総務省が中心となって、不正サイトへのアクセスを表示する前に注意喚起ページを表示する実証実験をするという記事が出ていました:
- 「ACTIVE」の実施及び「ACTIVE推進フォーラム」の開催 – 総務省
- 総務省、不正サイトへのアクセス時に注意喚起 NTTやKDDIら官民で共同実験 – ITmedia ニュース
- 総務省、国民が悪性サイトにアクセスしようとしたら注意画面を表示 – INTERNET Watch
これ、どうやって実現するんでしょうね? 各プロバイダー(ISP : Internet Service Provider)に専用のプロキシーサーバーでも立てて、利用者がそれを使いたい場合にはそれを経由するというような方法でもとるんですかね? そうならばいいんですけど、もしもプロバイダーのDNSサーバーの情報に手を入れて実現しようとしているなら、私はこの取り組みには反対です(早くDNSSECが浸透するといいんですが)。
情報が少なくて仕組みが全く分からないので何とも言えませんが、いずれにしても利用者の同意が必要な取り組みに思えます。私には不要なので、私は不同意にしたいです。一方で私の母のように、ITリテラシーがない人には必要な気もします。難しいところですね…。
いずれにしても、これは民間がサービスとして考えるべきことで、総務省が介入する必要はないような気がします。ここでやろうとしていることは、既存のセキュリティー会社が提供するソフトウェアの機能とさほど変わらないですよね?