MIDP の AMS

はじめに

モバイル向けの Java である Java Platform, Micro Edition(Java ME : 旧称 Java 2 Platform, Micro Editon – J2ME )用のプロファイルに Mobile Information Device Profile(一般に MIDP あるいは MID Profile と短縮して呼ばれる)があります。

このプロファイルでは、デバイスの実装と MIDP 環境を結びつけたり MIDlet アプリケーション(MIDP 用のアプリケーション)を管理したりするために「AMS」というソフトウェア部品を定義しています。今回はこの AMS について混乱が起こっているということを書いてみたいと思います。
続きを読む

あけましておめでとうございます

昨年中は色々とお世話になりましてありがとうございました。大晦日の締めにも書きましたが、昨年は私にとって非常にマイペースな一年であったと思っています。

今年はペースを上げて、自分自身で目標を達成していく、そんな一年にしたいと思います。

本年もよろしくお願いいたします。

今年も今日で終わりです

今年は個人的にかなりゆっくりというか、マイペースな一年であったと思います。それを反映してか、こちらのメモもあまり書きませんでした。「さかきけいのメモ」を読んでいらっしゃる方には申し訳ありませんでした。来年はもう少しキッチリカッチリ行きたいな、と思っています。

こんな状態ではありますが、どうぞ来年もよろしくお願いいたします。

Virtual Machine Additions for Linux を Fedora 9 で使う

はじめに

前回に引き続いて Virtual Server / Virtual PC で Fedora 9 を使用する方法について書きたいと思います。今回は Microsoft が Virtual Server で使用するために公開している Virtual Machine Additions for Linux を Fedora 9 に適用する方法について書いてみたいと思います。

これは前回に書いたメモにおける「付録 – 仮想マシン内の時間の問題」の「カーネルに手を入れる」という部分についての記述に相当します。

2009/11/25追記:Virtual Machine Additions for Linux を Fedora 12 で使うを追加しました。
続きを読む

Fedora 9 を VirtualPC などにインストールする

はじめに

このさかきけいのメモでは以前に Fedora 7 を Virtual PC 2007 へインストールする方法について書いたことがありますが、今回は最近リリースされた Fedora 9 を Virtual PC 等にインストールする方法について書いてみたいと思います。

今回対象にするのは Virtual PC 2007 のみではなく、同 SP1 や過去の多少古いバージョンの Virtual PC 2004 あたりや Virtual Server 2005、同 SP1 なども考慮した設定としています。
続きを読む

時間の流れ

はじめに

昨日と一昨日ですが、「Java と Windows で赤外線 OBEX 通信をする試み」と「IrShot for Windows」を更新しましたが、特に IrShot for Windows の更新中に時間の流れというものを感じました。今回はそのことについてちょっと書いてみたいと思います。
続きを読む

ソフトウェアの更新のお知らせ

Java による OBEX ライブラリ

昨日、久々に「Java と Windows で赤外線 OBEX 通信をする試み」に掲載している OBEX ライブラリをリリースしました。主な変更点はビルド環境を Java SE 6 に更新したことと、細かな不具合修正をしたこと、OBEX 認証処理の開放(従来は使用できない状態にしていた)などです。ビルド環境を変更したことから付属の API リファレンスの生成に使用している javadoc のバージョンも上がり、一部環境での見づらさも解消されています。

続きを読む

電源がリセット?

はじめに

KDDI が本日掲載したプレスリリースにau携帯電話「W61PT」の「ケータイアップデート」開始のお知らせというものがあります。この中に「電源がリセット」という表現があり、どうしてもこの表現が気になってしまったので、そのことについて書いてみたいと思います。
続きを読む

ボーレート(baudrate)と転送速度(bps)

はじめに

非常に高い頻度で誤解される言葉に「ボーレート」と「bps」があります。ボーレートを取得する API の戻り値として bps が指定されていることが多々あります。しかしこれは正しくない、ということを解説したいと思います。
続きを読む