コラム」カテゴリーアーカイブ

コラムに関するカテゴリーです。

Lモード

NTT東西がはじめた固定電話向けiモードサービスといえるのが「Lモード」です。Lモードはiモードと同様のComptachHTMLと類似の画像ファイルを使用したサービスです。細かいところは結構iモードと違うのですが、CompactHTMLである点、絵文字がほぼiモード互換であること、画像ファイルがGIFであることなど、概ねiモードと同じです。(まだJavaは載っていませんが、同じようなソフトウェアコンポーネントで構成されるLモード対応電話ならば搭載するのも難しくないのではないかなぁ、と考えています。)

最もiモードとLモードで異なるのは加入者数です。固定電話を買い換えないとLモードサービスが受けられないのですが、固定電話は携帯電話と異なり一般家電メーカーがそれぞれに販売しているため、キャリアが補助付きで販売している携帯電話よりも高価であることや、買い換えサイクルが携帯電話よりも非常に長いことなど、現時点ではあまり普及しているとはいえない状態です。また、NTT東西が企画した固定電話の中にも、未だにLモードが搭載されていないものがあったりするのが残念です。どうせならば、完全にLモード搭載固定電話だけしか企画しないで、一気に普及させるくらいの覚悟をして欲しいなぁ、とか思います。

静電気の多い季節

この季節は静電気が多く発生します。ちょっと何かに触ると「ぱしっ!」という音ともに小さな閃光が走るのを1日数回は見るのではないかと思います。先日、FOMA N2002でiモーション再生中に人に端末を渡そうとしたところ、この閃光が「すぱん!」という感じで発生しました。次の瞬間FOMA N2002のディスプレイはぐちゃぐちゃの派手派手な状態に変貌、数秒後に自動的に電源がおちる、ということが発生しました。幸い再度電源を入れたところ、正常に起動したため、端末自体には悪影響はなかったようです。それにしても、静電気でクラッシュする携帯電話を見たのは初めてだったので非常にビックリしました。

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ニフティの富士通からソニーへの売却交渉

日経新聞社のWebサイトによると「ソニー、ニフティ買収へ富士通と交渉」という記事が出ています。これによれば、ソニー富士通の首脳部がニフティの売却(ソニーにとっては買収)に関して11月上旬から交渉に入っているということです。このサイトも半分はニフティ上に置いており、私にとっても無関係ではありません。

ただ、ネゴシエーションは行っているものの何も決定していないと富士通のプレスリリースソニーのプレスリリースが出ています。実際にどうなるのか注目していきたいと思います。

iアプリ端末の数と実際の稼動数

12月9日付でiモードサイトで公開されているiモード契約者数とそれに占める503iシリーズの端末数が更新されました。それによると、iモード契約件数は29,531,000件、そのうち503iシリーズによる契約が9,600,000件となっています。あと2週間で確実に503iシリーズの契約はは10,000,000件を超えるでしょう。

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FOMAに対する評価

一般的なFOMAに対する評価は概ねマイナス傾向のものが多いように感じています。私もFOMAを使用しているのですが、FOMA端末を取り出すと、「え?」とか「物好きですね」とか言われることがそれなりにあります。これは他方式の端末を取り出したときにはあまりない反応で、意外なほどにマイナスな評価がFOMAに対して広まっているなぁ、と感じるところです。

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キャリア各社のシェア

電気通信事業者協会(TCA)データによれば、NTTドコモJフォンは純増を順調にキープしているものの、KDDIは純減とのことです。しかし、純減のKDDIもcdmaOneだけを見れば純増であり、従来のデジタルを使用していたユーザーがcdmaOneではなく他キャリアへ移動してしまっている感じでしょうか。ツーカーは例によって純減で、今後の見通しが難しい状態にあるようです。NTTドコモのFOMAは3000契約の純増となり、全体で14000契約まで伸びています。これが少ないと見るか多いと見るかは現在の使用可能エリアに対する評価によって大きく異なってきそうですが、私としてはまぁまぁ伸びているように見ています。

PHSではDDIポケットが1200契約の純増ということで、AirH”が定着してきたようです。NTTドコモの契約が増えているのはAirH”を使用するほどではないものの、モバイルでPHSの魅力を感じる人が1台目の契約がNTTドコモであるため、2台目もNTTドコモにしているために増えている感じなのでしょうか。しかし、アステルグループがマイナス7000契約であり、全体としてはマイナス1700契約となっています。今、PHSは苦しい状態にあるのは間違いないと思いますが、データ通信の安定性や音声通話における音質のよさ、価格の安さは十分評価に値すると思います。もう少し注目を集めてもよいのではないかなぁ、と思います。

Generic Connectionフレームワークの実装とiアプリ

iアプリはネットワークとJARファイル、スクラッチパッドへのアクセスにJ2ME CLDCで定められたGeneric Connectionフレームワーク(汎用接続フレームワークとも呼ばれます。)を使用します。このうち、ネットワークに関してはDoCoMoProfile特有のcom.nttdocomo.io.HttpConnectionオブジェクトを使用します。(ちなみに、MIDPではjavax.microedition.io.HttpConnectionを使用しますが、これはMIDPに属するものでCLDCに属するものではありません。)

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電池が2個あるということ

ご存知の通り、FOMAにはデフォルトで電池が2個ついてきます。これはFOMAの電池の持ちが非常にタイトで、普通に使っているといろいろと不都合であろうということなのでしょう。というわけで、FOMAを使っている私も電池を2個使っています。

最初は2個も使い分けるなんていやだなぁ、と思っていたのですが、最近は2個あると快適だなぁ、と思うようになりました。当然、ただ単に2個あっても便利でもなんでもなくて、バッテリ単体での充電器を買ってから便利だと思うようになりました。

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iアプリ対応端末の台数

書こうと思っていたらZDNet Japan Mobile Channelに先を越されてしまいました(^^;が、iアプリ対応端末は猛烈な勢いで増えています。2001年12月2日付けのデータ(iモード対応端末より、「iMENU→DoCoMoメニュー→ドコモホームページ→関東・甲信越→DoCoMoからのお知らせ→iモード契約者数」とページを選択していくと見ることができます。)で、ドコモグループ全体のiモード契約数が29362000件、このうちiアプリ対応503iシリーズでの契約が9370000件と、とにかく数の上ではダントツです。

iモード契約の約32パーセントがiアプリ対応端末というのですから、もうこれは本当にすごい勢いで普及しているといえます。既にiモードと同様にデファクトスタンダードと言えるかもしれません。今年はあと26日ありますが、ペースが落ちなければ今年中に1000万台を突破するのは間違いないでしょう。