MicrosoftがBUILD2014において、Intel Galileoボード上でWindowsを動作させるデモを発表したそうです:
この記事によると以下のようなWindowsの動作デモを行ったそうです:
現在、Galileoで動作するOSはLinuxだが、インテルとマイクロソフトの密接な連携によりWindowsの動作に対応したことをMyerson氏は明らかにした。Galileo上で動作するWindowsのデモとして、大型の「ピアノ」デバイスを披露した
現在のIntel Galileoボードは、標準でYocto Project – Poky 9.0によるLinuxを搭載していますが、決してLinux専用というわけではありません。他のOSをポーティング(移植)するために必要な各種情報は公開されています。しかし、既存のパソコン向けWindowsをそのまま稼働させることは難しい状態でした(Windows 8シリーズはSSE2までを必要としていますが、Intel Quark CoreはPentium(P5)と同じレベルの命令セットまでしか持っておらず、動かすことができませんでした)。
今回、MicrosoftがInternet of Things向けのWindowsである「Windows for IoT」をリリースするにあたり、開発リファレンスプラットフォームとしてIntel Galileoを選び、Intelと協力して実装を行ったということのようです。
このWindows for IoTは0ドル(無料)とのことですから、もしかするとこのWindows for IoTのIntel Galileo版がいずれMicrosoftのサイトでダウンロードできるようになるのかもしれません。