Unofficial
"CLDC 1.1
+ MIDP 2.0"
API Reference.
(日本語版)

javax.microedition.io
インタフェース UDPDatagramConnection

すべてのスーパーインタフェース:
Connection, DatagramConnection

public interface UDPDatagramConnection
extends DatagramConnection

このインタフェースは既知のローカル・エンド・ポイント・アドレスとのデータグラム接続を定義します。 データグラム・プロトコルはトランザクション指向であり、配信保証や経路上で複製された情報の単一化などは一切行われません。 データがストリームとして信頼できる転送を必要とするアプリケーションは SocketConnection を使用すべきです。

スキームが"datagram://"の URL 接続文字列を Connector クラスの open 系メソッドで開くと UDPDatagramConnection オブジェクトを取得できます。 URL 接続文字列がホストとポート・フィールドの両方を省略した文字列の場合、システムは利用可能なポートを割り当てます。 このインタフェースに存在するアクセサ・メソッドを呼び出すことでローカル・アドレスとローカル・ポートを取得することができます。

また、送付先アドレスを割り当てるために使用する Datagram.setAddress(String) メソッドに渡すデータグラム URL 接続文字列も、ここで説明する構文が有効です(例えば"datagram://host:port")。

Generic Connection フレームワーク接続文字列のための BNF フォーマット

URI は以下で指定する BNF 構文規則に従わなければなりません。 URI がこの構文規則に合致しない場合は IllegalArgumentException を throw します。

<データグラム接続文字列>::= "datagram://" | "datagram://"<ホストとポート>
<ホストとポート>::= <ホスト> ":" <ポート>
<ホスト>::= ホスト名またはIPアドレス(インバウンド(内部向け)の接続ではホストは省略します)
<ポート>::= 数字によるポート番号(システムが割り当てるポート番号を使用する場合は省略します)

導入されたバージョン:
MIDP 2.0

メソッドの概要
 String getLocalAddress()
          データグラム接続と結び付けられているローカル・アドレスを返します。
 int getLocalPort()
          データグラム接続と結び付けられているローカル・ポートを返します。
 
インタフェース javax.microedition.io.DatagramConnection から継承されたメソッド
getMaximumLength, getNominalLength, newDatagram, newDatagram, newDatagram, newDatagram, receive, send
 
インタフェース javax.microedition.io.Connection から継承されたメソッド
close
 

メソッドの詳細

getLocalAddress

String getLocalAddress()
                       throws IOException

データグラム接続と結び付けられているローカル・アドレスを返します。

外部のシステムからこのソケット接続の終了まで接続に使用することができるホスト・アドレス(IP アドレス)です。 IP アドレスはダイナミックに割り当てられる可能性があるため、リモート・アプリケーションは IP アドレスの再割り当てに対しての対策を持っている必要があります。

ローカルのホスト名を利用可能であるなら、System クラスの getProperty メソッドでシステム・プロパティ"microedition.hostname"を読み出すことで取得できます。

戻り値:
データグラム接続が結び付けられているローカル・アドレスを返します。
例外:
IOException - 接続がクローズしている場合に throw します。
関連項目:
SocketConnection

getLocalPort

int getLocalPort()
                 throws IOException

データグラム接続と結び付けられているローカル・ポートを返します。

戻り値:
このデータグラム接続と結び付けられているローカル・ポート番号を返します。
例外:
IOException - 接続がクローズしている場合に throw します。
関連項目:
SocketConnection

Unofficial
"CLDC 1.1
+ MIDP 2.0"
API Reference.
(日本語版)

公式仕様書原文の著作権表記等(※):

Mobile Information Device Profile Specification ("Specification")
Version: 2.0
Status: FCS
Release: November 5, 2002

Copyright 2002 Sun Microsystems, Inc. and Motorola, Inc.
All rights reserved.
※ただしこの API リファレンスは英語仕様を一語一句正確に翻訳したものではなく、一度私が英語の仕様原文を読んだ上で元の意味と構造をなるべく保つように書き起こしたものです。このため一部は完全に異なる説明となっています。また CLDC 1.1 部分は同仕様の範囲外であるため、まったく参考とはしていません。

※仕様書のライセンス上、問題は無いと考えておりますが、万が一問題があるとお考えの関係者の方がいらっしゃいましたらメールにて連絡をいただけると幸いに存じます(第一言語に日本語、第二言語に英語を希望しますが、返信は基本的に日本語で行います)。

この API リファレンスは仕様書の日本語版という位置づけでは作成していませんし、仕様書ほど厳格でもありません。MUST、SHOULD、MAY などの仕様の条件を強調する文を維持していません(反映すらしていない個所もあります)。仮想マシンおよび MIDP の実装のために使用することは避けてください。そのような用途には必ず公式仕様書原文そのものを用いるべきです。
この API リファレンスに記載されている内容は"さかきけい"が Sun Microsystems, Inc や Motorola, Inc、Java Community Process が公開している各種公式資料を元に、独自に調査・編集したものであり、Sun Microsystems, Inc や Motorola, Inc、Java Community Process 等とは一切関係ありません。したがってこの API リファレンスに関する問い合わせを関係各社等に対して行うことを固く禁じます。
また、記載された内容には既知か否かに関らず誤りが含まれる可能性があり、一切保証はありません。本 API リファレンスを使用した結果、不利益が生じたとしても"さかきけい"は一切の責任を負いません。
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