「Adobe Creative Suite 6 Design & Web Premium」を今更購入

いまさらですが、「Adobe Creative Suite 6 Design & Web Premium」の「Upgrade A」を購入しました。「Upgrade A」からわかるように、今は「Adobe Creative Suite 5 Web Premium」を使用しています。このソフトウェア群は、私がインストールしているソフトウェアの中で最も使いこなせていないと、胸を張って(張るな!)いえます。

Adobe-CS6-Upg-A

私がこのソフトウェアを購入した経緯は「Java for iアプリ プログラミング入門」を執筆するにあたって、個人的にデザイナーさんに発注をかける必要があり、その際のデータのやり取りに「Adobe Photoshop」と「Adobe Illustrator」が必要になったことにさかのぼります。

このころは単体製品でした。1本が10万円くらいのをビックパソコン館(池袋)で2本買って、うわ~、と思った記憶があります。もう10年以上も前ですね。そこから始まって、「Creative Suite」の導入でまず1回、「Creative Suite 4」と「Creative Suite 5」で2回目(CS4購入でCS5への無料アップグレードを利用)、「Creative Suite 6(今回)」で3回目のアップグレードです。結構無駄にお金かかかっているなぁ、と思います。なにせ、全然使いこなせていません…。

普段はPhotoshopでちょっとした切抜きとか、ドット絵を描いたりするくらいしか使いません。そういえばロゴを作ったりもしていますね。本を見ながら見よう見まねで。こちらのサイトで公開したものだと「IrShot for iアプリ」の、AQUA風ボタンも確かPhotoshopで作ったものです(なお、IrShotのロゴは別のソフトウェア、確かMicrosoftの製品でソフトウェア名が思い出せないんですが、それを使って作ったハズです)。

あとは「Unofficial “CLDC 1.1 + MID Profile 2.0″ API Reference.」に含まれる各種図表もPhotoshopで作ったはずです。もっとも、Photoshopでなければできないようなことはまったくしていないんですが…。

そんなわけで、使いこなせていないので今回の「Creative Suite 6」で打ち切りにしようと思っています。月額制の「Creative Cloud」に切り替えても、使いこなせないままなのが明らかですから…(どうしても必要になったらその時に考える方向で)。

Adobeの製品がここまで広まったのは、その製品の品質とともに、それがデファクトスタンダード化したことが大きな要因です。それがCreative Cloudのような形になると、短期的には収益に貢献しても、長期的にはすそ野が狭くなってしまって逆効果になるんじゃないかなぁ、と思わないでもないですが、どうなるでしょうか?

必要な時以外は切ってしまうつもりで、気づくと勢い別のソフトウェアに流れてしまうような未来が見える気がするのです。

例えば、仕事でAdobe Creative Cloud(以下、Adobe CC)を使うために契約している人が、その仕事がひと段落してしばらく休んでいる間にライセンスが失効したとします。その状態で個人的に編集したいものが出てきたときにいちいちAdobe CCの契約をするとは思えないんですよね…(買い切りならこの段階でも該当ソフトウェアを使えます)。1度か2度、なら、まぁあるかもしれませんが、毎回そのハードルを越えるかというと、だんだん他の選択肢を模索し始めるんじゃないかと思うんです。それで、まぁまぁ使えるソフトウェアを見つけると、Adobe CCに帰ってくる人がだんだん減るんじゃないかなぁ、と。

まぁ、単純な私の想像にすぎないことではあるのですけどね。

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