Webページ・コメンタリー」カテゴリーアーカイブ

“さかきけい”が興味を持ったWebページを紹介しつつコメントをつけるカテゴリーです。

続・本物のFM音源をUSBで接続

以前「本物のFM音源をUSBで接続」で紹介した、USBで接続するFM音源がついに秋葉原の店頭で販売開始したそうです:

私にとっては価格がやはりどうしても高く、気持ちとしてはほしいのですが財布がついていきません。涙を飲んで私は見逃し…かと思います。はい。今のところそんな心づもりです。

FM音源時代、本当に楽しかったんですよね~。あの時代はローランドのMT-32とか、CM-64(CM-32L+CM-32P)とか、MIDIも活発でしたね。本当に懐かしいです。

そういえば、このOPMボードは沖電気のADPCM音源MSM6258は載ってないっぽいですよね(ヤマハのADPCMとのデータ互換なく、苦労した思い出があります)。ということは、X68000互換、というわけではないのかな? もっとも、そういう言い方をすれば、OPNAの方も86音源互換のPCM音源はなく、代わりにDRAM(OPNAはDRAMを外付けするとADPCMが使いやすくなります:つけないとADPCMが使えないというのは誤った認識です)が載っていますね。

あぁ、こんなことを書いているとやっぱりほしくなります。悩ましい…。

PHP本家サイトにマルウェアが仕掛けられていた問題について

具体的な状況はよくわからないのですが、「Webブラウザが「PHP.net」へのアクセスを遮断、マルウェア配布の疑いITmedia エンタープライズ」という鈴木聖子さんによる記事によれば、PHPの総本山であるphp.netサイトにマルウェア(不正ソフトウェア)が仕掛けられた可能性があるとの指摘がでているとのことです。

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意外とOS XとWindowsの販売モデルが異なることは知られていない

「iWorkは水増しソフト」──MicrosoftがAppleに反撃ITmedia ニュース」という佐藤由紀子さんによる記事を読んでいて、1つ引っかかりました。それは以下の部分です:

なお、このブログでは新Mac OS「Mavericks」が無料であることには触れられていない。Windows 8の初のアップデートである「Windows 8.1」は無料だが、新規のパッケージ版は有料だ。

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ヤマハが新音源LSI「NSX-1」搭載Arduino用Shield「eVY1 SHIELD」発表

ヤマハが新しい音源LSIを発表しました:

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タモリさんが「笑っていいとも!」の2014年3月終了を認める

このメモらしくない話題ですが…。あえてカテゴリーに入れるなら「生活」といった気分です。

本日放送の「森田一義アワー 笑っていいとも!」の番組内において、司会のタモリさんが同番組が来年3月に終了すると発言したそうです:

1982年10月4日から放送を開始したそうですから、2014年3月末終了となるとほぼ31年と半年です。いつでもお昼にチャンネルを合わせれば「笑っていいとも!」が見られるという安定的な位置にこの番組はあったと思います。今はテレビのない生活なので、ずいぶんとご無沙汰してしまっているのですが、それでもこのニュースには心が動きました。まだ5カ月少々あります。この間に1度くらいは見てみたいものです。あぁ、できれば最終回は生放送で見たいなぁ。

3月末の2014年3月31日は月曜日ですね…(3月28日終了説もあるようです)。そのころには放送回数は堂々の8000回オーバー。今から有給休暇の取得を画策しますか 😉

そもそもとして、その前にテレビ見られるようにしないといけないですね。

TwitterのユーザーIDが31ビットを超えたと発表

Twitter Developersサイトのブログに掲載された告知「Moving to 64-bit Twitter User IDs」によると、2013年10月21日にTwitterのユーザーIDが31ビットを超えたそうです。※1

Twitterのシステム的には2009年に32ビットから64ビットに移行済みとのことですから、適切にTwitterのユーザーIDを扱うプログラムは64ビット整数値あるいは文字列として扱っている「はず」です。もしも符号付32ビット整数値(singed 32-bit integer)で扱っているプログラムがあると、それが不具合の原因になりえますので、この際移行するしかないということですね…。

このお知らせ自体、今年の1月22日に掲載されたものですから、基本的にはどのベンダーも対応してる…はずですよね。うん、きっとその「はず」。

安全のために7月までに終えることが推奨されていたのですから 😉

参考ニュース


2016年8月8日追記

このように本記事で書いたように31-bitを超えたというのが正しいようです。区切りが良くて目立つ数字を使う方向の正しくない記事が増えている現状は「煽りすぎ」というような気がしてなりません。今回のように技術的に語られるべき内容についてはもう少し「技術的見地」を前面に打ち出すべきだと考えます。


  • 符号付32ビット整数値(singed 32-bit integer)だと問題が出ると書いてあることから、31ビットであると判断しました。

Intelの14nmプロセスの歩留り問題は限定的?

