メインで使用しているパソコンのハード・ディスクが不調のようです。Windows 7の機能で「Windows バックアップ」というものがあり、これを使用してネットワーク上のストレージにバックアップを取っているのですが、今回初めてバックアップが終了しませんでした。 続きを読む
Intel Curie ModuleのSoCはIntel社外で製造されると考える理由
はじめに
いまさら説明する必要もないかと思いますが、Intel Corporationは世界最大の半導体メーカーです。そのIntelが発表した「Intel Curie Module」に搭載されるSoC「Intel Quark SE SoC」は、Intel自身が製造するのではないか、そんな風に漠然と考えられていることが多いのではないかと思います。しかし、私はいろいろな状況から、Intel Quark SE SoCはIntelではなく、Intel社外、それもTSMCが製造を担うのではないかと考えています。
今回はそんなことについて書いてみたいと思います。
初期発表時の「Intel Edison」のモックアップ説の一部を撤回
はじめに
私は初期のIntel Edisonがモックアップではないかという説を提唱し、それを考慮の前提として先週2本のコラム“「Intel Edison」のSoCはいったい「何」なのか?”と“「Intel QuarkなIntel Edison」と「Intel AtomなIntel Edison」”を書きましたが、その「初期発表時のIntel Edisonはモックアップである」という説の一部を撤回することにしました。
なぜ撤回すべきと考えたか、そのことについて書いてみたいと思います。
「Intel QuarkなIntel Edison」と「Intel AtomなIntel Edison」
はじめに
先日公開したメモ“「Intel Edison」のSoCはいったい「何」なのか?”をお読みになった方より、
- CES 2014でデモされたEdisonと発売されたEdisonの開発はどの程度オーバーラップしていたのか?
とのご指摘をいただきました。
全くその通りで、その点は非常に重要なのです。しかし、先日のメモではこの点を考察していませんでした。そこで今回はこの点を踏まえて、先日のメモの補足という形で考察してみたいと思います。
2015年4月5日追記
“初期発表時の「Intel Edison」のモックアップ説の一部を撤回”で表明したように、全ての旧Intel Edisonがモックアップだったのではないかという説を撤回しました。本メモはその反映がなされていませんので、その点ご留意ください。後程内容を調整する可能性があります。
「Intel Edison」のSoCはいったい「何」なのか?
はじめに
Intel Edison Compute Moduleについて、技術的なことあるいはちょっと作ってみたことなどを書いてきましたが、今回はちょっとわき道にそれて「Intel Edison Compute Module」のSoCはいったい「何」なんだろうか?ということを書いてみたいと思います。
“Intel Edison Compute Module – Firmware R2-BETA-WW05-15”について
はじめに
2015年3月26日(木)に「Intel Edison勉強会 第2回目: OSのアップデートが来ました!」というのがあり、私も「Intel Edison Compute Module Firmware Release 2 BETA WW05-15」についてのセッションを受け持ちました。その際に使用した資料(スライド)の配布と、当日口頭で話をした内容を盛り込んでまとめたメモを公開します。
“ファイナルファンタジーXI(FF11/FFXI)”の終わりの始まり
ついにオンライン・ゲーム「ファイナルファンタジーXI(FINAL FANTASY XI / FFXI / FF11)」の最終シナリオ「ヴァナ・ディールの星唄」が発表されました。今年、順次これらが最後まで実装され、それをもってファイナルファンタジーXIのメジャーバージョンアップが終了するとのことです。そして、これまで長きにわたってサポートされてきたコンシューマー・ゲーム機である「プレイステーション2(PS2)」と「Xbox 360」が、2016年3月をめどに終了を迎えることになりました。
これはすなわち、ファイナルファンタジーXIの「終わりの始まり」であるということができるでしょう。
Intel版Arduino IDE 1.6.0をWindows 7にインストールしてみる
はじめに
2015年2月9日にArduino IDE 1.6がリリースされました。いろいろと改善されているのですが、Intel Edison/Galileo向けのIntel版Arduinoは別枠でメンテナンスされており、同社のボードを使用する開発者は移行することができなかったのですが、約1か月後の3月11日にIntel版のArduino IDE 1.6もリリースされました。
リチウムイオン・ポリマー(Li-Po)充電池の供給が心細くなっている
最近は電子工作方面のことをよく書いているこのメモですが、今回はその電子工作を支える電源について書いてみたいと思います。
電子工作で最も重要なのは言うまでもなく電源です。これがなければ始まりません。また、一般に電子工作系では3.3 Vや5 V系を安定して得るために、これよりもやや高い電圧の電源を必要とします。配線を這わせても問題がなければAC-DC変換アダプターを使用し、そうでなければ多くのケースで乾電池(個人的には缶電池という漢字を普及させたいとも思う)あるいはリチウムイオン・ポリマー充電池を使用することが多いのではないかと思います。
特に大電流を取り出す必要がある用途では、事実上リチウムイオン・ポリマー充電池一択、それもSparkFun Electronics製品そのものであることが多いではないでしょうか?
「Intel Edison Kit for Arduino Hardware Guide」を日本語で読んでみる
はじめに
Intel Corporationが送り出したIntel Edison Compute Moduleと同時にリリースされた専用ボードのひとつにArduino互換の「Intel Edison Board for Arduino」があります。Arduino向けの資産を受け継ぐことができる設計であり、多くのユーザーがいるのではないかと思います。