Adobeがサイバー攻撃を受け、約290万人のAdobe ID登録情報や一部製品のソースコードの漏えいを起こしてしまったとのことです。関連する公式発表および報道記事を以下に紹介します:
- [公式]お客様情報セキュリティに関する重要なお知らせ – アドビ システムズ
- [公式]Important Customer Security Announcement – Adobe
- [公式]お客様情報のセキュリティに関する重要なお知らせ – アドビ システムズ
- Adobeにサイバー攻撃 290万人のユーザー情報に不正アクセスの可能性 – ITmedia ニュース
- Adobeにサイバー攻撃、顧客情報290万人分抜き取り、製品のソースコードも – INTERNET Watch
- Acrobatなど製品ソースコードへの不正アクセスも:米アドビに不正アクセス、顧客情報290万件にアクセスされた可能性 – @IT
- アドビに不正アクセス–290万人分の顧客情報が漏えいか – CNET Japan
- アドビにハッカー攻撃、290万人に影響か=ハイテクサイト – WSJ.com
- Adobe、290万人の個人情報と製品ソースコード流出 – 不正アクセス受け – マイナビニュース
日本語訳された公式ブログ「お客様情報のセキュリティに関する重要なお知らせ」から個人情報関連の部分を引用します:
調査により現在のところ、攻撃者は当社のシステム上にあるアドビの顧客IDおよびパスワードにアクセスしたことが分かっています。また、攻撃者はお客様290万 人分の情報を抜き取ったと考えられます。アクセスされた情報には、顧客名、暗号化されたクレジット カードまたはデビットカードの番号、有効期限、および顧客注文に関連するその他の情報も含まれます。現時点で、当社システムからアクセスされたクレジット カードまたはデビットカード番号の暗号化が解除されたとは考えられておりません。
今まで奇跡的に1度も情報漏えい事件に巻き込まれたことのなかった私ですが、私はAdobe IDを持っていて、一部注文はアドビシステムズに対して行っていますので、誠に残念ながら漏えい情報の中に私の情報も入っている可能性があります。ただ、登録メールアドレスにAdobeからは何もお知らせが来ていないので、対象ではない可能性もあるようです。
もしも漏えいしていたとして、パスワードは全登録全部別なのでその意味での問題は限定的ですが、とりあえず忘れないうちに変更をしておこうと思います。Adobe IDをお持ちの皆様も早めに対応をされることをお勧めします。特に同じパスワードを使いまわしている方は、直ちに同じパスワードを使用しているすべてのサービスのパスワードを変更すること、そして、できるならば同じパスワードの使いまわしを止めることを強くお勧めします。