IntelがPentium Pro(P6アーキテクチャ)以降で採用している、Microcodeのアップデートですが、これに関する分析を行っている「Notes on Intel Microcode Updates – Inertia War」というページを江添亮さんのブログ「Intelのドキュメント化されていないマイクロコードアップデート用のバイナリの考察 – 本の虫」経由で知りました。
今のところフォーマットと署名などに関する部分までの分析がなされていますが、結論は出ていない状況です。それでもいくつかの情報が出ており、興味深い分析が書かれています。
ただ、本当にこのフォーマットがわかってしまい、(それが実際に動くかどうかは別として)マイクロコードを誰でも書けるようになってしまうと、Intel CPUそのものをクラックしたり壊したりする、なんてことにもなりかねないので、これは判明しないままの方が多くの人の幸せになるんじゃないかなぁ、とか、ちょっと後ろ向きではあるんですが、そんなことを思ってしまいました。