Windows XPから「気持ち良く」移行するには? – ITmediaエンタープライズ
ITmediaさんのWindows XPからの移行記事に関する記事です。
発売から12年以上もサポートが継続してきた
昨日(2013年8月20日)更新の記事ですから、Windows XPが発売されてからまだ約11年10カ月です。なので「12年以上」ではないです。サポート終了時点で「12年以上」となる予定です。
ところで、個人的な観測ですが、MicrosoftはWindows XPに危険なセキュリティホールが発見された場合には例外としてパッチを提供する可能性が今後しばらくあるとみています。というのも、ほぼ同じソースコードを採用するWindows Server 2003 R2 Standard Edition (32-bit x86)の延長サポートが2015年7月14日まで継続するからです。ここからバックポートしてパッチを作るという可能性はゼロではないと考えています。※1
企業にとっては、XPを使い続けることのリスクがほかにもある。上述のセキュリティのリスクに端を発する「評判」のリスクだ。「セキュリティ的に危険だというXPを使っているあの会社は危ない」というネガティブイメージの拡散である。
確かに技術的なリスク以外にもこのリスクはありますね。私も同じように感じるかもしれないなぁ、と思います。特に今回の件ではセキュリティ上の対応としてWindows XPから移行するケースが多く、そうなると現場もセキュリティを理由にOSを切り替えたことを知っているわけです。にもかかわらず、目の前でWindows XPを使っている、というのはよくなく見えることでしょう。
それに、良くも悪くも現在は口コミ社会です。そこでネガティブな意味合いでWindows XPを使っている企業と言われてしまうのは避けたいところかもしれません。
「LibraOfficeのようなオープンソースソフトも一つの方法。実際に利用してみると、サポートにそれほど手間がかからず、コストも節約できる。使い勝手も時間が解決してくれる」(上述のIT担当者)という。
Microsoft Officeのファイル形式が特別必要ではなく、使い勝手が異なってもいいという場合には選択肢になりますね。私は結構Microsoft Officeラブなので、切り替えと言われるととても悲しくなりますが…。
VBAとか便利ですよ!
- Microsoftは危険なセキュリティホールを放置して受けるダメージと、それを回避するパッチをリリースすることでかかるコストではどちらが価値があるかという判断をセキュリティホールが発見されるたびに迫られることになるでしょう。