javax.microedition.lcdui
クラス Screen

java.lang.Object
  javax.microedition.lcdui.Displayable
      javax.microedition.lcdui.Screen

直系の既知のサブクラス:

Alert, Form, List, TextBox

public abstract class Screen
extends Displayable

全ての高レベル・ユーザーインタフェースを提供するクラスのスーパークラスです。 Displayable クラスにオプションのタイトルおよびティッカーテープ（テロップ）の表示機能を加えます。 ディスプレイへの表示内容およびユーザーによる操作との相互作用は、サブクラスによって定義されます。

サブクラスに定義されたメソッドを使用して、そのクラスがディスプレイに表示されている間に、アプリケーションがスクリーン・オブジェクトの内容を変更したとします。 この変更によって、スクリーン・オブジェクトが目に見えている場合、ディスプレイへの表示内容は自動的に更新されます。 つまり、実装はアプリケーションによる特別な指示を待たずにアプリケーションによるメソッドの呼び出しの中でディスプレイへの表示内容をリフレッシュします。 例えば、リストオブジェクトが現在表示されており、リストの全ての要素が目に見えていると仮定します。 この状態でアプリケーションがリストの始めに新しい要素を挿入すると、それは直ちにディスプレイに表示されます。 また、他の要素は適切に処理された結果が表示されます。 アプリケーションがディスプレイをリフレッシュするために特別なメソッドを呼び出す必要はありません。

アプリケーションはスクリーン・オブジェクトがディスプレイに表示されていない状態でのみ表示内容を更新するようにすべきです。 ディスプレイに表示されている状態でスクリーンの内容を変更するとデバイスのパフォーマンスに影響を与えることがあります。 また、ユーザーがスクリーンと対話している最中にスクリーンの表示内容を変更すると、ユーザーを混乱させる原因になることがあります。

getTitle

public String getTitle()

スクリーンに設定されているタイトルを返します。 タイトルが設定されていない場合、null を返します。

戻り値:

スクリーンのタイトルあるいは null を返します。

関連項目:

setTitle(String)

setTitle

public void setTitle(String s)

スクリーンのタイトルを設定します。 タイトルに null を渡した場合、設定されているタイトルを削除します。

スクリーンがディスプレイに表示されている場合、表示内容の更新は実装がコールバックされるか MIDlet クラスの startApp メソッドの呼び出し後に直ちに行われます。

パラメータ:

s - 新しく設定するタイトルあるいは null を渡します。

関連項目:

getTitle()

setTicker

public void setTicker(Ticker ticker)

スクリーンにティッカーを設定します。 以前に設定されていたティッカーは削除され、新たなティッカーが設定されます。 ticker に null が渡された場合、このスクリーンから Ticker オブジェクトを削除します。 同じ Ticker オブジェクトを複数のスクリーン・オブジェクトで共有することができます。 これは同じ Ticker オブジェクトを異なるスクリーン・オブジェクトにこのメソッドで登録することによって行います。

スクリーンがディスプレイに表示されている場合、表示内容の更新は実装がコールバックされるか MIDlet クラスの startApp メソッドの呼び出し後に直ちに行われます。

パラメータ:

ticker - 新しく設定するティッカーあるいは null を渡します。

関連項目:

getTicker()

getTicker

public Ticker getTicker()

このスクリーンに設定されている Ticker オブジェクトを返します。 Ticker オブジェクトが登録されていない場合は null を返します。

戻り値:

ticker Ticker オブジェクトあるいは null を返します。

関連項目:

setTicker(Ticker)