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Unofficial "CLDC 1.1 + MIDP 2.0" API Reference. (日本語版) |
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概要: 入れ子 | フィールド | コンストラクタ | メソッド | 詳細: フィールド | コンストラクタ | メソッド |
java.lang.Object java.lang.Math
public final class Math
基本的な演算機能を提供します。
フィールドの概要 | |
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static double |
E
自然対数の底 e に最も近い double 値です。 |
static double |
PI
円周率 pi に最も近い double 値です。 |
メソッドの概要 | |
---|---|
static double |
abs(double a)
double 値の絶対値を返します。 |
static float |
abs(float a)
float 値の絶対値を返します。 |
static int |
abs(int value)
渡された値の絶対値を返します。 |
static long |
abs(long value)
渡された値の絶対値を返します。 |
static double |
ceil(double a)
a の値以上で、数学上の整数と等しく、最も小さい(負の無限大に最も近い)double 値を返します。 |
static double |
cos(double a)
三角法による角度の余弦(コサイン)を返します。 |
static double |
floor(double a)
a の値以下で、数学上の整数と等しく、最も大きい(正の無限大に最も近い)double 値を返します。 |
static double |
max(double a,
double b)
2つの double 値のうち、より大きい方の値を返します。 |
static float |
max(float a,
float b)
2つの float 値のうち、より大きい方の値を返します。 |
static int |
max(int value1,
int value2)
渡された2つの値の大きい方を戻り値として返します。 |
static long |
max(long value1,
long value2)
渡された2つの値の大きい方を戻り値として返します。 |
static double |
min(double a,
double b)
2つの double 値のうち、より小さい方の値を返します。 |
static float |
min(float a,
float b)
2つの float 値のうち、より小さい方の値を返します。 |
static int |
min(int value1,
int value2)
渡された2つの値の小さい方を戻り値として返します。 |
static long |
min(long value1,
long value2)
渡された2つの値の小さい方を戻り値として返します。 |
static double |
sin(double a)
三角法による角度の正弦(サイン)を返します。 |
static double |
sqrt(double a)
double 値を正しく丸めた正の平方根を返します。 |
static double |
tan(double a)
三角法による角度の正接(タンジェント)を返します。 |
static double |
toDegrees(double angrad)
ラジアン単位の角度を同等な度単位の角度に変換します。 |
static double |
toRadians(double angdeg)
度単位の角度を同等なラジアン単位の角度に変換します。 |
クラス java.lang.Object から継承されたメソッド |
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equals, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait |
フィールドの詳細 |
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public static final double E
double
値です。
public static final double PI
double
値です。
メソッドの詳細 |
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public static int abs(int value)
渡された値の絶対値を返します。 引数が負数ではない場合、戻り値には受け取った値がそのまま返されます。 引数が負数の場合は符号を逆にした値を返します。
ただし、Integer.MIN_VALUE
と等しい値の場合はそのままの値を返します。
これは2の補数による数値表現の限界のために符号を反転させることができないためです。
value
- 絶対値を求めたい値を渡します。
public static long abs(long value)
