Unofficial
"CLDC 1.1
+ MIDP 2.0"
API Reference.
(日本語版)

java.lang
クラス Byte

java.lang.Object
  上位を拡張 java.lang.Byte

public final class Byte
extends Object

プリミティブ型の byte をラップするクラスです。 Byte オブジェクトは1つの byte 型の値を保持します。

ラップを行うほかに String クラスへの変換および String クラスからの変換等の byte に関連する処理を提供します。

導入されたバージョン:
CLDC 1.0

フィールドの概要
static byte MAX_VALUE
          byte が表現できる値の最大値 (127) を示します。
static byte MIN_VALUE
          byte が表現できる値の下限値 (-128) を示します。
 
コンストラクタの概要
Byte(byte value)
          パラメータに渡された value を持つオブジェクトを構築します。
 
メソッドの概要
 byte byteValue()
          オブジェクトが保持している byte 値を返します。
 boolean equals(Object obj)
          渡されたオブジェクトとこのオブジェクトを比較します。
 int hashCode()
          オブジェクトのハッシュコードを返します。
static byte parseByte(String target)
          渡された文字列を 10 進数の値として評価し、その結果を byte 値として返します。
static byte parseByte(String target, int radix)
          渡された文字列を渡された基数の数値として評価し、その結果を byte 値として返します。
 String toString()
          オブジェクトが保持している byte 値を String オブジェクトへ変換します。
 
クラス java.lang.Object から継承されたメソッド
getClass, notify, notifyAll, wait, wait, wait
 

フィールドの詳細

MIN_VALUE

public static final byte MIN_VALUE
byte が表現できる値の下限値 (-128) を示します。

関連項目:
定数フィールド値

MAX_VALUE

public static final byte MAX_VALUE
byte が表現できる値の最大値 (127) を示します。

関連項目:
定数フィールド値
コンストラクタの詳細

Byte

public Byte(byte value)
パラメータに渡された value を持つオブジェクトを構築します。

パラメータ:
value - ラップする対象の byte 値。
メソッドの詳細

parseByte

public static byte parseByte(String target)
                      throws NumberFormatException
渡された文字列を 10 進数の値として評価し、その結果を byte 値として返します。 文字列が byte 型へ評価できない場合には NumberFormatException を throw します。

パラメータ:
target - 評価対象の文字列。
戻り値:
評価結果の byte 値。
例外:
NumberFormatException - byte へ評価できない場合に throw します。

parseByte

public static byte parseByte(String target,
                             int radix)
                      throws NumberFormatException
渡された文字列を渡された基数の数値として評価し、その結果を byte 値として返します。 文字列が byte 型へ評価できない場合には NumberFormatException を throw します。

パラメータ:
target - 評価対象の文字列。
radix - 評価対象の文字列表現の基数。
戻り値:
評価結果の byte 値。
例外:
NumberFormatException - byte へ評価できない場合に throw します。

byteValue

public byte byteValue()
オブジェクトが保持している byte 値を返します。

戻り値:
オブジェクトが保持している byte 値。

toString

public String toString()
オブジェクトが保持している byte 値を String オブジェクトへ変換します。

オーバーライド:
クラス Object 内の toString
戻り値:
オブジェクトが保持している byte 値を文字列として表現した結果。

hashCode

public int hashCode()
オブジェクトのハッシュコードを返します。

オーバーライド:
クラス Object 内の hashCode
戻り値:
対応するハッシュコード。

equals

public boolean equals(Object obj)
渡されたオブジェクトとこのオブジェクトを比較します。 パラメータ obj に渡されたオブジェクトが Byte クラスでなおかつ同じ byte 値を保持している場合に true を、そうでない場合は false を返します。

オーバーライド:
クラス Object 内の equals
パラメータ:
obj - 比較対象のオブジェクトを渡します。
戻り値:
等しい場合は true を、等しくない場合は false を返します。

Unofficial
"CLDC 1.1
+ MIDP 2.0"
API Reference.
(日本語版)

公式仕様書原文の著作権表記等(※):

Mobile Information Device Profile Specification ("Specification")
Version: 2.0
Status: FCS
Release: November 5, 2002

Copyright 2002 Sun Microsystems, Inc. and Motorola, Inc.
All rights reserved.
※ただしこの API リファレンスは英語仕様を一語一句正確に翻訳したものではなく、一度私が英語の仕様原文を読んだ上で元の意味と構造をなるべく保つように書き起こしたものです。このため一部は完全に異なる説明となっています。また CLDC 1.1 部分は同仕様の範囲外であるため、まったく参考とはしていません。

※仕様書のライセンス上、問題は無いと考えておりますが、万が一問題があるとお考えの関係者の方がいらっしゃいましたらメールにて連絡をいただけると幸いに存じます(第一言語に日本語、第二言語に英語を希望しますが、返信は基本的に日本語で行います)。

この API リファレンスは仕様書の日本語版という位置づけでは作成していませんし、仕様書ほど厳格でもありません。MUST、SHOULD、MAY などの仕様の条件を強調する文を維持していません(反映すらしていない個所もあります)。仮想マシンおよび MIDP の実装のために使用することは避けてください。そのような用途には必ず公式仕様書原文そのものを用いるべきです。
この API リファレンスに記載されている内容は"さかきけい"が Sun Microsystems, Inc や Motorola, Inc、Java Community Process が公開している各種公式資料を元に、独自に調査・編集したものであり、Sun Microsystems, Inc や Motorola, Inc、Java Community Process 等とは一切関係ありません。したがってこの API リファレンスに関する問い合わせを関係各社等に対して行うことを固く禁じます。
また、記載された内容には既知か否かに関らず誤りが含まれる可能性があり、一切保証はありません。本 API リファレンスを使用した結果、不利益が生じたとしても"さかきけい"は一切の責任を負いません。
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