ヤマハが新しい音源LSIを発表しました:
「歌って」「奏でる」そうです。しかも、1つの音源LSIでは、同時にはこのどちらか片方のみが可能で切り替えは不可能とのことです。以下に該当部分を引用します:
※ 「Real Acoustic Sound」と「eVocaloid™」を同時に使用することはできません。事前にどちらの音源をプリインストールするか選択する必要があります。
なので、実際に歌わせつつ奏でさせる場合には2チップが必要になるようです。
この音源の一般向け製品として、Arduino用Shield音源「eVY1 SHIELD」をスイッチサイエンスが販売するそうです。先日、IntelがQuark SoC X1000でArduino互換ボードGalileoを1発目の製品に持ってきていましたが、ヤマハのこの新音源も同じ展開になるようです。今のところ同社のサイトには存在しないようです。これを実際に作ったあるいは設計したのはヤマハだったりするのでしょうか?
また、学研教育出版の「大人の科学」シリーズでもこの新音源LSIを搭載したものが出るそうです。
昔は製品投入はいつなんだろう、とか、そんな風に思いながらニュースリリースを眺めることが多かったのですが、最近は素早くハードウェアが投入されることが増えてきて面白いですね。
2013年10月29日追記
本日なんとなくスイッチサイエンスのページを見に行ったところ、「eVY1 Shield(足長ピンソケット付き)」と「eVY1 Shield(ピンヘッダなし)」の2つのバリエーションがが掲載されていました。「足長ピンソケット付き」はすでに売り切れていますね…。大人気のようです。
狙い目は在庫多数の「ピンヘッダなし」かもしれません?