渡された値の絶対値を返します。 引数が負数ではない場合、戻り値には受け取った値がそのまま返されます。 引数が負数の場合は符号を逆にした値を返します。
ただし、Long.MIN_VALUE
と等しい値の場合はそのままの値を返します。
これは2の補数による数値表現の限界のために符号を反転させることができないためです。
value
- 絶対値を求めたい値を渡します。
public static int max(int value1, int value2)
value1
- 比較対象にする値の片方を渡します。value2
- 比較対象にする値のもう片方を渡します。
public static long max(long value1, long value2)
value1
- 比較対象にする値の片方を渡します。value2
- 比較対象にする値のもう片方を渡します。
public static int min(int value1, int value2)
value1
- 比較対象にする値の片方を渡します。value2
- 比較対象にする値のもう片方を渡します。
public static long min(long value1, long value2)
value1
- 比較対象にする値の片方を渡します。value2
- 比較対象にする値のもう片方を渡します。
public static double sin(double a)
三角法による角度の正弦(サイン)を返します。 特別なケースとして以下のものがあります:
a
が非数(NaN)ならば非数(NaN)を返します。
a
がゼロならば、符号を含めてその値をそのまま返します。
a
- ラジアン単位の角度を渡します。
public static double cos(double a)
三角法による角度の余弦(コサイン)を返します。 特別なケースとして以下のものがあります:
a
が非数(NaN)ならば非数(NaN)を返します。
a
- ラジアン単位の角度を渡します。
public static double tan(double a)
三角法による角度の正接(タンジェント)を返します。 特別なケースとして以下のものがあります:
a
が非数(NaN)ならば非数(NaN)を返します。
a
がゼロならば、符号を含めてその値をそのまま返します。
a
- ラジアン単位の角度を渡します。
public static double toRadians(double angdeg)
度単位の角度を同等なラジアン単位の角度に変換します。
angdeg
- 度で表現された角度を渡します。
angdeg
の角度を返します。public static double toDegrees(double angrad)
ラジアン単位の角度を同等な度単位の角度に変換します。
angrad
- ラジアン単位で表現された角度を渡します。
angrad
の角度を返します。public static double sqrt(double a)
double
値を正しく丸めた正の平方根を返します。
特別なケースとして以下のものがあります:
a
が非数(NaN)ならば非数(NaN)を返します。
a
が正の無限大ならば正の無限大を返します。
a
がゼロならば、符号を含めてその値をそのまま返します。
a
- 変換する値を渡します。
a
に対応する正の平方根を返します。
a
が非数(NaN)かゼロ未満ならば、結果は非数(NaN)です。public static double ceil(double a)
a
の値以上で、数学上の整数と等しく、最も小さい(負の無限大に最も近い)double
値を返します。
特別なケースとして以下のものがあります:
a
が既に数学上の整数と等しいなら a
をそのまま返します。
a
が非数(NaN)、無限大、またはゼロ(正と負両方)であれば、a
をそのまま返します。
a
がゼロより小さく -1.0
以上であるならば負のゼロを返します。
Math.ceil(x)
は -Math.floor(-x)
と等価であることに注目してください。
a
- 対象とする double
を渡します。
a
以上で数学上の整数と等しく、最も小さい(負の無限大に最も近い)値を返します。public static double floor(double a)
a
の値以下で、数学上の整数と等しく、最も大きい(正の無限大に最も近い)double
値を返します。
特別なケースとして以下のものがあります:
a
が既に数学上の整数と等しいなら a
をそのまま返します。
a
が非数(NaN)、無限大、またはゼロ(正と負両方)であれば、a
をそのまま返します。
a
- 対象とする double
を渡します。
a
の値以下で、数学上の整数と等しく、最も大きい(正の無限大に最も近い)値を返します。public static float abs(float a)
float
値の絶対値を返します。
a
が負でなければ、そのままの値を返します。
a
が負ならば、符号を反転させた値を返します。
特別なケースとして以下のものがあります:
a
が正のゼロか負のゼロであれば、正のゼロを返します。
a
が無限大であれば正の無限大を返します。
a
が非数(NaN)であれば非数(NaN)を返します。
言い換えると、以下の式による表現の結果と等しくなります:
Float.intBitsToFloat(0x7fffffff & Float.floatToIntBits(a))
a
- 絶対値を求める float
値を渡します。
