Unofficial
"CLDC 1.1
+ MIDP 2.0"
API Reference.
(日本語版)

javax.microedition.lcdui
クラス AlertType

java.lang.Object
  上位を拡張 javax.microedition.lcdui.AlertType

public class AlertType
extends Object

AlertTypeAlert のインジケータの種類を提供します。 Alert は様々な種類に関連する情報をユーザーに提示するためにアプリケーションで使用します。 AlertType は、現在の Displayable を変更せずにユーザーに直接シグナルを提示するために使用することができます。 ユーザーに警告するために自発的に音を発生させるために playSound メソッドを使用することができます。 例えば Canvas を使用するゲームが成功や進行を示すために playSound を用います。 事前定義されているタイプは INFOWARNINGERRORALARM および CONFIRMATION です。

導入されたバージョン:
MIDP 1.0
関連項目:
Alert

フィールドの概要
static AlertType ALARM
          ユーザーが要求した情報を提供するための AlertType です。
static AlertType CONFIRMATION
          ユーザーが要求したオペレーションが完了したことを確認するための AlertType です。
static AlertType ERROR
          明らかに誤った操作あるいはエラーが発生したことを示す AlertType です。
static AlertType INFO
          警告やエラーなどではない一般的な情報を表す AlertType です。
static AlertType WARNING
          潜在的な危険性を伴う操作であることを示す、警告の意味を持った AlertType です。
 
コンストラクタの概要
protected AlertType()
          派生クラスのために保護されたコンストラクタです。
 
メソッドの概要
 boolean playSound(Display display)
          この AlertType オブジェクトに対応したサウンドを再生してユーザーに Alert を通知します。
 
クラス java.lang.Object から継承されたメソッド
equals, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait
 

フィールドの詳細

INFO

public static final AlertType INFO

警告やエラーなどではない一般的な情報を表す AlertType です。 例えばシンプルなスプラッシュ・スクリーンは INFO AlertType であるかもしれません。


WARNING

public static final AlertType WARNING

潜在的な危険性を伴う操作であることを示す、警告の意味を持った AlertType です。 例えば全データの削除など、通常は行わないような危険を伴う処理を行う際の確認時に使用します。


ERROR

public static final AlertType ERROR

明らかに誤った操作あるいはエラーが発生したことを示す AlertType です。 例えば不適切な入力を行ったために処理を行うことができないような場合に使用します。


ALARM

public static final AlertType ALARM

ユーザーが要求した情報を提供するための AlertType です。 例えば指定時間になったことを通知する際に使用します。


CONFIRMATION

public static final AlertType CONFIRMATION

ユーザーが要求したオペレーションが完了したことを確認するための AlertType です。 例えば比較的多くの時間がかかるオペレーションが終了した際に「処理を終了しました」といった情報を示す際に使用します。

コンストラクタの詳細

AlertType

protected AlertType()
派生クラスのために保護されたコンストラクタです。

メソッドの詳細

playSound

public boolean playSound(Display display)

この AlertType オブジェクトに対応したサウンドを再生してユーザーに Alert を通知します。 あらかじめ定義されている AlertType 以外ではこのメソッドは何も行わない可能性があります。

実際に再生されるサウンドはデバイスに依存します。 また、デバイスにサウンドを再生する機構が存在しないこともあります。 この場合、デバイスは他の代替手段(バイブレータや発光等)によって Alert をユーザーに伝えることがあります。

パラメータ:
display - AlertType が通知を行う対象の Display オブジェクトを渡します。
戻り値:
ユーザーに対して Alert の通知が行えた場合は true を、そうでなければ false を返します。

Unofficial
"CLDC 1.1
+ MIDP 2.0"
API Reference.
(日本語版)

公式仕様書原文の著作権表記等(※):

Mobile Information Device Profile Specification ("Specification")
Version: 2.0
Status: FCS
Release: November 5, 2002

Copyright 2002 Sun Microsystems, Inc. and Motorola, Inc.
All rights reserved.
※ただしこの API リファレンスは英語仕様を一語一句正確に翻訳したものではなく、一度私が英語の仕様原文を読んだ上で元の意味と構造をなるべく保つように書き起こしたものです。このため一部は完全に異なる説明となっています。また CLDC 1.1 部分は同仕様の範囲外であるため、まったく参考とはしていません。

※仕様書のライセンス上、問題は無いと考えておりますが、万が一問題があるとお考えの関係者の方がいらっしゃいましたらメールにて連絡をいただけると幸いに存じます(第一言語に日本語、第二言語に英語を希望しますが、返信は基本的に日本語で行います)。

この API リファレンスは仕様書の日本語版という位置づけでは作成していませんし、仕様書ほど厳格でもありません。MUST、SHOULD、MAY などの仕様の条件を強調する文を維持していません(反映すらしていない個所もあります)。仮想マシンおよび MIDP の実装のために使用することは避けてください。そのような用途には必ず公式仕様書原文そのものを用いるべきです。
この API リファレンスに記載されている内容は"さかきけい"が Sun Microsystems, Inc や Motorola, Inc、Java Community Process が公開している各種公式資料を元に、独自に調査・編集したものであり、Sun Microsystems, Inc や Motorola, Inc、Java Community Process 等とは一切関係ありません。したがってこの API リファレンスに関する問い合わせを関係各社等に対して行うことを固く禁じます。
また、記載された内容には既知か否かに関らず誤りが含まれる可能性があり、一切保証はありません。本 API リファレンスを使用した結果、不利益が生じたとしても"さかきけい"は一切の責任を負いません。
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