Intelに半導体製品の製造委託をしている米国ALTERA日本語設定のブラウザーだと日本法人のページにリダイレクトされます)の日本法人である日本アルテラのハンス・チュアン社長のインタビュー記事が出ています:

この竹本達哉さんの記事によると、ALTERAの製品に関しては遅れるという話は出ておらず、当初の予定通り2013年末に「Stratix 10」などの製品のテストチップ出荷を開始するということで、現状では予定通りのようです。このことから、Intelの14nmプロセスの問題というより、HaswellからBroadwellの改定で変更した何かが歩留りに影響したのかもしれません(電源関係など、非ロジック部分での変更も行われているという話もありますし)。

そのように考えると、IntelのCEOであるBrian M. Krzanichさんによる「Broadwell以外はスケジュールに変更がない」との発言内容と一致するように思えます。

関連記事

Intel Iris Pro Graphics 5200のベンチマーク

PC Watchに「マウスコンピューター「LuvBook H」でIris Pro Graphics 5200の性能を検証」という記事が掲載されており、Intel Pro Graphics 5200のベンチマークが掲載されています。なかなかよい結果で、下位のディスクリートGPUを別に搭載する必要が全くなさそうな感じになっています。

一方で高性能な分、消費電力は増えており、バッテリーでの駆動時間はやや短めのようです。

気になるのはやはり重量ですかね…。もう少し軽くないと、持ち運びには厳しいです。構成を変更できるのかと思って、マウスコンピューター該当製品のページを見てみたら、すべて入荷待ち!! 😯 記事本文中には「マウスコンピューターより発売中」って書いてあったのですが、実際にはまだのようです。

表示品質やドライバーの確かさなどではAMD APUにまだ劣る部分もありますが、速度についてはそろそろあまり気にしなくてもよい時代になりそうです。Intelはプロセスを微細化するごとに搭載するGPUのユニットを増設し続けていますから、BroadwellあたりになるとまたGPU性能があがりそうです。

2013年10月23日追記

他にもいくつかベンチマークを取っているサイトがありますので、そちらも紹介します:

2012年のDRAM市場において過去30年間で初めてPC向けシェアが50%を割る

DRAM業界の近況を伝える記事を紹介します:

このR. Colin Johnsonさんの記事の翻訳記事(翻訳・田中留美さん)によると、

IHS iSuppliによれば、これまでDRAM市場において、PCが圧倒的な売上高シェアを占めてきた。しかし、2012年におけるDRAM市場の売上高に占めるPCのシェアは、過去30年間で初めて50%を下回る結果となった。

ということで、なんとついに昨年のPC向けのDRAMのシェアが50%を下回ったそうです。それだけ携帯情報機器のシェアが増えているということでもありますが、それにしても歴史的なことですね。PC向けのシェアが50%を割ったものの、売上高および容量の両方が伸長を続けているということで業界全体としては順調に成長を続けており、その上、最近の平均単価上昇で黒字化が一気に進んだという、DRAM業界にとってうれしいニュースとなったようです(ただし、携帯情報機器はPCほどメモリを搭載しないことから、伸長ペースは現状よりも遅くなる見込みだそうです)。

先日の「火災?でDDR3メモリの値上がり」の時にも書きましたが、下がりすぎた価格を調整しつつ、利益の出るような生産を続けるでしょうから、今後も長い目で見ればDRAMの平均単価の上昇は続くのでしょう。

Appleが昨年~今年販売の“MacBook Air”のSSD交換プログラムを実施

Appleが2012年6月~2013年6月に販売した「MacBook Air」の一部に搭載されている東芝製SSD(64GBと128GB)の交換プログラムを実施するそうです:

ここ数カ月、いろいろなサイトで該当「MacBook Air」の東芝製SSDが突然死するという報告が出ていましたが、この事象を米国Appleが確認したというところなのでしょう。該当するSSDを搭載しているかどうかをAppleの提供するソフトウェアを使用して判定し、該当するのであれば交換プログラムに参加できるとのことです。突然死でデータが取り戻せないということも多いようですので、該当SSDを搭載していることが判明したら、バックアップを早めに取ることをお勧めします。

なお、該当機種であってもSamsung Electronis製のSSDの場合は問題が発生しないそうです。このため、専用のソフトウェアでSSDが該当するものかどうかを判別する必要があるわけです。