NSA長官がハッカーカンファレンスで講演市販製品を利用? 米国政府のネット情報収集手法が判明 – TechTarget Japan
NSAの長官が「敵」※1のまっただ中で発表を行ったという興味深い記事です。
アレクサンダー氏は、「事実に耳を傾け、マスコミの報道を何もかもうのみにしないでほしい」と訴え、こう締めくくった。
これはその通りで、複数の情報ソースから情報を得て自分で判断する必要があるということです。つまり、対立する双方の意見をうのみにする必要はないにしても聞かなければならないのです。ある程度のベクトル※2がかかっているにしても、その中には相当な真実も入っているはずだからです。
片方が気に食わないからと言って一方が配信する情報に耳をふさいで、自分の気持ちのいい情報だけを受け取り続けると、知らず知らずの間に見識が偏ることになります。そのことに気付けているかどうかが、この情報の洪水の中で生きなければならない現代人の生命力にかかわってくると私は考えています。
もちろん、このページの情報も私の主観に左右されているので結果としてベクトルは当然かかっています。
※最初に私が見たときは会員登録不要だったのですが、のちに変更されたようです。書いてしまったのでそのままにします。※3
- 「」でくくっている通り実際は敵ではありませんが、スノーデン容疑者の件もあり、一部主義主張上というか、ポリシーというか、そういうもので敵対しているかと思ったので「敵」と表現しています。
- ここでいう「ベクトル」とは「情報の意味を指し示す方向性」という意味合いで使っています。
- 基本的に会員登録が必要なページは紹介しない予定です。