NTTドコモが504iシリーズ向けの資料と開発ツールを公開しました。内容についての概要は後でまとめて掲載したいと思います。
「Java」カテゴリーアーカイブ
ezplusの開発ツール公開
KDDIは同社の携帯電話サービスau向けのJavaコンテンツezplusに対応した開発ツール「ezplus開発キット」を5月10日より公開しているとプレスリリースを本日付けで発表しました。これはJフォン向けのツールと同様の構成となっているようで、別途Java 2 SDK, Standard EditionとJ2ME Wireless Toolkitを必要とします。(この件で見ていて気が付いたのですが、Java 2 SDK, Standard Editionもマイナーバージョンアップした1.3.1_03が公開になっています。)
Java for iアプリ プログラミング入門
2002年4月13日のインフォメーションでもちょっと書いたように株式会社ピアソン・エデュケーションよりJava for iアプリ プログラミング入門(ISBN:4-89471-515-5
)という書籍を出させていただきました。先日はちょっと照れもあって「こんなのがでました」と書いてしまいましたが、ご協力いただいた皆様に申し訳がないので、ちゃんとショートコラムとしてまとめて書くことにしました。表紙は左のものです。実はこの表紙、私のリクエストと違うんです。でも、見てみていいな、と気に入っています。
少し出遅れましたが..。
技術評論社の季刊MobilePRESS/2002年春号に6ページほど書かせていただきました。何かご意見ご感想等ありましたらメールにて送付していただけると幸いです。また、リクエスト、タレコミ等もありましたら併せてお願いします(笑)
J-フォンのSDK公開
J-フォンがJ-PHONE Developer Programにおいて開発ツールの公開を開始しました。公開したものは以下の通りです。
- J-Sky Application Emulator(株式会社ゼンテック・テクノロジー・ジャパン製)
- MascotCapsule(R)/Tool Kit for J-PHONE(株式会社エイチアイ製)
- サウンドライブラリ(株式会社タイトー製)
その他にSun Microsystems, Inc.製のJava 2 SDK, Standard Edition 1.3およびJ2ME Wireess Toolkitを必要とします。
Java 2 Platform/SDK, Standard Edition, version 1.4
Sun Microsystems, Inc.のJavaSoft部門がJava 2 SDK, Standard Edition, version 1.4と同Platformを公開しました。久しぶりのメジャーバージョンアップです。
次の製品
少し前の話題になりますが、インプレス社のケータイウォッチにJ-フォン、J-SH51、J-K51の発売は2月以降という記事が出ています。確かに昨年の11月末に発表されたスケジュールでは既に1月中には新端末が発売され、昨年12月中旬にはJavaアプリの開発環境も公開されているはずでした。しかし、どのように計画が狂ったのかわかりませんが、現在にいたるまでいずれの動きもない状態が続いています。何かトラブルが発生しているのでしょうか? 気になるところです。(J-フォン専業ショップでは2月中旬とアナウンスしているようです。)
一方、NTTドコモもiモード及びDoPa(9600bps・デュアルサービス)におけるパケット通信の高速化等を実施を予定していますが、この話もあまり聞こえてきません。iアプリのサイズが30キロバイトに拡張されるというのも大きな点です。従来の10KBはかなり強い制約であったことを考えると非常に魅力的です。まだ春までにはしばらくあるので、遅れているということもないのでしょうが、気になります。
欧州版iモード
ようやく欧州でiモードサービスの実証実験が2001年12月20日から行われるとKPN Mobileが発表しました。NECが提供する日本のデザインをベースにしたN21iという端末が投入されるということで、基本的には日本のiモードサービスと大きな差異はないもののようです。ただし、既に一部導入がされているWMLがデフォルトでサポートされているのが日本と異なるところでしょうか。
コンテンツの作り方もほとんど日本のiモードと同じなので、言語の壁さえ越えることができれば、日本で作成された膨大なコンテンツを欧州に投入できる可能性があります。コンテンツ提供各社も本サービス開始時には対応を表明するところが出てくるでしょう。また、この実証実験の段階から日本からはサイバードとハドソンが先行してコンテンツの提供を開始するとのことです。この件に関して、サイバードのプレスリリースとハドソンのプレスリリースがでています。
今後、このiモードサービスが順調に立ち上がればいずれJavaがサポートされる日も来るでしょう。そのとき導入されるJavaの仕様がDoCoMoProfileなのかMID Profileなのかが今から非常に興味深いところです。
さて、日本のiモードサービスですが、本日加入者数が2001年12月16日付けのデータに更新されました。それによるとiモード契約が29,744,000件、そのうち503iシリーズによる契約が9,880,000件とのことです。やはり今年中にiアプリ対応端末による契約が一千万件を突破するのは間違いなさそうです。
iモーションとiモーションのiアプリからの制御
FOMA N2002で導入された動画の再生サービス「iモーション」をここ数日試してみました。端末自身の不具合は昨日書いた通りなので、それ以外の部分について書きたいと思います。
iアプリ端末の数と実際の稼動数
12月9日付でiモードサイトで公開されているiモード契約者数とそれに占める503iシリーズの端末数が更新されました。それによると、iモード契約件数は29,531,000件、そのうち503iシリーズによる契約が9,600,000件となっています。あと2週間で確実に503iシリーズの契約はは10,000,000件を超えるでしょう。