15年ぶりくらいになんとなく「セガ メガドライブ(SEGA GENESIS)」を取り出して動かしてみようと思いました。ACアダプター、本体、ソフト、ケーブル、コントローラーがあって、まぁ、本体の箱とかはないんですけどね。
とりあえず久しぶりということで、危ないのはACアダプターだろうと思って念のために接続する前にテスターで測ってみたんです、電圧。そしたら本来DC 9 Vのはずの出力がDC 13.33 Vにもなってる 😯
うわー、あぶない。つながなくてよかったです。
というわけで、当たり前ではあるのですが、古いゲーム・マシン(に限らず、ですが)を引っ張り出してきて使う場合には念のために慎重になった方がよいようです。
メガドラは内部の三端子レギュレータで電圧を5Vに安定化しているので
極性があってれば何をつないでもだいたい動きますよ。
(そのACアダプタはそれなりの負荷をかけたら9Vになりますよってことで
9Vって書いてあるんだとおもいます)
確かに負荷によって電圧レベルが変わるというのはありそうですね。
これを書いたころは電源について(というより電気回路そのものについて)あまり詳しくなかったころで、そこまで頭が回りませんでした。
いまも詳しいというレベルには全然達することができていないので日々勉強です。
メガドライブに限った話ではありませんが、昔のACアダプターはトランス式で、無負荷時は定格電圧の1.5倍程度の電圧があるのは仕様です。
なので、そのACアダプターをメガドライブに使用しても何の問題もありません。
メガドライブ本体側もトランス式のACアダプターに対応した設計です。
トランス式のACアダプターは定格電力まで負荷をかければ定格電圧まで電圧が降下する仕様になっています。
昔のゲーム機がトランス式のACアダプターを採用していた理由は、現在、ほとんどの機器で使われているスイッチング式のACアダプターよりトランス式のACアダプターの方がノイズに強く、より綺麗な映像や音声を出せる事を狙ったためだと思われます。