ルネサスと任天堂の関係

鶴岡工場閉鎖で任天堂苦悩 Wii Uの未来に再び暗雲ダイヤモンド・オンライン

ルネサスエレクトロニクスの再編に伴って任天堂への影響が想定されるという記事です。

 鶴岡工場はルネサスのシステムLSIの主力製造拠点で、旧NEC系。ルネサスは台湾の半導体製造大手TSMCと売却交渉を進めたがまとまらず、2~3年以内に閉鎖することを決めた。

 なぜ、鶴岡工場の閉鎖が任天堂の痛手になるのか。それはWii Uの“命の石”ともいえる半導体を製造しているからだ。

ワンチップでロジックとDRAMを混載して製造しているため、他の製造施設に移しづらく、任天堂にとって状況がよくないということですね。実際にはいくつかの製造施設でオプションとして混載DRAMがあるにはあるのですが、物理設計をそのまま持って行って動くということはほぼないでしょうから、移設(移植)をするということはないのかなぁ、と思います。

任天堂としては、この2~3年の猶予の間に必要なチップをすべて製造するという手を取ることになるでしょう。うまく予測を立てないと過剰在庫あるいは機会損失ということに。

いずれにしても難しい決断になりそうです。

正体不明の動物

これがアルパカ?!でもカワイイ! 猛暑対策→全身毛刈りでアンバランスにMSN産経ニュース

ぜひリンク先の写真を見てみてください。変な感じです。

これを見ていて、数年前までうちにいた犬を思い出しました。夏場に暑そうにしているのを丸刈りにされていることがありました。なんかこんな感じになっていました。犬も割と毛が厚くはえていて、刈ってしまうとずいぶんとやせて見えたものです。

刈った本人が「みすぼらしくて散歩に連れて行きたくない」とか言っていました…。かわいそうに。※1


  • 言っているだけで実際には散歩に連れて行ってもらっていたので大丈夫です。

Intel 80286のA20マスクにまつわる話

はじめに

HMAの説明で80286の不具合として挙げられていることが多いA20マスクがらみの話。しかし、これは仕様であって不具合ではないという解説をしてみたいと思います。

※本稿では16進数表現を「0000h」のように終端に「h」を付けて表現します。数値の先頭が0から9ではない場合には0を補います。ただし、参考文献からの引用は原文通りとします。
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中学校向けのマイコンカー

ルネサス 中学必修の「プログラム制御」を学べる“マイコンカー”を発売EDN Japan

時代に合わせて教育現場も変わっているということで、それに対応する製品が発売されたという記事です。

2013年度から中学校の技術家庭科では「情報に関する技術」が必修となり、その中で「プログラムによる計測・制御」が指導項目の1つとして挙げられている。

面白いですね~。授業の割り当てがおよそ3時間ということで、それに合わせたつくりとなっているようです。組み立てに1時間、個体差の調整に1時間、プログラム作成しての自律走行に1時間を見込んでいるということです。

楽しそう…。

Windows XPからの移行

Windows XPから「気持ち良く」移行するには?ITmediaエンタープライズ

ITmediaさんのWindows XPからの移行記事に関する記事です。

発売から12年以上もサポートが継続してきた

昨日(2013年8月20日)更新の記事ですから、Windows XPが発売されてからまだ約11年10カ月です。なので「12年以上」ではないです。サポート終了時点で「12年以上」となる予定です。

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大判書にカバーをかけてくれる本屋さん

みなさんは本を買うときに「この本屋さん」と決めているお店はありますか? 私はパソコン関連の専門書を買うときには秋葉原のYodobashi-Akiba内にある有隣堂 ヨドバシAKIBA店をよく利用しています。この本屋さんをよく使う理由は大判の本でもカバーをかけてくれるところにあります。リブロ 池袋本店も用意しているのですが、普段の移動ルートとは少し外れるので足しげく通うというほどではありません。

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Facebookへのよくない不具合報告

Facebookのバグ発見者、ザッカーバーグCEOのタイムラインを使って報告ITmedia ニュース

鈴木 聖子さんによる記事です。

Facebookのタイムラインに他人がコメントを投稿できてしまう問題を見つけた研究者が、同社のマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)のタイムラインにリンクを投稿して対応を促した。これを受けてFacebookは問題を修正したものの、「他人のアカウントを許可なく利用した」としてこの研究者を批判している。

これは当然の対応だと思います。脆弱性を見つけて実力行使をしてしまっては、それを正当化することはできません。あくまでも自己に許された範囲内でテストを実施することが許されるのみで、それを超えてしまえばその行為は罰せられて当然です。※1 このように適切にサービスベンダーが対応しない場合には、各国にあるセキュリティ仲介組織※2に届け出るとよいでしょう。

いずれにしてもFacebookのセキュリティチームは、もう少しきちんとした対応をすることが期待されますね。


Intelによる最新SSDのアピール

Intel、最新SSDの詳細を解説 – 省電力化した「530」と”一貫した性能”を実現する「DC S3500」をアピールマイナビニュース

これは少し前の8月1日に掲載された、Intelが自社SSD製品に関して発表を行ったという記事です。

ヘイゼン氏によると数百というプラットフォームに対して、5,000以上のテストを実施しパフォーマンスを検証しているという。

それでも相性問題が出るときは出るのですけどね…。

実は手持ちのノートパソコンHP Pavilion dm1-4009AU パフォーマンスSSDモデルのSSD(Intel® SSD 320 Series (160GB, 2.5in SATA 3Gb/s, 25nm, MLC))を容量アップ目的で交換しようと、Intel® SSD 520 Series (480GB, 2.5in SATA 6Gb-s, 25nm, MLC)を購入しました。そして内容を全部移して問題なく起動して、すべては問題なく終わったように見えたのですが…。

マシンがスリープするとSSDが復帰できなくて、そのままブルースクリーンで落ちてしまうようになりました。BIOSのアップデート、ファームウェアのアップデート、ドライバーのアップデートなど、いろいろと手を尽くしましたが改善しません。同じメーカーのSSD同士の交換でも他の製品ラインだとやはり別物だということを実感した一件でした。

Intelによるデータセンター向け通信技術

Intel 来月のIDFで1.6Tb/sを実現する光学インターコネクト技術を明らかに北森瓦版

北森四夜さんの個人ブログからです。

ごく最近まで知られることがなかったこの技術は現在ドラフトスペックが準備されつつあるようである。そして来月のIntel Developer Forum (IDF 2013) でこの技術について明らかにされる。

Intelは古くからシリコンフォトニクスについて研究をしており、その研究の一部を2002年から公開し続けています。1つの成果はLightPeakで、これは物理層を光から電気に変えてThunderlightとして生まれ変わりました。そしてもう一つの成果がこのデータセンター向けのソリューションということになるのでしょう。

Intelがすごいのは、最先端企業になった今でも技術開発に余念がなく、結果を出し続けているところにあります。最近でも、組み込みボルテージレギュレーター、22nm半導体製造プロセス、3Dトランジスターの導入、デジタルRF、近しきい電圧(Near-Threshold Voltage)、先端製造プロセス適応型広帯域DRAMなどなど。これからも新しい技術要素が出てくるのでしょう。