インプレスのケータイWatchの記事「NTTドコモ端末売れ筋ランキング・東京(5月30日~6月5日)」によれば、504iシリーズよりもSH251iの方が売れているようです。iモードユーザーの中でもカメラ付きの端末は待ち望まれていたのだなぁ、と実感できるデータです。
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FOMAのメール仕様は本当に悪いのか?
ZDNet Mobileが2002年6月4日付けで「FOMAはメールも第3世代? 人騒がせなFOMAのEメール」という記事を掲載しました。この記事を要約すると、
- NTTドコモのFOMAからDDIポケットのライトEメールへメールが届くと「添付あり」と表示されるが実際には添付が存在せず、接続料金の5円が余計にかかる。
- この原因はFOMAのメールヘッダの
Content-Type
が常にmultipart
であるのが原因である。 - 他のキャリアや一般的なメールソフトで問題なくメールが受信できるのは
Content-Type
を無視しているからだ。 - 可視テキスト(
text/plain
)メールに添付が無いのにContent-Type
にmultipart
をつけるのは誤りである。 - この誤ったヘッダを出すFOMAのメールサーバーを改修すべきだ。
というものです。
P504i発売とP2002発表
P504i発表
NTTドコモが「iモード対応携帯電話の新機種を発売」というプレスリリースを出しました。これによれば松下通信工業製のP504iが6月5日(水)から発売になるとのことです。薄型でキュートな感じで、女性に受けるのではないかと思います。また、最近の大型化した端末では胸ポケットへ入れるのが難しい(違和感がある)ものが多かったのですが、これならば入りそうです。背面のディスプレイをiアプリ上から制御することができたり、比較的前評判の高いiアプリの実行性能等、かなり注目の端末が登場したといえそうです。
週刊iガイドにみるNTTドコモの戦略あるいはジレンマ
SO504i発表
NTTドコモが「iモード対応携帯電話の新機種を発売」というプレスリリースを出しました。これによればソニーエリクソンモバイルコミュニケーションズ製のSO504iが6月3日(月)から発売になるとのことです。デザインが新しくなり、より多くの層に受け入れられるようになったのではないかと思います。メールの入力などに威力を発揮するPOBoxも引き続き採用されており、ジョグダイヤルとPOBoxに魅力を感じるユーザーにとっては先行機種を見ながら待ちに待った(というほどでもない?)発表でしょう。
これで未発売の機種はP504iだけになりました。
注目のN504iと他の504i各機種比較
昨日29日に発売されたN504iですが、F504iやD504iより急ピッチに売れているようです。ただ、入荷量が限られるようで一部の店頭では既に売り切れが発生している模様です。売れ行きが好調な理由はNTTドコモ向け端末として「Nブランド」が定着していることと、現在発売されている504iシリーズの中では価格が安価であることも影響しているでしょう。しかし、外観がほとんど変わっていないため、コアなユーザー以外にはあまり積極的に訴えかける部分が少ないような気がするのも確かです。中身については当然それ相応の変更が加わっており、どこからどうみても新機種なのですが..。NシリーズはNシリーズで外見は完成したものであるという認識によるものなのかもしれません。往年のPC-9800シリーズをふと思い出してしまうのは..。
このあたりのデザインや電話機としての評価は各社のニュースサイトで十分に行われていると思いますので、iアプリを動かすプラットフォームとしてみたときの評価(と言うか感想)を書きたいと思います。
N504i発表
NTTドコモが「iモード対応携帯電話の新機種を発売」というプレスリリースを出しており、これによればN504iが29日(水)から発売になるとのことです。液晶の解像度が大幅に上がっており、162ドット×216ドットにもなっています。これはP2101Vに次ぐ解像度です。また、シャープ製の2Dフォーマット「E-アニメータ」にも対応しています。これはiアプリでの制御にも対応しており、VisualPresenter
クラスで再生を行うことができます。
日本電気はNTTドコモ端末のシェアトップであり、504iにおいても主流の本命とも言われています。しかし、今回は現在同シェア第2位の松下通信工業のP504iも注目度が大変高くなっており、今後のシェア争いが楽しみなところです。
504iの3Dグラフィックス機能
504i向けのiアプリでは、3DグラフィックスAPIがiアプリ拡張APIとして提供されます。公開されているAPIリファレンスを見るとわかるように、3DグラフィックスAPIは2種類存在し、「iアプリコンテンツ開発ガイド for 504i ~ iアプリオプション・iアプリ拡張編 ~ 第1.0版」によればそれぞれを高レベル3DグラフィックスAPI(com.nttdocomo.opt.j3d
パッケージ)および低レベル3DグラフィックスAPI(com.nttdocomo.opt.j3d2
パッケージ)と呼んでいます。
504iシリーズ正式発表
NTTドコモがiモードの高速化及び機能向上に伴う対応携帯電話機を発売というプレスリリースを発表しました。これによれば、当初発売される機種は三菱電機製D504iと富士通製のF504iの2機種で、発売は24日からとされています。NTTドコモによる両端末の紹介ページは以下の通りです。
すでに富士通ではFM WORLD.NETにF504iのページが公開されています。カタログPDFも公開されているので、詳しく知りたい人は要チェックです。なお、これを書いた時点(午前11時半)では三菱電機はまだD504iのページを公開していません。
504iシリーズ共通の特徴かどうかはわかりませんが、D504iとF504iはDoPaによるパケット通信をサポートしています。従来は50xiシリーズではサポートしていなかっただけに目新しさを感じます。このDoPaはiモードの通信速度と同様に下り28800bps、上り9600bpsの通信となっています。なお、DoPaのみの契約はできず、必ずiモードと共に契約しなければならないとされています。
結局、三菱電機は本日中にD504iのページを公開しませんでした。発売後に掲載するのかもしれません。