Unofficial
"CLDC 1.0
+ MIDP 1.0"
API Reference.
(日本語版)

javax.microedition.io
インタフェース Datagram

すべてのスーパーインタフェース:
DataInput, DataOutput

public interface Datagram
extends DataInput, DataOutput

汎用のデータグラムの取り扱いを定義するインタフェースです。 このインタフェースは DatagramConnection インタフェースによって取り扱われるデータを定義しています。

DataInput インタフェースと DataOutput インタフェースを継承し、データグラムを扱うためのメソッドを追加定義しています。 これらの実装により、データをストリームとして取り扱うことができ、また必要に応じて reset メソッドでデータを指し示す位置を先頭へ戻すことができます。


メソッドの概要
 String getAddress()
          データグラムのアドレスを返します。
 byte[] getData()
          データグラムのデータ・バッファを返します。
 int getLength()
          データグラムの長さを返します(データグラムの長さとはデータ・バッファ内のデータの長さのことを指します)。
 int getOffset()
          データ・バッファ内のオフセットを返します。
 void reset()
          データの書き込みおよび読み取りのポインタをリセットし、オフセットおよびデータの長さをゼロにします。
 void setAddress(Datagram source)
          指定したデータグラムのアドレスを新しいデータグラムのアドレスにコピーします。
 void setAddress(String address)
          データグラムのアドレスを設定します。
 void setData(byte[] buffer, int offset, int len)
          データ・バッファ、バッファ内のオフセット、バッファ内のデータ長を設定します。
 void setLength(int len)
          データグラムの長さを設定します。
 
インタフェース java.io.DataInput から継承されたメソッド
readBoolean, readByte, readChar, readFully, readFully, readInt, readLong, readShort, readUnsignedByte, readUnsignedShort, readUTF, skipBytes
 
インタフェース java.io.DataOutput から継承されたメソッド
write, write, write, writeBoolean, writeByte, writeChar, writeChars, writeInt, writeLong, writeShort, writeUTF
 

メソッドの詳細

getAddress

String getAddress()
データグラムのアドレスを返します。

戻り値:
アドレスを文字列形式で返します。アドレスが設定されていない場合は null を返します。

getData

byte[] getData()
データグラムのデータ・バッファを返します。

戻り値:
データ・バッファを指す byte 配列を返します。

getLength

int getLength()
データグラムの長さを返します(データグラムの長さとはデータ・バッファ内のデータの長さのことを指します)。

戻り値:
データグラムの長さを返します。

getOffset

int getOffset()
データ・バッファ内のオフセットを返します。

戻り値:
データ・バッファ内のオフセットを返します。

setAddress

void setAddress(String address)
                throws IOException

データグラムのアドレスを設定します。

アドレスは“{protocol}:{target}”の形式で指定します。 {protocol} の名前と {target} の記述形式についてはデバイスの実装に依存します。

データグラムのアドレスを設定しない場合、オープンした接続のアドレスを使用します。

パラメータ:
address - 設定するアドレスを渡します。
例外:
IllegalArgumentException - アドレスが無効な場合に throw します。
IOException

setAddress

void setAddress(Datagram source)
指定したデータグラムのアドレスを新しいデータグラムのアドレスにコピーします。

パラメータ:
source - コピーするアドレスを含むデータグラムを渡します。
例外:
IllegalArgumentException - アドレスが無効な場合に throw します。

setLength

void setLength(int len)
データグラムの長さを設定します。 len による指定が負数な場合あるいはバッファを越えている場合には IllegalArgumentException を throw します。

パラメータ:
len - 設定するデータグラムの長さを渡します。
例外:
IllegalArgumentException - 指定された長さが不適切な場合に throw します。

setData

void setData(byte[] buffer,
             int offset,
             int len)
データ・バッファ、バッファ内のオフセット、バッファ内のデータ長を設定します。

パラメータ:
buffer - 設定するデータ・バッファを渡します。
offset - 設定するデータ・バッファ内のオフセットを渡します。
len - 設定するデータ・バッファ内のデータの長さを渡します。
例外:
IllegalArgumentException - offset あるいは len による指定が不適切な場合に throw します。

reset

void reset()
データの書き込みおよび読み取りのポインタをリセットし、オフセットおよびデータの長さをゼロにします。


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