私が以前いた職場には二人の中国人がいました。この二人は直接中国語で会話ができないらしく、いつもたどたどしい日本語で二人が話しているのを見かけていました(片方の人は英語ぺらぺらなんですが、もう片方の人が英語ができなくて、二人の共通語が日本語という状態だったのです)。それから数年してこのエピソードをとある別の中国人に話したところ「え? そんなことないですよ~、担がれたんじゃないですか?」とか言われました。
で、なんだかもやもやしていたわけですが、先日こんな記事を見つけました。
如月隼人さんによる、前者の記事から引用します:
中国政府・教育部は「推進週間」の発表にあたって、「わが国では4億人以上が、普通話での意思疎通が出来ない」と、長年の努力にも関わらず、国民全体が自然な会話をできない実態を認めた。
ですよねー!
というわけで、私の見た状況は1/3くらいの確率で起こることだったということです。都市部に住んでいて、他の地方の中国人と接点がない中国人はこういうことが起こっているということ自体を知らないのかもしれませんね。あるいは、「とある別の中国人」に担がれたのかもしれません 🙂