外線通信を行う」というページにて取り扱っています。このページではOBEXによる赤外線通信を行うライブラリとそのAPIリファレンス、サンプルアプリケーションを公開しています。

これがなぜP504iSのカメラ機能と結びつくのかというと、504iSシリーズはカメラにて撮影した画像を赤外線によるOBEXプロトコルによって外部機器に送信する機能を備えており、Windows上でこの処理を行うソフトウェアを作成することでNTTドコモの通信網を経由することなく撮影した画像を転送することができるわけです。

OBEXによる赤外線通信を行うサンプルアプリケーションとしてiショットのデータを送受信するソフトウェアを同ページで公開しています。このソフトウェアを用いることでP504iSが対応しているJPEG画像をWindowsパソコンとの間で直接やり取りすることができます。

現在のところ評価および実験専用に公開している状態ですが、今後完成度を増していければと考えています。

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