はじめに
「GPUとは何か?」と質問をされて、正確に答えられる人は割と少ないと思います。特に、GPUという言葉をきちんと知っていると正確に答えるためには一言では表現できないでしょう。「GPU」と「いわゆるGPU」を分けて説明する必要があるからです。
「GPUとは何か?」と質問をされて、正確に答えられる人は割と少ないと思います。特に、GPUという言葉をきちんと知っていると正確に答えるためには一言では表現できないでしょう。「GPU」と「いわゆるGPU」を分けて説明する必要があるからです。
後藤 弘茂さんによる、AMDを中心としたHSAについての解説記事です。
後藤さんの連載から関連する過去記事を3つ紹介します。
最初のころと比較して、仕様そのものがとても大きくなりつつあるように見えます。確かに中間言語「HSAIL」とそれを取り巻くソフトウェアレイヤーは柔軟性が高いもので、あれこれ取り込めるのはわかるのですが、ちょっとやりすぎ感があるように見えます。結局のところ、かかわる各社各様の思惑がそのまま仕様に盛り込まれているようにも見えます。
また、AMDから見ると、これは対NVIDIA戦略の一環という側面が強いこと※1もあって、売り文句をなるべく多く用意したいというところもあるのかもしれません。
ついに NVIDIA から GeForce GTX 680 が発表されました。現在私が使用しているグラフィックカードは GeForce GTX 580 を搭載したものであり、次の製品に乗り換えるべきなのかどうなのかといったところで興味があり、いろいろと記事を読んでみました。個人的にもっとも参考になったのは「■後藤弘茂のWeekly海外ニュース■ NVIDIAが次世代GPUアーキテクチャ「Kepler」のベールを剥いだ 」です。GeForce GTX 680 の構造や仕組みなどがわかりやすく説明されています。