はじめに
非常に高い頻度で誤解される言葉に「ボーレート」と「bps」があります。ボーレートを取得する API の戻り値として bps が指定されていることが多々あります。しかしこれは正しくない、ということを解説したいと思います。
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非常に高い頻度で誤解される言葉に「ボーレート」と「bps」があります。ボーレートを取得する API の戻り値として bps が指定されていることが多々あります。しかしこれは正しくない、ということを解説したいと思います。
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現在、上海で開催中の Spring Intel Developers Forum 2008 のレポート記事において、多数の MID という言葉とそれを実装した機器が紹介されています。これらの MID という言葉は Mobile Internet Device の略語として使用されているものです。それに対して、このサイトでは同じ MID という言葉は主に Mobile Information Device として使用しています。
今回は、この2つの MID について書いてみたいと思います。
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米 AMD が昨年発表したプロセッサ AMD Phenom は errata(エラッタ) を持っていることが広く知られています。同一のシリコンを用いる予定であった AMD Opteron 計画は延期を余儀なくされ、発売された AMD Phenom も多くの疑念を抱く結果を招いています。
これは初期の段階において、不具合の内容が公式に公開されないままに報道が先行したことが大きく寄与していると思います。それと同時に、AMD から適切な発表が行われるのが遅かったということを指摘しないわけにはいかないでしょう。
この不具合について書かれたドキュメントを AMD は 2008 年 2 月 25 日付け(米国時間)で発表しましたが、同内容についてはあまり取り上げられていないように思います(特に日本国内の日本語の報道において)。
そこで、このドキュメント(Revision Guide for AMD Family 10h Prosessors : Publication #41322 / Revision 3.16 / Issue Date 02/25/08)に記載されている該当 errata #298 の内容を日本語にて解説したいと思います。
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昨年中は色々とぐだぐだすごした気もします。そんな私も無事新年を迎えることができました。これも皆様のおかげあってのものと思います。
今年もどうぞよろしくお願いいたします m(__)m
またまた少し間が開いてしまいました。前回書いた翌日に体調を崩してしまいまして、その後、それで穴を開けた仕事を巻き返すためにがんばっていたり、なぜか突然色々と本を読み始めたりしていました(非技術書)。なので、このサイトのことはあんまり進んでいません。
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かなり予定より遅れていた CLDC 1.1 + MIDP 1.0 API リファレンス(Connected Limited Device Configuration 1.1 : CLDC 1.1 + Mobile Information Device Profile 2.0 : MIDP 2.0 or MID Profile 2.0)の API リファレンスですが、先ほどようやく全ての文章と図表が上がりました。現在、関係者で最終確認中です。今後、いずれかの段階で公開できるものと思います。当初、CLDC 1.0 相当だったものも CLDC 1.1 へ上げています。そんなわけで、それなりに役立つものになっていると思います。
URL をご存知の皆様は、認証情報と URL は従来のままですので、何かコメントがありましたらメールでフィードバックをいただけると大変助かります。よろしくお願いいたします m(__)m
私は通勤時間が結構長いです。といっても片道1時間も無いですし、乗換えがあるので1回の乗車時間は結構短いです。そんな中で暇をもてあましたくなく、何か手ごろに本を読みたい、と常々思っています(ほかにはケータイでボードゲームをしていることも結構あります)。
もちろん専門書も選択肢としてはあるのですが、それでは気分転換にならないし(とはいえ、明日までにこの技術を頭に入れなければいけない、とか切羽詰った状態になれば当然読みます)、かといってマンガや小説のようなストーリー性のあるものは、時間的な制約から没頭できずに選択することができません。そんなわけで、一まとまりの単位が小さくて、いつ読むのをやめてもいいような本、というのを選びます。
かつては「ブッシュ妄言録」と同2を選択したのが記憶に残っています(ちょっと検索してみたところ、私の記憶と違う表紙の本がヒットするので、どなたの著作かは控えます。興味があったら検索してみて下さい)。そして、今読んでいるのは「裁判官の爆笑お言葉集(長嶺超輝・著)」という本です。裁判官の「意外性のある」発言を集めたもので、爆笑ものだけが集まっているというわけでもありません。また、その発言がなされる前後の状況や考察なども出ており、興味だけではなく教養も満たしてくれる一冊です。
結構売れているらしく、本屋さんでも比較的目立つところにあると思います。お勧めですので良かったら手にとってみてみて下さい。
1ヶ月以上間を空けてしまいました。本日から再開したいと思います。前回スパムに対する気持ちを書いてから、なおもポストされ続けるスパムおよび参照元にかなりがっかり来てしまって、結局最終的には設定で両方とも切り捨てるようにしました(同時に各種アクセス制限は解除しました)。また、私生活上もいろいろとあって、書けることがない状態がしばらく続いてしまい、結果的に放置してしまいました。
しかし、そろそろもう一度書けるのではないかという思いが強くなってきたので再開したいと思います。今後も不定期になるかとは思いますが、よろしくお願いします。
皆様は「互換性」あるいは「互換」という言葉を目にしたり使ったりしたことはありますでしょうか? 特にIT系ではよく登場するこの言葉ですが、現在非常に混乱した使われ方をしています。その混乱は意味を逆に使ってしまうという形で現れており、どちらが優勢というわけではなく、ただ混乱している状況だといえます。そこで、今回は本来の意味において、互換性という言葉について書いてみたいと思います。
今回もまた前回書いてから1ヶ月以上あいてしまいました。とはいえ、この間はサボっていたわけではなくて、昼間の仕事が忙しかったり、私生活でいろいろとあったり、それもあるんですが、MIDP 2.0 API リファレンスの日本語による解説を作っていた点が一番大きいです。
こんな感じでようやく文章そのものは全部日本語による解説(本来の意味での翻訳では全然ないわけですが^^;)になりました。現在約 7.5 MB ほどのサイズです。あとは日本語としてや、そもそも意味としておかしかったり、画像でまだ準備できていないものを作ったりなどの作業が残っています。
2週間くらいで後工程が全て終えられるといいとは思っているのですが、どうなるのかは微妙なところです。
現在一部の方々に URL と認証情報を送って公開中です。もしも何か指摘がありましたらどしどしメールでお知らせください。よろしくお願いします。