コラム」カテゴリーアーカイブ

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不調です

メインマシンが不調です。この関係でサイトの更新が思うように行えません。復調するまでこんな状態が続くと思います。ついでに私も不調です。鼻水と咳とくしゃみが止まりません。最悪です。


話は全然違うのですが、都心近郊で最大の本屋について疑問があります。今日の日経新聞記事によれば、丸善・丸の内本店が八重洲ブックセンターの4000平方メートルを超える5600平方メートルの店舗にするというものがでています。この記事を読む限り、この丸善・丸の内本店が都心最大の本屋、ということになりそうなのですが..。ジュンク堂書店のWebサイトによれば、同社の池袋本店が2001坪(つまり約6614.8平方メートル)だとしています。この数値だけを並べるとジュンク堂書店が一番大きそうなのですが..。実際のところ、どうなんでしょう?

次の製品

少し前の話題になりますが、インプレス社のケータイウォッチJ-フォン、J-SH51、J-K51の発売は2月以降という記事が出ています。確かに昨年の11月末に発表されたスケジュールでは既に1月中には新端末が発売され、昨年12月中旬にはJavaアプリの開発環境も公開されているはずでした。しかし、どのように計画が狂ったのかわかりませんが、現在にいたるまでいずれの動きもない状態が続いています。何かトラブルが発生しているのでしょうか? 気になるところです。(J-フォン専業ショップでは2月中旬とアナウンスしているようです。)

一方、NTTドコモiモード及びDoPa(9600bps・デュアルサービス)におけるパケット通信の高速化等を実施を予定していますが、この話もあまり聞こえてきません。iアプリのサイズが30キロバイトに拡張されるというのも大きな点です。従来の10KBはかなり強い制約であったことを考えると非常に魅力的です。まだ春までにはしばらくあるので、遅れているということもないのでしょうが、気になります。

J-フォンの件を含めて注目していきたいと思います。また、次のKDDIの一手も..。

FOMAで見れないページ

以前、インプレス社のAKIBA PC Hotline!iモード版FOMAで見ることができないということを紹介したことがあります。この件について少々掘り下げて調べてみました。

なお、AKIBA PC Hotline!のサイトを題材として取り上げているのは筆者がAKIBA PC Hotline!で初めて気づいた現象であるために取り上げているだけで、それ以上の意味はないことをあらかじめ述べておきます。

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FOMAカード

FOMAの特徴のひとつに、端末と回線契約が切り離されていることがあります。回線契約はFOMAカード側に存在し、FOMAカードを挿したFOMA端末がその契約として使用できます。このFOMAカードは、あまり知られていませんが現在のところ2種類存在しているようです。1つは大日本印刷製、もう1つは日本ジェムプラス製です。FOMAカードはNTTドコモに所有権があり、それを契約者が貸与されるという形であるため、どちらのカードが使用されるか契約者にはわかりません。そもそも、機能に差がないようなので気にすることもないとは思いますが。(余談ですが、貸与対象となるFOMAカードは当然販売物ではありません。しかし、なぜかJANコードが割り当てられています。大日本印刷製のFOMAカードは4942857105483、日本ジェムプラス製のFOMAカードは4942857105490です。)
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デジタル録音とプロテクト済みCD

CNet Japan Tech Newsの記事に「CDのコピープロテクトは違法か」という記事がでています。この中で興味深いのは、「(AHRAのもとでは)録音機器の使用を妨げるような技術を使えば、使用料の支払いを受ける資格はないように思われる」という部分です。これは日本のデジタル録音・録画機器に科されている私的録音補償金にも同様のことがいえるだろう、ということです。確かにコピーできないのであれば補償金を負担する必要などまったくないのです。今後日本でもコピーできないCDが発売されるとのことですから、このあたりがどうなるのか、きちんと見ていく必要がありそうです。

