一つ前のメモで書いたように、次期Intel Galileoボードは「Intel Galileo Gen2」と呼ばれています。名前がわかったのでGoogleで検索してみたところ、“Maker Con Day 2 – AM Sessions – Rock N Roll Science”というブログがヒットしました。というより、このブログ以外のヒットがありませんでした:
このブログによると、Michael Bellsさん(IntelのNew Devices Group所属)が、Intel Galileo Gen2の特徴について以下の引用部分のように発表したとのことです:
Michael announced a Intel Galileo Gen2, to be released in June 2014. Higher resolution, faster GPIO, HDMI connector, standard serial connector, POE board.
(さかきけい意訳)
Michaelが2014年6月にリリースされる、Intel Galileo Gen2についての発表をしました。高解像度(高分解能)、高速なGPIO、HDMIコネクター、スタンダード・シリアル・コネクター、POEボード。
GPIOが高速になり、おそらくアナログも高分解能になり、さらにHDMIコネクターがつくとのことですからビデオ機能も実装され、スタンダード・シリアル・コネクターとのことなので、おそらく9ピンの通常のRS-232コネクターを搭載するのでしょう。最後のPOEボードという部分まで箇条書きなので、はずしている可能性もありますが、素直に読むとPoE(Power over Ethernet)対応で、電源供給はEthernetケーブル経由で行うボードなのかもしれません。
これはすばらしいことあり、しかし一方で難しいことでもあります。一般家庭ではPoE対応のハブなど使用していないでしょうから、本当にPoEなボードだとすると、いろいろと面倒なこともありそうです。これを解決できる専用のACアダプターあるいはケーブルが付属しているとよいのですが、果たしてどうなるでしょうか?
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2023年3月23日更新
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