Oracleのラリー、Googleのラリーを“口撃”──エリソン氏、Androidめぐり「Googleの行為は邪悪」 – ITmedia ニュース
ロイターからの翻訳記事です。
個人的にはエリソンさんの言い分にも理はあると思います。かつて、JavaについてSun Microsystems(現Oracleに吸収合併)とMicrosoftの間で争われたことの一部がOracleとGoogleの間で再現されているように見えます。Microsoft不利の情勢下で最終的には和解をし、MicrosoftはJavaから手を引いて.NETを生み出しました。
しかし、Googleとの間では今のところGoogleが優勢なのですよね…。個人的にはGoogleがやっていることは、結果的にJavaを分割しようとしたMicrosoftの取り組みとあまり変わらないことをしているように思います。※1
「Appleには優秀な人材が大勢いる。だがスティーブ(ジョブズ氏)の代わりになる人物などいない」
確かにそうですね。スティーブ・ジョブズさんがいたころの体制から、スティーブ・ジョブズさんがいない体制へ切り替える必要があります。今のところ、それが進んでいるのか、またうまくいっているのかは、私にはわかりません。逆に言うと、それほどダメな印象もないんじゃないかと思いますが…。
- このあたりの見解は、JavaがJava言語とJava仮想マシンなどをセットにしたプラットフォームとみるか、Java言語という開発言語の1種として見るかによって評価が変わるのかもしれません。私は前者の見方をしています。