私としてはMP3化できず、なおかつパソコンでも聞けないCDは買いませんが..。CD専用機などのプレイヤー機器を私は所有していませんので(^^;

iモード契約3000万件突破

NTTドコモ発表によるとiモードの契約件数が本日3000万件を突破したのことです。このページでも今年中にiアプリ対応端末による契約も1000万件を突破しそうだと書いてきましたが、既に20日の時点で突破していたそうです。

ところで、この件は一般紙でも取り上げられているのですが、一部ではAOLの契約件数と比較した記事も見かけます。つまり、iモードサービスとISPの契約件数を比較しているわけです。この比較に意味はあるのでしょうか。iモードサービスの紹介で「インターネット接続サービス」とされていることがよくありますが、これは「インターネット接続サービス」とするのが正しいように思うのです。iモードはiモード規格のWebページと文字コードを採用し、さらにiモード規格のメールがインターネットをも経由できるサービスであり、これがまぎれもなくiモードサービスなのです。J-フォンのJ-SKYサービスでもなく、KDDIのEZwebサービスでもないのです。だからこそ、iモードが強みとなり、NTTドコモが現在の地位を得ているのです。この様なことから、iモードの契約件数とISPの契約件数を同列に論じることはできないと私は考えるわけです。

それはさておき、とにかくこの3000万件という契約数はすさまじいの一言です。

欧州版iモード

ようやく欧州でiモードサービスの実証実験が2001年12月20日から行われるとKPN Mobile発表しました。NECが提供する日本のデザインをベースにしたN21iという端末が投入されるということで、基本的には日本のiモードサービスと大きな差異はないもののようです。ただし、既に一部導入がされているWMLがデフォルトでサポートされているのが日本と異なるところでしょうか。

コンテンツの作り方もほとんど日本のiモードと同じなので、言語の壁さえ越えることができれば、日本で作成された膨大なコンテンツを欧州に投入できる可能性があります。コンテンツ提供各社も本サービス開始時には対応を表明するところが出てくるでしょう。また、この実証実験の段階から日本からはサイバードハドソンが先行してコンテンツの提供を開始するとのことです。この件に関して、サイバードのプレスリリースハドソンのプレスリリースがでています。

今後、このiモードサービスが順調に立ち上がればいずれJavaがサポートされる日も来るでしょう。そのとき導入されるJavaの仕様がDoCoMoProfileなのかMID Profileなのかが今から非常に興味深いところです。


さて、日本のiモードサービスですが、本日加入者数が2001年12月16日付けのデータに更新されました。それによるとiモード契約が29,744,000件、そのうち503iシリーズによる契約が9,880,000件とのことです。やはり今年中にiアプリ対応端末による契約が一千万件を突破するのは間違いなさそうです。

Lモード

NTT東西がはじめた固定電話向けiモードサービスといえるのが「Lモード」です。Lモードはiモードと同様のComptachHTMLと類似の画像ファイルを使用したサービスです。細かいところは結構iモードと違うのですが、CompactHTMLである点、絵文字がほぼiモード互換であること、画像ファイルがGIFであることなど、概ねiモードと同じです。(まだJavaは載っていませんが、同じようなソフトウェアコンポーネントで構成されるLモード対応電話ならば搭載するのも難しくないのではないかなぁ、と考えています。)

最もiモードとLモードで異なるのは加入者数です。固定電話を買い換えないとLモードサービスが受けられないのですが、固定電話は携帯電話と異なり一般家電メーカーがそれぞれに販売しているため、キャリアが補助付きで販売している携帯電話よりも高価であることや、買い換えサイクルが携帯電話よりも非常に長いことなど、現時点ではあまり普及しているとはいえない状態です。また、NTT東西が企画した固定電話の中にも、未だにLモードが搭載されていないものがあったりするのが残念です。どうせならば、完全にLモード搭載固定電話だけしか企画しないで、一気に普及させるくらいの覚悟をして欲しいなぁ、とか思います。