山田胡瓜さんの連載まんが“「バイナリ畑でつかまえて」第15話:人類は投了しました – ITmedia PC USER”が昨日掲載されました。よかった、今度はそれほど遅れていないです 🙂
一応ネタバレとなる恐れがあるので閉じておきます:
さっそく、第3回 将棋電王戦をインスパイアしたお話ですね。いつもネタ取りが新鮮です。…。一方でコミック化された時の具合がちょっと心配です…。←余計なお世話ですね、すみません。
描かれている、ゲームに対する主人公の意気込みはわかります。私はかつて、そんな意気込みでいろいろなゲームをプレイしていたと思います。今は遊んでもらっているなぁ、っていう意識が結構あります。
特に、この話の原型となっているであろう、昨今のコンピューターとその道のプロとの対戦では、コンピューターに対して本気で「負けてたまるか!」みたいなものを持って対戦しているはずだと思いますが、一般人は割とあきらめているだけに、その分、プロへの期待感がきっと強くなっているんだろうと勝手に思っています。
事前にいろいろなごたごたがあったうえで今回の実施となったため、運営側の双方のトップである株式会社ドワンゴ代表取締役会長の川上量生さんと日本将棋連盟棋士会会長の谷川浩司さんの対談は特に興味深く読みました。
さらにその上でAIと人間の思考についてとか、多くの人が思っているAIとは何かについても、ちょっと思いをはせました。そして、AIと生命体の思考の間にあるものはいったい何なのかなぁ、と、押井守監督・士郎正宗原作のアニメ版「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」のコード2501の生命体としての主張と亡命の希望をするシーンを思い浮かべたりもしました(声は家弓家正さんで!)。
いずれ、コンピューターは生命としての思考とAIの融合を果たすのでしょうか? そんなことをちょっと考えつつ読みました。
なんとなく、最後、人間がひらめいて終わった風味なので結果は…かもしれませんね!