絵文字をUnicodeに入れたのはやはり誤りだったと思う

アップル、絵文字の「多様性」拡充を求めてUnicode標準化団体と協議中Engadget Japanese”によると、Unicodeに含まれる絵文字の“多様化”をAppleが求めてUnicodeコンソーシアムと協議をしてるそうです。

もともと絵文字は当時NTTドコモに所属していた栗田穣崇さんがiモード用に策定したもので、Shift-JIS(Shift_JISではない点にご留意ください)の外字領域に収められました。これが爆発的に普及していくことになるのですが、これによってInternetでもWebやメールで絵文字を扱っているあるいは扱いたいというニーズが膨らんでいきます。

Googleとしても、絵文字に特殊な処理を入れるのではなく、Unicodeに入れることで標準化して扱いたいということで、Googleを中心にUnicodeに絵文字が収められました。

なので、

絵文字を作っている(と思われている)アップルは何をやってるんだ!といった主張が、数の多寡はともかく存在しています。分かりやすい例でいえば、「絵文字には特定の人種ばかりが描かれている」(ように受け取っている人々がいる)といった考え方です。

と言われるのはAppleにとっては、完全に濡れ衣ですよね。ベースとなったものは日本で作られたもので、別にそんな人種差別的な意図はまるでないわけなのですから(各社の絵文字をUnicodeに取り込めるように規格が制定されています)。

正直なところ、この記事を読んで、いわゆるマイノリティーを自認する一部の声の大きい人たちは先回りして考えすぎなのではないかと感じました。思ったことをそのまま行動に移しているだけで、経緯や規格など完全に無視なんですよね…。結局解釈の問題で実際には存在しない差別が存在すると認識してしまうというのは、ちょっと怖いことだと私は思いました。しかも、それが一定の説得力を持って世界を動かしてしまうのですから。

結構思い込みで世界は回っているんですね。

そこで思ったのですが、絵文字をUnicodeに入れたのは間違いだったんじゃないかと思います。これからこういう主張でどんどん絵文字がUnicodeに増えていくのはよくないことです。今後各国や各宗教などなどの主張が出てきたときに収集がつかなくなる恐れがあると思うのです。絵は絵として、文字は文字として扱える範囲に留めるべきだったのです。

結果論ですが…。


個人的な感想なのですが、オリジナルのiモードの絵文字の良さはその他の文字と同じで単色であったところにあると思っています。なので後発のEZwebやJ-SkyWebの絵文字は好きになれなかったです(動いているのとか最悪です)。そして今のフルカラーで書かれた絵文字は気持ち悪さすら感じます。

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