Twitter Developersサイトのブログに掲載された告知「Moving to 64-bit Twitter User IDs」によると、2013年10月21日にTwitterのユーザーIDが31ビットを超えたそうです。※1
Twitterのシステム的には2009年に32ビットから64ビットに移行済みとのことですから、適切にTwitterのユーザーIDを扱うプログラムは64ビット整数値あるいは文字列として扱っている「はず」です。もしも符号付32ビット整数値(singed 32-bit integer)で扱っているプログラムがあると、それが不具合の原因になりえますので、この際移行するしかないということですね…。
このお知らせ自体、今年の1月22日に掲載されたものですから、基本的にはどのベンダーも対応してる…はずですよね。うん、きっとその「はず」。
安全のために7月までに終えることが推奨されていたのですから 😉
参考ニュース
2016年8月8日追記
@TwitterDevJP 3時間前に作成されたアカウント(@64bit_test)のIDが0x801644BAです。「31ビットに収まらなくなった」の間違いではないでしょうか?
— kusanoさん@がんばらない (@kusano_k) 2013年10月22日
このように本記事で書いたように31-bitを超えたというのが正しいようです。区切りが良くて目立つ数字を使う方向の正しくない記事が増えている現状は「煽りすぎ」というような気がしてなりません。今回のように技術的に語られるべき内容についてはもう少し「技術的見地」を前面に打ち出すべきだと考えます。
- 符号付32ビット整数値(singed 32-bit integer)だと問題が出ると書いてあることから、31ビットであると判断しました。