a
の絶対値を返します。public static double abs(double a)
double
値の絶対値を返します。
a
が負でなければ、そのままの値を返します。
a
が負ならば、符号を反転させた値を返します。
特別なケースとして以下のものがあります:
a
が正のゼロか負のゼロであれば、正のゼロを返します。
a
が無限大であれば正の無限大を返します。
a
が非数(NaN)であれば非数(NaN)を返します。
言い換えると、以下の式による表現の結果と等しくなります:
Double.longBitsToDouble((Double.doubleToLongBits(a)<<1)>>>1)
a
- 絶対値を求める double
値を渡します。
a
の絶対値を返します。public static float max(float a, float b)
2つの float
値のうち、より大きい方の値を返します。
すなわち、正の無限大により近いほうの値です。
a
と b
が同じ値ならば、その値を返します。
値が非数(NaN)であるなら非数(NaN)を返します。
このメソッドは数値比較演算子と異なり、厳密には負のゼロが正のゼロよりも小さいとみなします。
つまり、片方のパラメータが正のゼロであり、もう片方のパラメータが負のゼロであるなら、正のゼロを返します。
a
- 比較する対象の float
値を渡します。b
- 比較する対象の float
値を渡します。
a
と b
のうち、大きな方の値を返します。public static double max(double a, double b)
2つの double
値のうち、より大きい方の値を返します。
すなわち、正の無限大により近いほうの値です。
a
と b
が同じ値ならば、その値を返します。
値が非数(NaN)であるなら非数(NaN)を返します。
このメソッドは数値比較演算子と異なり、厳密には負のゼロが正のゼロよりも小さいとみなします。
つまり、片方のパラメータが正のゼロであり、もう片方のパラメータが負のゼロであるなら、正のゼロを返します。
a
- 比較する対象の double
値を渡します。b
- 比較する対象の double
値を渡します。
a
と b
のうち、大きな方の値を返します。public static float min(float a, float b)
2つの float
値のうち、より小さい方の値を返します。
すなわち、負の無限大により近いほうの値です。
a
と b
が同じ値ならば、その値を返します。
値が非数(NaN)であるなら非数(NaN)を返します。
このメソッドは数値比較演算子と異なり、厳密には負のゼロが正のゼロよりも小さいとみなします。
つまり、片方のパラメータが正のゼロであり、もう片方のパラメータが負のゼロであるなら、負のゼロを返します。
a
- 比較する対象の float
値を渡します。b
- 比較する対象の float
値を渡します。
a
と b
のうち、小さな方の値を返します。public static double min(double a, double b)
2つの double
値のうち、より小さい方の値を返します。
すなわち、負の無限大により近いほうの値です。
a
と b
が同じ値ならば、その値を返します。
値が非数(NaN)であるなら非数(NaN)を返します。
このメソッドは数値比較演算子と異なり、厳密には負のゼロが正のゼロよりも小さいとみなします。
つまり、片方のパラメータが正のゼロであり、もう片方のパラメータが負のゼロであるなら、負のゼロを返します。
a
- 比較する対象の double
値を渡します。b
- 比較する対象の double
値を渡します。
a
と b
のうち、小さな方の値を返します。
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Unofficial "CLDC 1.1 + MIDP 2.0" API Reference. (日本語版) |
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前のクラス 次のクラス | フレームあり フレームなし | |||||||||
概要: 入れ子 | フィールド | コンストラクタ | メソッド | 詳細: フィールド | コンストラクタ | メソッド |
公式仕様書原文の著作権表記等(※): Mobile Information Device Profile Specification ("Specification") Version: 2.0 Status: FCS Release: November 5, 2002 Copyright 2002 Sun Microsystems, Inc. and Motorola, Inc. All rights reserved. | ※ただしこの API リファレンスは英語仕様を一語一句正確に翻訳したものではなく、一度私が英語の仕様原文を読んだ上で元の意味と構造をなるべく保つように書き起こしたものです。このため一部は完全に異なる説明となっています。また CLDC 1.1 部分は同仕様の範囲外であるため、まったく参考とはしていません。 ※仕様書のライセンス上、問題は無いと考えておりますが、万が一問題があるとお考えの関係者の方がいらっしゃいましたらメールにて連絡をいただけると幸いに存じます(第一言語に日本語、第二言語に英語を希望しますが、返信は基本的に日本語で行います)。 |