Unofficial
"CLDC 1.1
+ MIDP 2.0"
API Reference.
(日本語版)

javax.microedition.rms
インタフェース RecordComparator


public interface RecordComparator

このインタフェースは、どれがそれらに一致するか、それらの相対的なソートの序列位置を確かめるために2つのレコードを(実装が定義した方法にて)比較するコンパレータを定義します。 アプリケーションは2つの候補レコードを比較するこのインタフェースを実装します。 この実装は2つのレコードの序列を示す値を返します。 アプリケーションが指定した順にレコードをソートして返すために、compare(byte[], byte[]) メソッドは RecordEnumeration によって呼び出されます。 例えば:

     // データベースヘッダの最初に来るレコードを返します。 
     RecordComparator c = new AddressRecordComparator(); 
     if (c.compare(recordStore.getRecord(rec1), recordStore.getRecord(rec2)) 
              == RecordComparator.PRECEDES)
     return rec1;

導入されたバージョン:
MIDP 1.0

フィールドの概要
static int EQUIVALENT
          サーチあるいはソート・オーダーにおいて、2つのレコードが同じであることを示す定数(=0)です。
static int FOLLOWS
          サーチあるいはソート・オーダーにおいて、左(第1のパラメータ)のレコードが右(第2のパラメータ)のレコードに後続することを示す定数(=1)です。
static int PRECEDES
          サーチあるいはソート・オーダーにおいて、左(第1のパラメータ)のレコードが右(第2のパラメータ)のレコードに先行することを示す定数(=-1)です。
 
メソッドの概要
 int compare(byte[] rec1, byte[] rec2)
          rec1rec2 を比較し、適用するソート・オーダーを返します。
 

フィールドの詳細

EQUIVALENT

static final int EQUIVALENT

サーチあるいはソート・オーダーにおいて、2つのレコードが同じであることを示す定数(=0)です。 これは2つのレコードが同一であることを必ずしも意味しません。

関連項目:
定数フィールド値

FOLLOWS

static final int FOLLOWS

サーチあるいはソート・オーダーにおいて、左(第1のパラメータ)のレコードが右(第2のパラメータ)のレコードに後続することを示す定数(=1)です。

関連項目:
定数フィールド値

PRECEDES

static final int PRECEDES

サーチあるいはソート・オーダーにおいて、左(第1のパラメータ)のレコードが右(第2のパラメータ)のレコードに先行することを示す定数(=-1)です。

関連項目:
定数フィールド値
メソッドの詳細

compare

int compare(byte[] rec1,
            byte[] rec2)

rec1rec2 を比較し、適用するソート・オーダーを返します。 適用するソート・オーダーとルールは以下の通りです。

パラメータ:
rec1 - 比較のために使用する最初のレコードを渡します。 アプリケーションはこのメソッド内でこのパラメータを読み出し専用として扱わなければなりません。
rec2 - 比較のために使用する第2のレコードを渡します。 アプリケーションはこのメソッド内でこのパラメータを読み出し専用として扱わなければなりません。
戻り値:
比較結果に一致する、EQUIVALENTFOLLOWSPRECEDES のいずれかの値を返します。

Unofficial
"CLDC 1.1
+ MIDP 2.0"
API Reference.
(日本語版)

公式仕様書原文の著作権表記等(※):

Mobile Information Device Profile Specification ("Specification")
Version: 2.0
Status: FCS
Release: November 5, 2002

Copyright 2002 Sun Microsystems, Inc. and Motorola, Inc.
All rights reserved.
※ただしこの API リファレンスは英語仕様を一語一句正確に翻訳したものではなく、一度私が英語の仕様原文を読んだ上で元の意味と構造をなるべく保つように書き起こしたものです。このため一部は完全に異なる説明となっています。また CLDC 1.1 部分は同仕様の範囲外であるため、まったく参考とはしていません。

※仕様書のライセンス上、問題は無いと考えておりますが、万が一問題があるとお考えの関係者の方がいらっしゃいましたらメールにて連絡をいただけると幸いに存じます(第一言語に日本語、第二言語に英語を希望しますが、返信は基本的に日本語で行います)。

この API リファレンスは仕様書の日本語版という位置づけでは作成していませんし、仕様書ほど厳格でもありません。MUST、SHOULD、MAY などの仕様の条件を強調する文を維持していません(反映すらしていない個所もあります)。仮想マシンおよび MIDP の実装のために使用することは避けてください。そのような用途には必ず公式仕様書原文そのものを用いるべきです。
この API リファレンスに記載されている内容は"さかきけい"が Sun Microsystems, Inc や Motorola, Inc、Java Community Process が公開している各種公式資料を元に、独自に調査・編集したものであり、Sun Microsystems, Inc や Motorola, Inc、Java Community Process 等とは一切関係ありません。したがってこの API リファレンスに関する問い合わせを関係各社等に対して行うことを固く禁じます。
また、記載された内容には既知か否かに関らず誤りが含まれる可能性があり、一切保証はありません。本 API リファレンスを使用した結果、不利益が生じたとしても"さかきけい"は一切の責任を負いません。
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