はじめに
前回にこの件(Seagate Technology LLC (シーゲート)が製造・販売しているハード・ディスク・ドライブの一部モデルにファームウェアのリビジョンによってはバグによる問題が発生する)を書いてから、かなり状況が変わりましたので、改めてこの件について書いてみたいと思います。
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前回にこの件(Seagate Technology LLC (シーゲート)が製造・販売しているハード・ディスク・ドライブの一部モデルにファームウェアのリビジョンによってはバグによる問題が発生する)を書いてから、かなり状況が変わりましたので、改めてこの件について書いてみたいと思います。
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ハード・ディスク・ドライブ・メーカーとしておなじみの Seagate Technology LLC (シーゲート)が製造・販売しているハード・ディスク・ドライブの一部モデルにファームウェアのリビジョンによってはバグによる問題が発生することが公開されました。これによって影響を受けるユーザーが多数とのことで、一部ではかなり注目されているようです。
今回はこの Seagate による Knowledge Base #207931 をかいつまんで日本語で解説したいと思います。なお、私は内容についてやその他について何も保証をしません。
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私がメインとして使用しているパソコンのハード・ディスク・ドライブが昨日壊れました。残念なことです。これによって失われるデータはそれなりにあるのですが、それよりもメインのパソコンが起動しなくなったことのほうが私にとって大きなダメージです。
ソニーが新製品として“ポケットスタイル PC” VAIO「type P」を発表しています。かなり軽くてスタイリッシュで、それでいて液晶は細かく、そして VAIO にしては安い!という、魅力的なマシンに見えます。
モデルが2種あり、片方は FOMA を、もう片方はワンセグを搭載しているとのことです。つまり、片方は久々のソニーによる FOMA 端末でもあるわけです。
最近 NTT ドコモに限らず各社において、各メーカーの別の技術を転用した名前が色々とついています。ソニーは過去に NTT ドコモ向けに Cybershot ケータイや BRAVIA ケータイを出していますが、さしずめ今回は VAIO ケータイといったところでしょうか?
米 AMD が昨年発表したプロセッサ AMD Phenom は errata(エラッタ) を持っていることが広く知られています。同一のシリコンを用いる予定であった AMD Opteron 計画は延期を余儀なくされ、発売された AMD Phenom も多くの疑念を抱く結果を招いています。
これは初期の段階において、不具合の内容が公式に公開されないままに報道が先行したことが大きく寄与していると思います。それと同時に、AMD から適切な発表が行われるのが遅かったということを指摘しないわけにはいかないでしょう。
この不具合について書かれたドキュメントを AMD は 2008 年 2 月 25 日付け(米国時間)で発表しましたが、同内容についてはあまり取り上げられていないように思います(特に日本国内の日本語の報道において)。
そこで、このドキュメント(Revision Guide for AMD Family 10h Prosessors : Publication #41322 / Revision 3.16 / Issue Date 02/25/08)に記載されている該当 errata #298 の内容を日本語にて解説したいと思います。
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Impress Watch による「SGI、特許侵害でATIを提訴」という記事が出ています。これによれば、アメリカ SGI がカナダ ATI Technologies を特許侵害で提訴したということです。この中で触れられている、この特許のライセンスを受けているとされる ATI Technologies の主要な競合企業とはほぼ間違いなくアメリカ NVIDIA なわけですが、こちらとはライセンスの合意ができているという点が興味を惹きます。元々、NVIDIA と SGI は人的に近い位置にあるといわれていますが、これも関係あるのでしょうか。もしもこの訴訟で SGI が ATI Technologies つまりアメリカ AMD に買収されてしまったら、など「たら」の想像をしてみるとなかなか刺激的です。
この件がどのように推移するのか注目していきたいと思っています。
2006 年 10 月 11日に、Transmeta が Intel を特許侵害で提訴した、というニュースが流れました(参考:Transmeta、特許侵害でIntelを提訴 〜Core 2プロセッサなどの販売停止を請求 – PC watch、Transmeta社,マイクロプロセサ特許侵害でIntel社を提訴 – Tech-On!など)。
今回はこの件についての私見を書いてみたいと思います。
2003 年から 2004 年にかけて、Intel は自社の CPU に関して 4T というものを掲げていました。それは、
です。Intel はこれらが Intel が注力する今後の技術であると高らかに謳い上げ、AMD との差別化をはかっていました。
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Intel がリリースする CPU は、(いわゆる)ノースブリッジを含む全てのチップセットを別チップで提供するという方式を採用していますが、対する AMD は、ノースブリッジを CPU に統合するという方式を採用しています。これはどちらがより優れているかという話ではなく、それぞれ利点と欠点があるとみるべきでしょう。
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Intel の Pentium 4 および Pentium D シリーズに採用されているアーキテクチャを同社は NetBurst と命名しています。このアーキテクチャは最近の Core Microarchitecture(以下、Core MA) の導入に伴って、同社からも見放された技術として認識されています。この NetBurst アーキテクチャは言われているようにダメなものなのでしょうか。その点について今回は書いてみたいと思います。
なお、ここで何度か書いているように私はハードウェアの専門家ではなく、書いていることには誤りが多分に含まれる可能性があることをご了承ください。
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