発売されたばかりのiPhone 5sですが、恒例とはいえさっそく分解されています。
Rick Merrittさんの記事の翻訳記事で、ふんだんに写真がありますので、まずは眺めてみるだけでも面白いと思います。
「M7コプロセッサ(M7モーションコプロセッサ)」がAppleによる独自プロセッサーではなく、社外調達品であるというのが新しい情報ですね。ARM Cortex-M3コアであることはわかっているようですが、それとともに集積されているであろう他のデバイスについては特に記載がありません。具体的にどのような機能を持ったチップなのか、というのはもう少し情報が出回るまでに時間が必要になりそうです。
「A7プロセッサ(64ビットアーキテクチャ搭載A7チップ)」は、引き続きサムスン電子製だとのことです。法廷でも市場でもバトルを続ける相手に主要半導体を製造委託しなければならないAppleの立場が微妙ですね。
ところで、最後の写真の下に以下の記載のあります:
「A7プロセッサ」内部の刻印部分。「APC0698」の文字が確認できる
これは「APC0698」ではなく「APL0698」に見えませんか?→写真
というわけで原文(Apple M7 From NXP, Says Chipworks)を確認しようとしたのですが、2ページ目は会員登録が必要だったのでそのまま断念しました。